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福島原発事故の経緯

 いろいろ情報が出てきて今回の福島原発事故のおよその経緯がわかってきましたので、まとめておきます。

1)地震発生(震度5強)→福島第一、第二原発緊急停止→一応問題なく成功
2)津波到来 → 緊急炉心停止用ディーゼルエンジンが水没し全機使用不可能、変電設備も使用不能(外部電源も使用不可)

3)最後のとりでの非常用バッテリ駆動。ただし8時間程度しか持たない。
4)電源車を集めるが、原発の電源が特殊な電圧だったため使えなかった→意味なし
5)非常用バッテリが切れる→ポンプ車を使って炉内に水を注入→しかし注入追いつかず炉内の圧力上昇→燃料棒が露出しはじめる
6)炉内の圧力が上がり水が入らなくなったのでバルブを開けて炉内の圧力を逃しながら水を入れる→放射性物質と水素が環境に吹き出す
7)水素がたまり爆発。建屋がふきとぶ。
8)あわててホウ酸入りの水を入れ始める → 状態改善せず 2号3号も爆発。4号も爆風で損傷し火事になる。
9)海水を格納容器に入れ始める。→小爆発と火災を繰り返し放射線濃度が上昇しはじめる → 作業員が近づけなくなる
10)どうしようもなくなり、遠巻きに水をかけはじめる → ほとんど意味なし

 実は柏崎も地震で外部電源の供給がストップし、何機か生き残った緊急炉心停止用ディーゼルエンジンを回してギリギリの綱渡りでメルトダウンを回避していたそうです。福島の事故の経緯を見ると、この教訓が今回全く生かされていません。
 スリーマイルはメルトダウンしましたが、爆発はせず冷却水が止まることも無かったので、福島よりもかなり傷が浅かったのです。福島も非常用バッテリが切れる前、3)8時間の段階でに東北電力から電線引っ張ってもらえば、ここまでひどいことにならなかったはずが後の祭りだ.....。今更電気ひっぱても爆発した原発のライトアップぐらいしかできない。

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