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3人目が待機赤ちゃんに

Taiki 3人目のみおちゃんが2月に生まれ、9月から兄と同じ家から徒歩3分の弁天町保育園に入れるつもりだったのですが、6人の枠に9人の応募があり見事くじ引きではずれてしまいました。うちの子は2/25うまれ。生後日数の関係で4月から保育園には入れません。なので、9月入園の予定で準備していましたが、年度途中の新宿区保育園の募集はなんと純粋なくじ引きであるということを今回知りました。4月の場合はポイントが計算され高い順番から決まるのですが、9月は両親がフルタイムでも、兄が同保育園に入っていても関係ないのです。単純にくじ運だけ!

 仕方ないので、弁天町を空き待ちにして他の保育園もしくは、認証保育園にしようと思ったらなんとそれも空きが全くありません。すべて順番待ち。9月までまだしばらくありますので、空く可能性もありますが、もし空かなかった場合は認証保育所の一時預かりという枠で毎日預かってもらうか区外を探すしか方策ないようです。
 一時保育の場合は一ヶ月に保育料が16万円ぐらいかかります兄の分を加えると18万円。もし、認証に入れたとすれば一ヶ月5万円(2万円補助が出る)なので兄と加えて7万円。公立なら二人で5万円ですむところなのに。クジに外れただけで、天と地のようなこの差はどうにかならないのでしょうか。
 もし、仮に育休をのばして来年の4月に3人目を入れようとした場合、この子は一才枠となります。しかし、一才枠は非常にせまくて誰も退出がなければ弁天町は一人しか増員になりません。ここでも入れる可能性はあまりないのです。

 震災の影響も出ています。外国人の子どもは今回の震災で多くが出国し、一時的にその枠が空いたようですが、逆に被災地から東京に疎開した子どもが認証保育所に入るケースもあり、全体としてはより待機児童が増えている状態のようです。

 今までのうちの二人は4月入所で難なく入れていましたが、一度正規のルートを外れてしまうとこのように困難な状況になってしまうのですね。新宿の保育には現状セーフティーネットがない。
 ぼやいてるだけでは仕方ないので、いくつか今後やった方がいいという方策を考えてみました。

案1)4月同様9月もポイント計算して高い順に割り当てる
案2)生年月日の関係で4月に入園できない0才児には9月枠を優先する。
案3)公立に申請して抽選に外れた0歳児は優先的に認証保育所の枠を与える。
案4)入所枠を増やす。

 本来なら認可保育園に希望者は全員入れるべきでしょう。待機児童ゼロを目指して新宿はやってはいるようですが、不景気も相まって待機児童はどんどん増えています。更に、民間の認証保育所にも全く空きがないという現況はちょっと異常です。原発爆発して食物が汚染されてるだけでも大変な状況で子ども手当てはなくなりそうだし、保育もこのような状況では日本の少子化はますます加速することでしょう。

 月曜以降も引き続きみおちゃんの行き先を探さねば。しかし待機児童って言葉は実状を表していません。児童とされるぐらいの年齢、つまり3歳ぐらいになれば幼稚園などもあるのでそれほど入るところに困ることはありません。枠が狭くて困っているのは0歳、1歳の赤ちゃんなのです。というわけで待機児童という単語は”待機赤ちゃん”に変えるべきと私は思います。困ってる赤ちゃんがたくさんいるのです。

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原発と私(7)~ 東海村

 ちょっと間あきましたが続けます。
 前回で知り合った彩と私は、価値観が近かった。同じ映画を見て同じ本を読めて、それについての感想が言い合えるというパートナーってのは実は稀有なことなのだった。というわけで二人は結婚。彩は東海村出身でお父さんは同村でたった一人の脱原発村議だった。東海村は共産党も原発推進派である。義父は東海村の臨界事故があってやっと誕生した脱原発議員。それだけ原発の壁は厚い。
 彩と知り合うまで私は東海村には行ったこと無かったし、原発城下町に行ったこともなかった。はじめて東海村に行ってJR東海の駅が立派なことに気がついた。まるで宮殿のよう。街の案内看板は核関連施設だらけ。これが原発城下街なんだと関心した。コミセン(公民館のこと)もきれいで、道路は広く立派。しかし、それらとっぱらえば静かな農村地帯だ。
 東海村の選挙も何度か手伝った。補選で脱原発候補を立てたが落選。そして、二期目に出馬した義父は事故が早くも風化したのか落選してしまった。かくも原発という麻薬はよく効き村民の記憶を消し去るのだ。前回は巻き返して再選し現職にある。来年1月に原発震災後の選挙がある。重要な選挙だ。
 東海村村長は臨界事故を経験したこともあり、東海村にあっても原発慎重派だ。今回の地震のとき東海村の原発も福島の影であまり見えなかったが実はけっこう危険な状態だったのだ。村上村長は今回の事故を受けて、東海村脱原発の考えを表明している。原発発祥の地である東海村がもし脱原発すればその意義は大きい。
 東海村も福島から近いがさいわい放射能プルームがそれたようで、現在のところそれほど空間線量は高くないそうである。しかし、茨城沖のおいしい魚は少なくとも子どもには食べさせられなくなった。あんこう鍋もセシウム入り覚悟。東電はなんてことしてくれたんだ。

