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都知事選一本化シミュレーション

 今回の選挙の結果を元に、もし非自公の一本化に成功した場合どのような結果となったかシミュレーションしてみた。


今回投票理 46% 490万票だった。

 まず実際の結果は
舛210
宇100
細100
田60
他30

 これが宇都宮で一本化に成功したとしよう。
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舛260
宇130
田70
他30

 細川の100万票のうち宇都宮に戻るのは30万票程度だろう。なぜなら、この場合は民主党が舛添になるからだ。結果差が広がりやっぱりダブルスコア。一本化して単純に200万になるものではない。


 これが細川で一本化に成功したとしよう。
--
舛210
細150
共40
田60
他30

 しかし、この場合はおそらく宇都宮が降りても共産が独自候補を立ててきただろう。彼らは絶対に細川・小泉には乗ってこない。過去の都知事選を見てもそれは明らかだ。共産の基礎票は50万ではあるが勝ち目のありそうな細川にそれでも10万ぐらい流れる。でもやっぱり届かない。


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舛210
細170
田60
他50

 もし、仮に共産を出し抜くかたちで細川に一本化できたとしてもやはり届かない。
 つまり投票率が46%では、公明党が自由投票にでもなって舛添から下りない限り勝ち目がないのだ。


>>
 次のシミュレーション。投票率が55% 580万票と平均的な都知事選の投票率となった場合。
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舛220
細170
宇110
田60
他30

 上積み90万の浮動票は多くが細川にはいるだろうが届かない。


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舛320
宇140
田80
他40

 細川がいない場合、浮動票は多くが舛添にはいるだろ。これは猪瀬のときの選挙で証明済だ。


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舛220
細220
共40
田70
他30

 この投票率で細川一本化が成功した場合は追いつく可能性があった。


>>
 では最後のシミュレーション。都知事選への関心が上がり前回並みの62% 650万票だった場合。
--
舛230
細230
宇110
田60
他30

 浮動票が160万票追加されここでようやく舛添、細川の対決ムードとなった。こうなるとむしろ宇都宮は埋没していく。


--
舛390
宇130
田90
他40

 この投票率で宇都宮一本化しても猪瀬のときの選挙の再現になるだけだったろう。枠組みは同じなのだから。


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舛230
細280
共40
田70
他30

 ここでようやく細川が逆転した。自公の基礎票200万票を打ち破るのはけっこう大変だ。


 浮動票に頼らなければならない現状ではやはり投票率がカギである。投票率が55%ぐらいないことにはどうシミュレーションしても届かない。パイがないことには逆転不可能だ。
 しかし、雪が降ってオリンピックだったにしても今回の投票率は低すぎた。猪瀬辞任の都知事選も正月をまたいだことで都民の関心から消えうせてしまったのだろうか。年明けてからの都知事選の報道の少なさは異常だった。特にNHKは今回ほとんど候補者の動画を流さなかった。小さなフリップで解説員がボソボソしゃべるという関心を呼ばないことが目的のような体であった。
 もう一つ腑に落ちないのは民主党票である。今回は8割がた細川に入っていたはずだが、勘定してみると40万票ぐらいしかない。最盛期は200万票近くあったものがここまで減るか。つまり、今回投票に行かなかったのは民主党を今まで支持していた層なのかもしれない。猪瀬のときは衆院選ついでで投票したけど、今回は舛添でも細川でもないなと思って投票に行かなかった。この白け層をなんとか呼び戻さないと自公路線の暴走を止めるのは難しい。

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