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原発と私(7)~ 東海村

 ちょっと間あきましたが続けます。
 前回で知り合った彩と私は、価値観が近かった。同じ映画を見て同じ本を読めて、それについての感想が言い合えるというパートナーってのは実は稀有なことなのだった。というわけで二人は結婚。彩は東海村出身でお父さんは同村でたった一人の脱原発村議だった。東海村は共産党も原発推進派である。義父は東海村の臨界事故があってやっと誕生した脱原発議員。それだけ原発の壁は厚い。
 彩と知り合うまで私は東海村には行ったこと無かったし、原発城下町に行ったこともなかった。はじめて東海村に行ってJR東海の駅が立派なことに気がついた。まるで宮殿のよう。街の案内看板は核関連施設だらけ。これが原発城下街なんだと関心した。コミセン(公民館のこと)もきれいで、道路は広く立派。しかし、それらとっぱらえば静かな農村地帯だ。
 東海村の選挙も何度か手伝った。補選で脱原発候補を立てたが落選。そして、二期目に出馬した義父は事故が早くも風化したのか落選してしまった。かくも原発という麻薬はよく効き村民の記憶を消し去るのだ。前回は巻き返して再選し現職にある。来年1月に原発震災後の選挙がある。重要な選挙だ。
 東海村村長は臨界事故を経験したこともあり、東海村にあっても原発慎重派だ。今回の地震のとき東海村の原発も福島の影であまり見えなかったが実はけっこう危険な状態だったのだ。村上村長は今回の事故を受けて、東海村脱原発の考えを表明している。原発発祥の地である東海村がもし脱原発すればその意義は大きい。
 東海村も福島から近いがさいわい放射能プルームがそれたようで、現在のところそれほど空間線量は高くないそうである。しかし、茨城沖のおいしい魚は少なくとも子どもには食べさせられなくなった。あんこう鍋もセシウム入り覚悟。東電はなんてことしてくれたんだ。

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