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脱windows計画(23)

Flame_2 ここに書いてある内容は、firefoxOS flame端末の日本語環境がリリースされた昨年11月にはほぼ書き上げていたのですが、ブログへの掲載が遅くなってしまいました。年末にはauがfirefoxOS端末をリリース。PanasonicがfirefoxOS搭載TVを発表するなど、徐々にFirefoxOSが動きはじめています。
 では、以下は11月に書いたテキスト。直すのも面倒なのでそのまま掲載。

 この6ヶ月でubuntuやAndroid以外で私にとって大きなことがありました。Firefox OSを搭載したFlameを入手したことです。Firefox OSとはブラウザのFirefoxやメーラーのThunderBirdなどを開発メンテナンスしている非営利団体Mozillaが開発メンテしているモバイルOS。モバイルOSは事実上、iOSとAndroidの二種しかないですがこの両者ともAppleとGoogleというグローバル大企業がコントロール権を持ち、メンテナンスしています。言ってみれば彼らのさじ加減でどうにでもなってしまうOSなのです。というわけで、第三局が必要ということでつくられたのがこのFirefoxOS。同じようにubuntuもUbuntu touchという名前でモバイルOSを開発していますが、実機にOSが入った状態で販売するところまでは行ってません。FireFoxOSは既にプリインストールされた携帯電話が複数種、世界各国で販売されている状況です。そして日本でもデベロッパー向きですがついに発売!!
 発売日が決まってから私も購入しようかどうしようかしばし迷ったのですが、そんなに高くないし(19980円税込)やっぱ買うしかない!という結論に達しました。7/28(月)の昼休み12:00からオンラインでのみ購入できるとのことで、開始の時間を待ち構えていました。サイトがちょっとつながりづらかったのですが、開始10分ぐらいで無事購入終了。ただし、無料のはずの送料がとられてしまったので、変だなと思い一応クレームのメールを送ってランチへと。昼から戻って、もう一度確認すると送料請求はミスでキャンセルしたので、再度指定リンクから購入してくださいとあった。指示通りにやったら買えたので私は特に問題はなかったがこの日flameは50分で品切れになりこの関連のトラブルに巻き込まれた人もいたようだ。
 実はこの後も、送られてきた端末に貼られていた技適マーク(バッテリの裏にはってあるので外からは見えない)が間違っていたので返送してほしいというトラブルもあった。”シールだけ送って”とメールを送ったら役所の指導で事業者が貼りかえないとダメと言ってるので送り返してほしいと返ってきた。たかがシール、めんどいのでそのまま使ってます。しかし、シールが間違ってるなら発送される前に指摘するのが彼らの仕事ではないのか!? イジワルの要素も入ってるのかもしれませんが日本のお役所がカタチだけで何もやってないことがここでも証明された。
 この端末はsimフリーで3G回線に対応しています。simは買おうかなとも思ったのですが、私の使っているsoftbankのプリペイドのsimを挿したところなんと認識して電話もできてしまった!ただしデータ通信はこのsimではできません。なんだこれでいいじゃんということでsimは今のところ買ってません。電話するにはやはりガラケーの方がいいのでflameは通常simなし。小さなタブレット件デジカメ扱いとなっています。

 8月にはこの電話入手していたのですが、届いた状態では日本語はブラウザなどで表示はできるが入力できない状態だった。これはFirefoxOSが1.3というバージョンでのためで、OSを日本語対応の2.0にアップデートして何らかのIMEを入れなければならなかった。この当時2.0のOSは提供されていたのですが、日本語IMEはまだ提供されていなかった。とりあえずOSだけでも上げてみようかな、と思ったらまずは開発環境を構築する必要があった。それもMACもしくはUbuntu12.04 64bitという指定。MACなんて持ってないし使わないのでubuntuでやるしかないが12.04の64bitなんて環境はつくらないとない!”近く日本語IMEが提供されます”とあったのでそれが提供されてからでいいか、と放置していました。それが11月になってやっときた。

