新最近みた映画(123)

【映画 暗殺教室】 羽住 英一郎
 山田 涼介、椎名 桔平、菅田 将暉、山本 舞香。声の出演 二宮 和也。漫画原作の映画化。全く興味無かったのだがキッズが卒業編の方の映画見たいと言っていたので先に前作をビデオでかりてみた。地球破壊を宣言する謎の生物 命名”殺せんせー”の暗殺を落ちこぼれの中学生3Eの生徒が託された。期限までに殺せんせーを殺せば地球は救われる。そして賞金が100億円。
 設定からストーリー運びまで漫画チックでかなり粗め。辻褄とかリアリティとかあまり考えてはいけない作品ですね。殺せんせーの造形とキャラクターは独自性あり興味深いですが。本作ではさまざまなプロットがちりばめられてほとんどの謎が解けないで終わってしまいます(^^; つまり卒業編を見ろっ!ってことなのね。しかし、本作から卒業編までの公開タイムラグが1年とけっこう長い。うちらはすぐ見るけどこんなに謎をぶちまけといて1年も空けるとは殺生な...。
 高校生役の役者は見たことない人ばかりでフレッシュで良かったです。
(★★★)

【海月姫】 川村 泰祐
 能年 玲奈、菅田 将暉、長谷川 博己。オタク女子が住む男子禁制のアパートに女装男が入りびたるようになってしまう。これが大家にばれたら大変なことに!主人公の月海はクラゲおたく。その他のオタクは映画の長さの時間の制約ということもあってあまり目立たないのですが、和モノオタ、鉄オタ、三国志オタ、枯れ専というかなりマイナーな部類のオタですね、というよりそんなオタあんのかい!?
 女装男の鯉淵家の父は政治家で兄はその後継が予定されています。少女漫画だと政治家ってけっこうステージ高めの金持ちという描かれ方するのですが、現実はそんな単純なものじゃない。世襲政治家はボンボンみたいなロクデモナイのばかりだし、世襲でない野党政治家は優秀でもいつも選挙に落ちる可能性あり資金もカツカツという大変な状況なんだけどね。
 本作での一番の驚きは菅田 将暉の女装。女装すると女にしか見えません。しかもキレイ。体のラインから足からしぐさから表情から女!さすがに声は男だけどそれも言われなければわからないだろう。なのに女装してないときは普通の兄ちゃんでそんなイケメンでもないという不思議。ちなみに彼は暗殺教室の業役で出演していてなかなかの存在感だったのですが、これから注目の役者だろう。
 能年もあまちゃんブレイクの後の絶頂期に本作に出演してなかなかハマリ役ですが、事務所とのトラブルとかいう噂あり本作以降は正に干されている状態で2年近くテレビも含め仕事していません。何のトラブルかわかりませんが芸能界ってイヤなとこですね...。能年さんはいい役者なのにいつまで飼い殺し状態なんでしょうか...。
(★★★☆)

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新最近みた映画(122)

【怪盗グルーの月泥棒】 クリス・ルノー、ピエール・コフィン
 スティーヴ・カレル(笑福亭鶴瓶)、ジェイソン・シーゲル(山寺宏一)、ラッセル・ブランド(伊井篤史)。ユニバーサルのフルCGアニメ。怪盗グルーシリーズの1作目。2作目見て謎が多かったので1作目DVDレンタルしようかと思ったらいつも貸出中だったので、リセールで安くなっていたのを買って見た。その後感想文書いてなかったが、3作目のミニオンズの感想文書くにあたり思い出して書いてみた。
 ミニオンズがなんでうまれたかというのが気になって見たところがあるのですが、本作ではミニオンズの謎はほとんど解明できませんでした(^^; 既にグルーと一緒に暮らしており、博士も既にいる。でも、本作では主役はまぎれもなくグルー。泥棒の腕は一流だが、性格ヒネたオッサンというおよそキッズ映画の主役らしからぬキャラクター。それが行きがかり上キッズの面倒見るハメになりという、スリーメンアンドベイビーっぽい展開。まあ、これはこれで面白かったが、やはり女性の描き方が奇妙だ。キッズはかわいいのだが。
 ミニオンズはストーリー展開とはほとんど関係ないニギヤカシの存在。けれど、グルーだけではおそらく本作の続編は作られなかったのだろうなと思う。よくわからないが不思議な魔力がミニオンズにはあるようだ。
 ちなみに本作DVDをうちのキッズは一回見ただけで二度と見てません(^^;
(★★★)