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読書な毎日(203)

【日本中枢の崩壊】 古賀 茂明
 現役の経産キャリア官僚でありながら公務員制度改革を提唱している著者の手記。経産省の中でもメインストリームを歩んできたようですが、このまま官僚の好きなようにさせていると日本が崩壊すると彼は考え意見していたため、2006年の安倍政権の時に渡辺善美行革大臣に抜擢され、公務員制度改革の担当となる。しかし、改革半ばで安倍総理退陣。福田総理は公務員制度改革に力入れず、政権は民主党に交代。しかし、期待した民主党は政権をとって次第にトーンが下がり古賀氏は大臣官房付という閑職へと追いやられてしまい現在に至る。
 官僚について書いた本は今まで何冊も読んでいますが、これほど破壊力を持った本はなかった。官僚の考え方や彼らのモチベーション、はたまたかれらの駆使する文法についてまで解説しています。正に官僚丸裸だ。彼らが最も嫌がるのは、権限のある部署が減ること、天下りポストが減ることであるのです。つまり彼らは放っておくとどんどん自己増殖しようという意志で動いているのだ。一度できたポストはなかなかつぶれない。つまりドンドン予算(=無駄遣い)が増えていくという構造にある。また、彼らは国益ではなく省益のために動いています。他の省よりできるだけ多くの予算を分捕るということ。だからそれを配る役目にある財務相が最も力を持っています。
 財務相に関して言うと、彼らは税金を増やす(=彼らの取り分を増やす)ことしか考えていません。減税はあってはならないこと。控除より給付にシフトしているのも彼らの使える金を増やすという意味。あの与謝野ヅラ大先生は口を開けば増税の話しかしませんが、彼は財務相の操り人形なのです。だから彼は”政策通”という称号を官僚から与えられているのだ。
 私は気がついてませんでしたが、あの安倍総理は渡辺行革大臣を配して公務員制度改革にかなり突っ込んでいたのだった。結局退陣することになったのはインド洋給油法案を継続できなかったからではなく、官僚をすっとばして閣議決定したり公務員制度改革をやりすぎたからだったというのだ。閣議決定とは政治主導なのかと私は思っていたのですが、あれも官僚がもんだ法案しか通らない仕組みになってるという。
 安倍の惨劇を見た福田は最初から腰がひけ、政権交代した民主党もトーンダウン。実は長妻大臣一人が厚生労働省を改革しようとがんばったそうなのですが、結局は追い出されてしまったというのが顛末だったのです。
 これほどパワーをもった日本を支配する官僚をどうやったら公僕として制御できるのか。古賀氏の案は、官僚の給料をお手盛りで決めている人事院の権限を奪うこと。大規模な官僚のリストラ。天下りの禁止。人事の刷新。そして減税です。政権が何度変わろうが、官僚システムが今のままでは日本は変わらない。税金だけはどんどん上がり公僕のはずの官僚に国民が貢ぐ国になっていく。正に亡国の官僚。
 原発事故後に本著は事故をふまえてリライトしてから出版したそうですが、原発事故後に見せた政府の対応が正に官僚の姿なわけです。電力会社と経産省は正にズブズブの関係にあります。だから必死に東電を守ろうとしていますが、最後の最後に逃げるのは官僚です。もうダメとなったら東電だって見放されるのです。
 古賀氏の書いてることにだいたいは同意できるのですが、TPPに関して彼は推進。私が調べたところではTPPやっていいことない気がするのですが、彼ほどの官僚がいいと言うのだから、良い面もあるのかもしれない。
(★★★★☆)

【日本国の正体 政治家・官僚・メディア――本当の権力者は誰か】 長谷川 幸洋
 東京新聞の論説員の著者の手記。彼は所謂、元記者クラブの住人で官僚のポチだった。いかにしてそういったポチ(官僚の番犬)が生まれるかというのを自身の体験を元に語っています。本当の権力者とはご推察の通り官僚です。報道の側から見た官僚の姿が本著には暴露されている。先に感想文書いた古賀氏とは近い関係にあります。
 東京新聞は10年来の読者ですが、長谷川氏という重要人物がいるとはつい最近まで知りませんでした。地震後にツイッターやっていて知った次第です。彼のような記者がいる東京新聞はそれ故、あれだけ良い記事が書けるということなんだね。
 ポチはなぜうまれるかと言えば、官僚が従順なポチを丹精こめて育てるから。記者は入社すると様々な記者クラブに配されます。各お役所や警察には記者クラブという会見場があり、記者が寝泊まりできる詰所まであります。しかし、これは誰でも利用できるわけではなく記者クラブに加入した大手報道機関に限られる。ここでポチは寝る場を与えられます。そして見所のありそうなポチには官僚がキミだけへのオフレコだよ、と特ダネ(エサ)をリークしてくれるようになります。ポチはもっといいエサがほしくなり、官僚に尻尾をふるようになるのです。
 私は記者クラブに関しては以前から違和感持っていました。10年以上前の話ですが、都庁記者クラブで記者会見に同席する機会がありました。会見はじまる旨の放送があると奥の詰所から記者がぞろぞろ出てきた。彼らの緊張感のない弛緩した雰囲気にまずびっくり。配られたペーパーを見つめながら彼らはノートPCをバチバチタイピングしはじめる。そんなボーッとした記者たちが唯一目覚めたのは、私が彼ら側にカメラを向けたときでした。なんで、こっち(記者)をとるんだ!と彼らは怒ったのです。すいません!と謝って撮るのをやめましたが、彼らのメンタリティがわかった一瞬でした。彼らは記者個人としての自覚はないのです。

