« 東電のでんき予報には東北電力融通分も足されているのか!? | トップページ | 新最近みた映画(118) »

原発と私(8)〜 311前

 結婚して子どもうまれましたが、引き続き原発と私の付き合いは続いていました。先にも書きましたが原発ってのは単なるパワープラントではなく、政治、経済、軍事、環境、社会、地方などあらゆる問題に深く関わっており、調べれば調べるほどに驚くべき発見があるのです。もちろん、こんなものは存在してはいけない!という発見ですが。というわけで飽きないというかキリがない。”脱原発”をライフワークにしてもいいぐらい。脱原発系人脈もどんどん広がる一方、非原発系の人たちとはやや疎遠になり、趣味にしていた馬系も時間とエネルギー配分の関係で縮小していったのでした。

 しかし、世間の原発への関心は東海村臨界事故以降急速に風化。原発が何かも知らないし興味もないという人がどんどん増える。そいうい人に脱原発を訴えても全然響かないのです。それでも私は気がついてしまった人間なのでいちサラリーマンエンジニアの立場で地道に発信していた。私の過去ブログを見ていただければ、途切れなく5回に1回ぐらいは原発ネタを取り上げている事がわかるでしょう。少なくとも私の周辺の人は私のことを”原発のことをよく語る人”だと認識していたことでしょう。

 一方、世の中の流れはと言うと着実に原発は増えていました。事故は繰り返され、2007年には柏崎原発を地震がおそい7基全部が停止。今も復旧してない炉もあるぐらいですが、”日本の原発は地震に強い”と逆に居直る。ゴアやオバマの登場で環境問題に興味が移ったように見えたのですが”CO2を出さない環境にやさしい原発”とまるでジョークのような文言が普通に語られるようになってしまい、脱原発が進む様子は全くありませんでした。
 一筋の光が見えたのは自民党から民主党へ政権交代したときのこと。民主党は”脱原発”までは掲げていませんでしたが、再生エネルギーを重視する姿勢を見せていました。原発は自民党の利権ですから、脱原発に進むかもしれないという淡い期待を抱いた。ところが、びっくり政権交代したら”CO2削減”の金看板を掲げその手段が原発の増設!”そんな話聞いてないぞ!”って奴です。そして、むしろ自民党よりもノリノリの原発推進で海外セールまでバリバリやりはじめたのです。この人たちは正気なのだろうか?と思っていたトコにやってきたのが311だったわけだ.....。

|

« 東電のでんき予報には東北電力融通分も足されているのか!? | トップページ | 新最近みた映画(118) »

コメント

この記事へのコメントは終了しました。

トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/9379/52565251

この記事へのトラックバック一覧です: 原発と私(8)〜 311前:

« 東電のでんき予報には東北電力融通分も足されているのか!? | トップページ | 新最近みた映画(118) »