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新最近みた映画(121)

 それにしても最近感想文が書けてない!映画はみてはいるのだが。

【アイアンマン3】 シェーン・ブラック
 ロバート・ダウニー・Jr、グウィネス・パルトロー、ドン・チードル、ガイ・ピアース。飛行機に乗るといつもやってる映画アイアンマンの最新作を飛行機で見ました。今回のパワードスーツは改良され自立して飛んできて体にひっつくようになっています。しかし、まだ完璧ではない感じ。敵の方はどういう仕組みかわかりませんが生身の人間が高熱を発して強くなり、からだがちぎれても修復していまいます。言ってみれば無敵で打つ手なし(^^; 敵は米国に対して憎悪しているようで米国大統領を狙っている。
 アイアンマン2は胸の核融合ユニットの毒に侵されて痛そうだったが今回はそんなそぶりは全くない。しかし、精神的にうつっぽい状態で生きることがたいへんそう。こういう設定って現代向きなのかな?
 敵が熱くなる生身の人間というのがどうも見ていて冷める(^^;やっつけても修復しちゃうし...。ターミネーター2にもなんにでも形を変えるロボが出てきたがこういのなえるんだよね(^^;
 前作もたいして面白くなかったけど、この程度の映画で世界中で大ヒットしちゃうものなんだね。ブランドをつくるのが大事ってことか...。しかし、ロバート・ダウニー・Jrはいい俳優なんだけどアイアンマンのイメージがつきすぎちゃったね。
(★★☆)

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新最近みた映画(120)

【精神】 想田 和弘
 観察ドキュメンタリー映画第二弾。山本昌知医師が開いている精神科診療所“こらーる岡山”を訪れる人々を追ったドキュメンタリー。10人程度の患者が入れ替わり立ちかわり、時には一緒に登場する。比較的年配の人が多いがある意味普通の人たち。そもそも精神病とそうでない人の違いはなんだろうか?普通という基準は実にあいまいだが、精神病院に通わないと生活が送れない人が精神病なのだろう。
 こらーる岡山は山本医師が背負ってるような診療所。彼がいるから患者がやってきます。精神病の治療は投薬とカウンセリングがあるのでしょうが、本作はカウンセリングがメイン。山本医師は聞き役で、中には本当かウソか、すごい告白をする人もいます。精神科医というのも実にたいへんな仕事でなかなか勤まるものではない。
 彼らを被写体にドキュメンタリーを撮るというのもたいへんなことだったろう。なにしろ自殺のフチに足をかけてる人たちですから。撮ることによって背中を押してしまうこともあるでしょう。
 本作に出てくる人はどちらかと言えばなんで精神病院に通う必要があるのだろうと思えるような人たちだった。精神病と言うと、オリに閉じ込められて奇声をあげてるようなイメージがかつてはあったが、最近は身の回りにも精神科にかかっている人がたくさんいる。精神病を隠す必要がなくなってきたとも言えるのだろうが、むしろ日本も強ストレス社会になったということなのだろう。日本人は欧米に比較しても耐ストレス性が弱いと思う。なのにいままでの和の社会、なあなあの社会をぶち壊し弱肉強食の世界に移行してしまったからこんなありさまなのだろう。どうすればいいかと言えば中村敦夫さんではないが、slow small simpleなのだろう。日本はもう成熟社会なのだからガツガツしても弱者をいじめるだけになってしまう。強者がもっと弱者を助けなければいけないのだ。
 本作はもうけっこう前にDVDで見ました。けど、感想文を書いてなかった。関連書の「精神病とモザイク」もすぐに読んだのだがそっちの感想文もまだ書いてない。ちゃんと書かないとなと思ってるうちに時がたった。ずっとひっかかっていたのだが今書いた。なんかまだ書きたりない気がする。
(★★★★)