 長谷川氏による驚くべき推測ネタもいくつかのっています。官僚はあの中川大臣を邪魔に思っていた。なぜなら彼は公務員制度改革をやり、減税しようとしていたから。酒に呑まれる彼の習性を知っていて国際舞台で醜態をさらさせたというのだ。古賀氏の著作にもありましたが同内閣の安倍総理も公務員制度改革を進めようそしていたため官僚は嫌がっていたという。安倍総理が官僚と戦っていたとは気がつかなかった。その点に関しては応援しとけば良かったな
 官僚という同じテーマについて書いてあるので古賀氏の著作と重なる部分多く、内容も私の頭の中で混じってしまっていますが、官僚についてより理解が深まることは間違いなし!両著ともあわせて読むことおすすめします。
(★★★★☆)

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脱原発(日本のジャスミン革命)に向けての当面の目標7/14改訂版

 菅総理は辞めてしまうかと思っていたのだが、彼こそが初代の脱原発総理だった!というわけで彼を盛り立ててしっかりと脱原発の道筋をつけていくことが寛容かと。こうなったらロードマップと期限をつくって早く示すべきだ。もちろん核燃料サイクルもオシマイ!

1)発送電分離(東電解体) 2)初代脱原発総理を支援 3)老朽化原発(マーク1)廃炉 4)核燃料サイクル廃止

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500A以上使う会社や店はさっさと脱東電しよう!

 電気は東電管内なら東電から買わなければならないと思ってる人も多いでしょうが、ある程度の大口事業者なら東電にこだわる必要ありません。電力の一部自由化により東電以外の電力会社から買うという選択肢が用意されています。東電以外に切り替えられる条件は2つだけ。

1) 50kW(500A)以上の電力契約をしている
2) 高圧受電設備(キュービクル)を持っている

 一般家庭では500Aも電気を使わないでしょうが、ちょっと大きめの店やオフィスなら該当するでしょう。
 キュービクルとは小型の変電所のようなもので、6600Vの高電圧で受電し一般に使う100Vや200Vに変電する装置。ある程度の規模のビルなら既に使っているはずです。もし、新規に設置するとなると200万円ぐらいはかかるようではありますが。
 これら条件にあてはまれば、契約を変えるだけで東電の電気を使うより間違いなく安くなります。しかもリスクが多く汚れた原発の電気はゼロ。東電の電気ではないから原発由来の節電要請を相手にする必要も全くありません。

 東電などの九電力以外で電気を売ってる事業者は特定規模電気事業者(PPS)と呼ばれていて、主な会社は以下にのっていますので、問い合わせてみるといいでしょう。

○特定規模電気事業者連絡先一覧
http://www.enecho.meti.go.jp/denkihp/genjo/pps/pps_list.html

 これら特定規模電気事業者(PPS)がようやく電気を売れるようになったのも、電力自由化による規制緩和の結果です。しかし、まだまだ規制が残っていて諸外国に比べて遅れている。各家庭が自由に電力会社を選べる状況になる全面自由化が最終的なゴールですが、ここ数年はほとんど進展が見られない状況です。
 東電が今回のように原発を爆発させながら居直り強盗のようにふるまっているのも甘やかされて、競争のない独占態勢にあぐらをかいていたからに他なりません。東電以外から電力変える事業者はどんどん脱東電しましょう。節電を強いて、しかも値上げをちらつかせるこんな外道な企業から電気をわざわざ買う必要はありません。

 ところで節電の旗振り役の経産省は既に東電ではなく丸紅から電気購入しています。法務省も丸紅。文科省、内閣府、総務省はエネットから。国交省はF-Power。という具合に霞ヶ関は既に脱東電&脱原発になっています。彼らは電力自由化の見本として、東電以外から電気を買っているのだそうです。しかし、実際安くて安定した電気なのでもう東電には戻れないのでしょう。広報が足りないため、多くの事業者はこんなにいい電気があることに気がついていません。

 しかし、ひとたび計画停電になると特定規模電気事業者も影響を受けます。なにしろ送電線は東電の持ち物だから、彼らが計画停電で変電所を落とすと特定規模電気事業者の電気もお客様に届かなくなってしいます。そういう意味でも送電線は道路のように国の管轄とする発送電分離も進めなくてはいけません。

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