〇FirefoxOS
https://developer.mozilla.org/ja/Firefox_OS

 まずは開発環境をつくらねばなりません。12.04はLTSなのでこれ入れてるPCはあったのですが32bit仕様だった。8月からけっこう時間がたっていたので”64bitで”という注釈を見落として32bitでまずはOSをビルドしようとした。
 通常のlinuxでもwindowsでもOSはインストールイメージとして提供されています。このイメージの入ったメディアからブートをかけるだけでOSはスコーンと入ってしまいます。しかし、FirefoxOSはまだその段階まで行ってなかった。OSのインストールイメージをビルドするところからはじめなければならない。
 話戻って32bit環境で開発環境をつくるところまではマニュアル通りで問題なくいったように見えた。しかし、ビルドできない!?というところで思い出した。そういえば64bit仕様だったような...ということで環境構築のところを見直したら64bitだった。というわけでubuntu12.04 64bitを入れるところからやり直し。
 OSをビルドするにはadbというandroidの開発環境をインストールする必要があった。今まで電話やタブレットのOSなど入れ替えたことがなかったが、ここはPCとはまた異なる特殊な様式の世界で、このadbをubuntu12.04上でまともに動かすまでがなかなか大変。パッケージ取ってきてパスを通してパーミッションをいじり、デバイスのvendor-ID登録してflameの方をデバッグモードにしてつないで認識させようやくビルドができるようになった。
 mozillaのサイトには一応これらのやり方書いてあるのだが、様々な環境や端末で動かすやり方が入り乱れてあり必要な部分がバラバラに散らばっている。これら理解しながら見つけるのが一苦労...。
 OSのビルドには数時間もかかるとのことだったのでその日は放置し翌日作業に送る。ビルドができるようになっただけではまだ終わりではなく、まだ第二関門通過ぐらいのレベルだと後になって知るのだった。

 OSのビルドは翌日成功していて、OSの電話転送までは問題なくゆき無事firefox2.2に上がる。さて今度は日本語化だと思ったのだが、今回提供された。オムロンの日本語IMEは携帯の最新ベースイメージとNightlyビルドを入れないといけないようだ。なんでNightlyビルドでないといけないのかわからないが逆らわずにこれを入れようと思ったら shallow_flash.sh というスクリプトでつまづく!半分断念しかけたのだが、本家説明に記述してあるコマンドがなんとMAC用なのが原因だった。正解は以下。
./shallow_flash.sh -ggaia.zip -Gb2g-32.0.en-US.android-arm.tar.gz
 Firefox OS環境を構築するのは ubuntu12.04が普通ではないかと勝手に思っていたのだがそうではなく、MAC環境での手順で書いてある。flameについて書いてあるサイトも多くがMAC環境での手順。MACも基本linuxなのでコマンドなどはほぼ同じなのだが、スペースやオプションの入れ方が微妙に違うようなのだ!?そんでもってうまく動かない。以下のサイトはわかりやすく書いてあるがこれもMACでの作業手順なのだった。firefoxとMACって普通結びつかないのだが...。

〇Firefox OSスマホ「Flame」にて日本語入力を可能にする方法
http://mobilelaby.com/blog-entry-flame-japanese-input-app-iwnn.html

 firefox2.0のNightlyビルドまでは入れることができたが、最終関門のオムロン日本語IMEが端末に権限がないと言われてインストールできない!windows環境から日本語IME入れてみようかとも画策したが、windowsはwindowsでandroid開発環境が動く環境をつくる必要があり、更にflameを認識させるためにflame用のUSBドライバが必要だった。このUSBドライバ見つからず、けっこう面倒そうだったので断念。ギブアップ寸前までいったのですが、救いのサイトが突如出現!

〇FlameをFirefoxOS2.0にして日本語入力可能にする@Ubuntu12.04
http://qiita.com/ryunosinfx@github/items/f4fe0aa3bc17496cd4c2

 原因は日本語IMEのインストーラがMAC用だったためだった。上記サイトにあるようにインストーラをlinux用にeditしてやったら問題なくインストール官僚ではなく完了。説明文に少なくとも”このインストーラはMAC用”と書いといてほしいものだ...。

 このようにまだまだ敷居は高いのですが、第三局としてはFirefoxOSが十歩ぐらい先んじている状況となっています。FirefoxOSも基本はandroid電話やタブレットと同じ様式で、今回の格闘で思想は理解できました。今後はタブレット等にubuntu タッチなど入れて試すこともできるだろう。ヒマと元気があれば...。

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