【誰も知らない基地のこと】 エンリコ・パレンティ、トーマス・ファツィ
 2010年に製作された伊のドキュメンタリーで原題は”STANDING ARMY”。監督の二人はイタリアのビチェンツァの米軍基地拡張運動がイタリアで盛り上がり世界の米軍基地、沖縄やイギリス領ディエゴガルシア島などの状況を調べるうちに本作になったということです。チャルマーズ・ジョンソン、ノーム・チョムスキー、伊波洋一、アレン・ネルソンなどのインタビューなども収録。
 イタリアでも米軍が基地拡張をしようとしているとは知りませんでした。日本だけではないんですね。ディエゴガルシアの話もひどいものです。住民をここが汚染された危険な地帯ということで追い出して基地をつくり、”穴場リゾートの基地です!”と米兵をリクルートしています。米軍はリゾート基地が欲しかったのだ!
 私は米軍横田基地のすぐ近くの武蔵村山で育ちました。基地はけっこう身近でしたがそれほど悪感情は持っていませんでした。しかし、普通に考えれば独立国に他国の基地が存在しているのはおかしなことです。自衛隊の存在以上に米軍が日本にいることは変。このおかしな常識を米軍だけが世界中で摘要しています。私が米軍基地が大きな問題であることに気がついたのは本作で登場しているチャルマーズ・ジョンソンの”アメリカ帝国の悲劇”という本を読んでから。米国は占領した場所に基地をつくりそれを恒久化する基地の帝国だった。
 沖縄の場合は地上戦があり、米軍が占領した後に市街地を破壊して基地をつくりました。その基地の多くがなんと!今もそのままなのです。戦後70年も返してくれないどころか新たな基地までつくろうとしています。この不条理に怒ることが普通だと思うのですが、政府もマスコミもいつも及び腰。いつになったら米軍はいなくなるのでしょう?
 しかし、本作でわかったように米軍基地問題を抱えているのは日本だけでありません。米軍に悩まされている世界の人々と連帯して運動するのが良いかもしれません。
 世界の迷惑施設である米軍基地を知るうえで本作は良くできている。たぶん多くの人はこのことを知らないでしょ?
(★★★★)

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新最近みた映画(119)

【はだしのゲンが見たヒロシマ】 石田優子
 はだしのゲンの原作者の中沢啓治が自身の被曝体験を語ったドキュメンタリー。中沢氏は当時小学1年生だったそうです。はだしのゲン自体が彼の体験に基づいて描かれていたことがわかります。原爆により彼の弟と姉、そして父親は家の下敷きとなり焼死。奇跡的に助かった母親のお腹には子どもがいましたが、子どもは生まれて数ヶ月で死んでしまう。母親は被曝の影響で健康がすぐれず若くして死んでしまう。著者自身もたまたまコンクリート塀の影にいて助かっただけで彼と話していた友人のお母さんは爆風で即死。爆弾を投下したB29を著者は見たそうですがそのとき不思議なことに空襲警報は鳴らなかったという証言もしています。
 さすが漫画家が語るだけありその表現力は、すさまじい。ひさびさに頭がクラクラする映画でした。爆発直後もたいへんでしたが、その後のくらしもずっと大変。住む場所もなくなり差別もあったそう。また、お父さんが戦争に反対していたがため特高警察に連行され1年後にボロボロになって帰ってきたというエピソードも。あらためて原爆の非人道性と戦争のむごさを感じました。
 はだしのゲンは私も小学生のとき読みましたが忘れようのない漫画です。もし読んでない人がいたら読んで欲しい。そしてこのドキュメンタリーも是非見てほしい。中沢氏の貴重な証言は歴史に残り語り継がれることでしょう。
(★★★★☆)

