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新最近みた映画(116)

【ブルー・ゴールド 狙われた水の真実】 サム・ボッゾ
 水に関してのドキュメンタリー。食料もそうですが、水がなければ私たちは生きていけません。しかし、地球上で飲料に適した水というのはごくわずか。そのわずかの水を、グローバル水企業が狙いビジネスにしてしまっている実態をこの映画は伝えています。そもそも水はどこの国でも政府が提供しているものでした。しかし、腐敗した政府上層部と水会社が結びつきそれをビジネスにしている国がある。効率化をうたい文句に参入した水企業は次第に値段をつりあげていきます。庶民はその水を買わなければならないです。
 アフリカの某国(どこかわからない)ではコカ・コーラの方が水(DASANI)の約半額で、多くの人はコーラを飲んでいる。コカ・コーラに説明を求めると、コーラはリサイクルガラス瓶だが、水はペットボトルだからコストがかかるとのこと。水も瓶にすれば、と聞くと消費者はそれを望んでいない、と回答。
 ボリビアではベクテルという仏企業が水事業を仕切り値上げに耐え切れなくなった市民が暴動を起こし、水の民営化は撤回されるに至りました。ネスレは公共の場所であったはずの米国の五大湖で取水する権限を取得し、その水を世界に売っています。
 米軍はきたるべき水をめぐる戦争のためか、近年水源地で演習をしている。ブッシュ一族は南米の水源地の土地を購入している。
 日本もいつの間にかペットボトルの水を飲むようになりました。海外からも水のペットボトルを輸入しています。実はそれは水道水をボトルに詰めたようなものだったりします。日本は水が豊富なので、水にけっこう無頓着なところがあります。だからこそ世界の水戦争をあおるようなことはやらないようにしなければいけません。ペットボトルの水は買わず、水道水を浄水した水を使うのが一番良いでしょう。水を節約するだけでなく、大量の水を必要とする牛肉をはじめとする肉食をひかえたり、不要な工業製品を買わないことも水の節約につながります。
 今後、水をめぐる戦争は来るのでしょうか。それを起こすのも止めるのも私たちの行動によるのでしょう。
(★★★)

【くもりときどきミートボール】 フィル・ロード、クリストファー・ミラー
 ソニーのフルCGアニメ。発明家のフリントは水を食料に変える機械をつくりお披露目するが暴走して、空へ消えてしまう。発明は失敗かと思われたのだが、間もなく空から食べ物が降ってくるようになった。
 全米では興行も評価も良かったような気がしたのですが、CGアニメなだけの凡作でした。うちのキッズが予告編見て見たいと言っていたのでDVDを購入してしまったのですが失敗でした(^^; 子どもたちも面白くなかったらしく二度と見ていません(^^;
 ホートンもそうでしたがCGアニメというのは評判や興行が良くてもつまらないというのがけっこうあります。おそらくスタジオが吹いてるだけで、子ども映画だからそのまま適当に流してるというのが実態なのか。気をつけなければ。ソニーピクチャーズはオープン・シーズンもヘボでしたがCGアニメはダメだね。
 本作の主人公は父子家庭の青年なんですが、なんで父子家庭かもわからないし、この青年に魅力がありません。空から降ってくる食べ物がまずそうだし、ストーリーもだめ。本作にはなんと原作の絵本がありました。しかし、映画と設定は大分違うよう。おそらく原作を台無しにしてしまっている映画でしょう(^^;
(★)

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