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そもそも現在の日本の保育行政は問題が多い

 待機児童で我が家はたいへんな思い続行中ですが、そもそも日本の保育行政は問題が多いのです。本当はまだ預けたくなくとも、保育園に入れなくなるから預けるというケースがわざわざ増えるような状態にしています。

 よく、”0歳なんて小さい赤ちゃんを保育園に預けるの早いんじゃない?”と言われるのですが、現状は0歳のしかも4月でないと保育園に入れません。何月生まれでも関係ありません。現在は4月に0歳枠をほとんど埋めてしまうので、以降は誰かが引っ越すなど退園しないと入れないのです。1歳枠はわずか。うちの子らも1人目は9月うまれで、2人目は2/2うまれですがどちらも4月入所。本音を言えば、生まれて2ヶ月のクタクタ赤ちゃんを保育園に入れたくなかったのですが、0歳4月でないと入れないから4月に入れました。そして3人目も2月でしたが、4/1に入れる日数に到達していなかったので9月にしたら見事入れませんでした。これが現実。
 0歳4月に枠を埋めてしまうのでなく、いつでも入れるという保証があればもっと育休とって1歳ぐらいになってから入れる家が増えるでしょう。現在はそれをすると入れないという大きなリスクを伴うため、競って4月に入れてしまうのです。

 育休時の所得がなく、税金だけはしっかりとられるというのも職場復帰を早める要因になっています。職場(健康保険)によっては育休時にある程度(多くて4割程度)の所得を払ってくれる場合もありますが、産前6週、産後8週以外は基本無給です。無給なのに住民税はしっかりとられます。当然ですが所得が多いほどこの負担は大きいので、長々と悠長に休んでるわけにいかなくなります。ちなみに健康保険と年金に関しては育休中は免除になります。
 育休時でもせめて2割でも所得あればゆっくり育休をとるという選択肢もあるでしょう。実際のところ育休とるどころかこどもを生んで休むんならヤメテという職場も多いでしょう。復職後も子どもが病気で休んだり、迎えで早く帰らなければならないようになるからです。派遣の場合は休んだときから契約終了で無給。
 男が育休とるというのも現状は絵に描いた餅ぐらい現実味がない。なにしろ前述の通り、育休時は所得がないのです。夫婦二人で休んでいてはのたれ死に。奥さんが育休ととって収入ないからこそ働かなければなりません。

 これらが改められない限り、育休をゆっくりとるという選択肢はありえないでしょう。逆にこれさえやればみんな必死で4月に入ろうとはしなくなるのです。なんでこれぐらいのことができないのだろう。実に不思議だ。


<育休増やしたいならこれをやればいい>

1)入園枠の弾力化(半年毎に一定入園枠の確保)

2)育休時の住民税免除。

3)育休時の所得補助

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