【放射性廃棄物 終わらない悪夢】 エリック・ゲレ
 2009年製作の仏ドキュメンタリー。高速増殖炉のあるフランスのラ・アーグ、核兵器の製造施設のあるアメリカのハンフォード、核施設が爆発(ウラル核惨事)したロシアのチェリャビンスクなどを巡ります。驚いたことに核廃棄物を規制する国際法はつい最近まで無かったそうだ。それをいいことに知らんぷりして捨てていた。これはやはり核兵器製造国の理論なのでしょう。
 ウラル核惨事が起こったのは1957年でしたが、ソ連はずっとこれを国内外で隠していた。明らかになったのはなんと20年後!汚染は広がり、健康被害も広がっていた。一帯は今もかなり高い線量のまま。今この施設は原発などの廃棄物処分場になってるそうだ。フクシマの未来を見てるようだ...。ハンフォードも似たようなもので、爆発はしていないものの。核の廃液が川や地下にしみだし、大気に飛散し付近の人に健康被害を及ぼしている。ラ・アーグも同様。フクシマ並にひどいところが世界にはたくさんあるんだと感心してしまった。つまり、核エネルギーは発電にも兵器にも使ってはいけないということだ。
 中国やインドでも今原発をじゃんじゃんつくっています。そのうちこれらも事故を起こすことでしょう。既に起きているのに隠しているかもしれません。日本もこれほど手痛い目にあったというのに、まだ外国に原発を売ろうとしている人たちがいます。正気とは思えない。
 核廃絶とは核兵器だけでなく原発も含めなければいけないでしょう。そうしないことには核の汚染はなくならない。カネと命をてんびんにかけているのが核エネルギーってことだ。いい加減気がつこうよ!
(★★★★)

【未来の食卓】 ジャン=ポール・ジョー
 南フランスのバルジャック村の1年を追ったドキュメンタリー。村長は学校給食と高齢者の宅配給食をオーガニックにするという試みをする。オーガニックとは農薬や化学肥料を使わない栽培方法でつくられた野菜のことです。この給食の試みが子どもから親にも広がっていくという流れになっています。
 映像きれい、子どもかわいい、食べ物おいしそうです。BGVとしてもいい感じですね。ただちょっと心配だったのはこれを引っ張った村長がいなくなった後もこれが続いていて今も継続してるのかということ。人は易きに流れやすいので、信念を持ってやっていないといつの間にか戻ってるなんてことが多いからね。
 本作は原発爆発後に見ました。今や日本ではオーガニックも重要だけど、ベクレルフリーも重要な食生活になってしまいました。本当に余計なことしてくれたよな東電と経産省!
 ちなみに同監督は次作の「セヴァンの地球のなおし方 」のプロモーションのために爆発後の日本に訪れ、原発のドキュメンタリーを撮りたいと言っていたようです。もちろん脱原発です!
(★★★☆)

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新最近みた映画(118)

【ハンナ】 ジョー・ライト
 本作は飛行機で見ました。シアーシャ・ローナン、エリック・バナ、ケイト・ブランシェット。氷原の山奥で男(バナ)が少女ハンナ(ローナン)を鍛えている。彼女は超人的に強い。二人は当局からなぜか狙われている。
 監督が今までとってるのとはずいぶん毛色の違う作品と思われる。ニキータとレオンと設定的には似てるがハンナがかなり浮世離れしてるのでET的な要素もあります。総合するといまひとつ。なんで彼らは狙われているかというので物語をひっぱるのですが、そのオチもだめ。監督はこの映画でなにを訴えたかったのか?
 こんな映画でもケイト・ブランシェットは輝いています。もったいない。
(★★)

【ブルー 初めての空へ】 カルロス・サルダーニャ
 本作は飛行機で見ました。フォックスのフルCGアニメ声の出演。原題はRIO。ジェシー・アイゼンバーグ、アン・ハサウェイ。日本では結局未公開決定。飛べないオウムブルー(アイゼンバーグ)は故郷のブラジルで飼い主からはぐれる。そこで出会ったオウム ジュエルと冒険をする。
 人気のゲームAngryBirdsとムリムリタイアップした映画ですが、映画自体は全くAngryBirdsと関係ありません。なにしろ絵のトーンが違いすぎる。私は先にAngryBirdsでこの映画の予習(^^:?していたので、出てくるキャラクターには親近感がわいたがただそれだけ。映画自体は凡作です。主役の人間に華がないので、なんかつまんない。おそらくAngryBirdsとタイアップしたプロモーション効果は大きかったのでは。私もタイアップしてなければこの映画見てないもの。
 ゲームの方はまだ完結してないのだが、最近更新されない。もうやる気なくなったのか、まさかRIOの続編をつくるのか....。
(★★☆)

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新最近みた映画(117)

【誰が電気自動車を殺したか?】 クリス・ペイン
 2006年公開のドキュメンタリー映画。1990年州当局は90年、カリフォルニアは州内で走る新車の10%を、03年から「無排ガス車」とするよう義務づけた。GM からはEV1という電気自動車がリース販売され、順番待ちになるぐらい好評だったが、需要がないの一言で2003年すべて強制的に回収されてしまった。EV1以外の電気自動車トヨタやホンダのEVも同様で、街から電気自動車は消えてしまった。いったい誰が電気自動車を殺したのか。ちなみに時の大統領はあのブッシュ。
 映画ではミステリータッチに犯人を探り出していきます。様々な要因の共犯ではあるのですが、主犯格はやはり石油=エネルギー業界。電気自動車はバッテリのコストを除けば、ランニングコストはガソリンに比べはるかに安い。約1/10。騒音も排ガスもない。また、ポルシェを上回る加速性能を持っています。つまりガソリン車に勝ち目がないということ。だから政治力使ってつぶしちゃったんだね。
 回収されたEV1は、実験したり再利用するとの話だったのですが、ある日、EV1を返して!と訴える元オーナーを置き去りにどこかヘ運び出されてしまう。そして全てスクラップに。まるで電気自動車の集団虐殺を見ているようでした。なんと酷い....。
 石油業界もいつまでもガソリン車の時代が続くとは思っていません。しかし、次の時代の車は電気自動車にしたくない。なぜなら、ガソリンスタンドが不要になってしまうから。というわけで、燃料電池車をなんとか実用化しようとがんばっています。これならガソリンスタンド変わる水素スタンドが必要です。けれど、燃料電池車はかなり課題が多い。まず、コストと機器自体の複雑さ。水素貯蔵の問題と航続距離。無駄な排熱。革命的な発明でもない限り現状、実用化はほぼ無理な状態。つまり”もんじゅ”のようなものです。そのつなぎとしてうまれたのがハイブリットカー。こいつなら頻度は少なくなるがガソリンスタンドにはきてくれます。というわけで米国でもハイブリットカーが売れたわけだ。しかし、ハイブリットはあくまでつなぎの技術。米国でも電気自動車が発売されはじめています。
 そんな時代の流れを受けて本作の続編が近日米国で公開されます。その名も「電気自動車の逆襲(Revenge of the Electric Car)」サブタイトル!?は「IT'S ALIVE」。皆殺しにされたかと思った電気自動車は密かに復讐の機会をうかがい、新しい技術を磨いていたのだった!ポスターや予告編がターミネーターっぽくてかっこいいぞ(^^;
 日本では本作はなんと未公開でした。日本の石油業界もアメリカの子分みたいなものだからね。というわけで、続編も日本で公開されるかあやしいところです。すごく見たいのですが!
 今のところ日本のバッテリ技術はトップクラスだし、ウルトラキャパシタという新しい蓄電技術も開発されていますから、早く日本も電気自動車に転換すべき。空気もきれいになるし、停電時の蓄電池にもなります。さっさと原発やめてスマートグリッドにしよう!
 ちなみに日本でも既に昨年から三菱と日産がEV売ってます。補助金引いて300万円弱。家庭用電源で充電できるし、無税車なのでランニングコストは超安い。来年トヨタとホンダも出す予定。自動車業界も変わらなきゃ。
(★★★★)

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新最近みた映画(116)

【ブルー・ゴールド 狙われた水の真実】 サム・ボッゾ
 水に関してのドキュメンタリー。食料もそうですが、水がなければ私たちは生きていけません。しかし、地球上で飲料に適した水というのはごくわずか。そのわずかの水を、グローバル水企業が狙いビジネスにしてしまっている実態をこの映画は伝えています。そもそも水はどこの国でも政府が提供しているものでした。しかし、腐敗した政府上層部と水会社が結びつきそれをビジネスにしている国がある。効率化をうたい文句に参入した水企業は次第に値段をつりあげていきます。庶民はその水を買わなければならないです。
 アフリカの某国(どこかわからない)ではコカ・コーラの方が水(DASANI)の約半額で、多くの人はコーラを飲んでいる。コカ・コーラに説明を求めると、コーラはリサイクルガラス瓶だが、水はペットボトルだからコストがかかるとのこと。水も瓶にすれば、と聞くと消費者はそれを望んでいない、と回答。
 ボリビアではベクテルという仏企業が水事業を仕切り値上げに耐え切れなくなった市民が暴動を起こし、水の民営化は撤回されるに至りました。ネスレは公共の場所であったはずの米国の五大湖で取水する権限を取得し、その水を世界に売っています。
 米軍はきたるべき水をめぐる戦争のためか、近年水源地で演習をしている。ブッシュ一族は南米の水源地の土地を購入している。
 日本もいつの間にかペットボトルの水を飲むようになりました。海外からも水のペットボトルを輸入しています。実はそれは水道水をボトルに詰めたようなものだったりします。日本は水が豊富なので、水にけっこう無頓着なところがあります。だからこそ世界の水戦争をあおるようなことはやらないようにしなければいけません。ペットボトルの水は買わず、水道水を浄水した水を使うのが一番良いでしょう。水を節約するだけでなく、大量の水を必要とする牛肉をはじめとする肉食をひかえたり、不要な工業製品を買わないことも水の節約につながります。
 今後、水をめぐる戦争は来るのでしょうか。それを起こすのも止めるのも私たちの行動によるのでしょう。
(★★★)

【くもりときどきミートボール】 フィル・ロード、クリストファー・ミラー
 ソニーのフルCGアニメ。発明家のフリントは水を食料に変える機械をつくりお披露目するが暴走して、空へ消えてしまう。発明は失敗かと思われたのだが、間もなく空から食べ物が降ってくるようになった。
 全米では興行も評価も良かったような気がしたのですが、CGアニメなだけの凡作でした。うちのキッズが予告編見て見たいと言っていたのでDVDを購入してしまったのですが失敗でした(^^; 子どもたちも面白くなかったらしく二度と見ていません(^^;
 ホートンもそうでしたがCGアニメというのは評判や興行が良くてもつまらないというのがけっこうあります。おそらくスタジオが吹いてるだけで、子ども映画だからそのまま適当に流してるというのが実態なのか。気をつけなければ。ソニーピクチャーズはオープン・シーズンもヘボでしたがCGアニメはダメだね。
 本作の主人公は父子家庭の青年なんですが、なんで父子家庭かもわからないし、この青年に魅力がありません。空から降ってくる食べ物がまずそうだし、ストーリーもだめ。本作にはなんと原作の絵本がありました。しかし、映画と設定は大分違うよう。おそらく原作を台無しにしてしまっている映画でしょう(^^;
(★)

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新最近みた映画(115)

【ラースとその彼女】 クレイグ・ギレスピー
 ライアン・ゴズリング、エミリー・モーティマー、ポール・シュナイダー。父と二人暮しで独身のラースは父が死に一人ぼっちになる。近くに越してきた兄夫婦が食事などに誘うがあまり楽しそうでない。そんなラースがある日、恋人を紹介したいと言ってきた。しかし、彼が連れてきたのは等身大のリアルガール(人形)だった。
 等身大の人形なので目立ちますが、世の中には人間ではないものを人間扱いする人がたくさんいます。例えば人形やフィギアやアニメなどのキャラクター、芸能人、ペットの動物など。彼らはある意味裏切ることなく思い通りになるので、付き合う方としてつきあいやすいと言えます。そのまま一生を終える人もあるでしょうが、ラースの場合は本物の人間との関係を持つステージに上がっていきます。彼がそうなったのも周辺の人たち、家族や町の人たちの思いやりがあったから。人形の彼女を人として受け入れることにより、ラース本人を受け入れていきます。もし、”頭おかしんんじゃない?これは人形だぞ!”なんて否定する人がいたら、彼は一生人形との世界に引きこもってしまうことになるのでしょう。
 うちのキッズもこの映画気に入ったようです。ほのぼのしていて雰囲気の良い映画です。
(★★★★)

【私がクマにキレた理由(わけ)】
 シャリ・スプリンガー・バーマン、ロバート・プルチーニ
 スカーレット・ヨハンソン、ローラ・リニー、ポール・ジアマッティ。原題は"THE NANNY DIARIES"。就職が決まらないアニー(ヨハンソン)は公園で出会った子連れの婦人にナニー(ベビーシッター)と間違われ、住み込みナニーを依頼され、アニーは引き受けてみるのだった。
 その家は金持ちではあったが、夫はほとんど家におらず婦人は習い事や社交に忙しく、子どもは言う事聞かないガキ(5歳)なのであった。見栄をはることだけが生きがいの婦人は家事も子育ても全くしない。思った以上につらい仕事だったが、同じマンションに住むハーバートのイケ面と知り合うのだった。
 日本にはあまりないナニーという仕事ですが、米国では金持ちの間では普通のよう。そのナニーにもランクがあり、若くて大學出の白人美人が最高ランク。年齢が上がったり、非白人だとランクが落ちます。アニーはいわゆる最高ランクのナニーになり、婦人は鼻高々。しかし、金持ちだけど夫の収入によって金持ちなだけで、実につまらない生活です。夫が家庭を大事にしてるなら別ですが、この映画のケースはできるだけ家にはいたくない雰囲気。この状況だったら養育費もらって離婚するのがいいだろうけど、お互いの見栄もあってなかなか難しいのだろうね。愛情に飢えてるこういうガキは恐らく大人になったらパパと同じようなオヤジになってしまうのでしょう(^^;
 邦題のクマは何かと言えば、監視カメラを仕込んだクマのこと。婦人はナニーを信用しないで監視してるのです!しかし、ネタバラシみたいな変な題名だな。
(★★★★)

【ベンジャミン・バトン 数奇な人生】 デヴィッド・フィンチャー
 ブラッド・ピット、ケイト・ブランシェット。ベンジャミン・バトン(ピット)は奇妙なことに生まれたときにおじいちゃんだった。母親は出産直後に死んでしまい、途方に暮れた父はその子を孤児院に預けてしまうのだった。ベンジャミンは不思議なことに年を取るに従い若返ってゆくのだった。
 2時間半をじいちゃんブラピが若返るという1ネタで引っ張れるのだろうか、と見る前は疑問に思っていたのですが、一人の人間が生まれて死ぬまでの一代記を、社会情勢と人間関係を織り交ぜながら物語を引っ張っていきます。若返るのはスパイスなのですが、この奇妙な味付けが実に効いていて、人が老いるということ、人の生死を際立たせています。今までデヴィッド・フィンチャーとは画づくり中心のややホラー系監督かと思っていたのですが見直しました。既に職人芸の域ですね。ピットはもちろん特殊効果でおじいちゃんになっていますが、そういうのが全く気になりません。これも演出が良いからでしょう。ブラピとウィンスレットはもちろん良い演技です。
 若者にはこの映画ピンとこないかもしれませんが人生の半分ぐらい生きると良さがわかることでしょう。
(★★★★☆)

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加瀬亮がトッコタイの幽霊の映画

Restless ガス・ヴァン・サント(ミルク、エレファントなど)の新作「Restless」が来年1月米国で公開予定。若者のラブストーリーのようですが、男の方は第二次大戦のカミカゼトッコタイの幽霊が見えるという設定。その幽霊を加瀬亮が演じている。どういう映画か妙に気になる。

Cars2 ついでにもう1つ映画の話。来年のピクサーはなんだろうかなと思ったらカーズの続編のカーズ2でした(本当はnewtというトカゲの話の予定だったがこれは先送りになった)。舞台はなんと東京になるらしい。ボルト(ワンコのディズニーCG映画)のおまけ短編でメーターが新宿の靖国通り?を爆走していましがこれはそのサワリだったということか。しかし、続編をつくらない!とその昔 宣言していたピクサーもそろそろネタ切れなの!?

 さらにおまけ。映画ソーシャル・ネットワークでザッカバーグのバディ サヴェリンを演じている、私が注目しているアンドリュー・ガーフィールドがトビー・マグワイア演じていたスパイダーマンの後任に抜擢されたようです。ハリウッドゴミ映画には汚染されないでほしんだが....。

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