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世界の亀山モデルをつくっているのはフィリピン人派遣社員

Kameyama 昨日(11/28日曜日)の朝に世界の亀山モデルをつくっているフィリピン人派遣社員を満載したマイクロバスに交差点で大型トレーラーが衝突。6人ものフィリピン人が亡くなりました。シャープの液晶テレビと言えば、エコポイントの駆け込み需要でひっぱりだこ。今注文しても納品は来年という状態。工場は休日返上でフル稼働状態なのでしょう。
 事故自体は交通事故ですが、この事故で国産亀山をつくっていたのは外国人派遣社員ということが明るみに出てしまいました。おそらくかなりの低賃金で保障もなく、忙しいときは奴隷のように働かされエコポイント需要が去れば真っ先に切られるのが彼らでしょう。
 しかし、このニュースは表のメディアでは全く報じられていません。エコポイント需要はバカ騒ぎしていますが、それを支えている人たちには無頓着というか、世界の亀山をフィリピン人がつくっていたというのを報じるのは自粛しておこうという配慮なのでしょうか。
 私は、たまたま海外向けの毎日新聞ニュースMainichi Dailyのヘッドラインで"6Filippinos killed in collision in western japan"というのを見たから気がつきました。6人のフィリピン人が衝突で殺された?暴動かなんかだろうかと思って調べたら上記のような事故だったのです。しかし毎日新聞も海外のヘッドラインで報じておきながら日本ではコソッとしか報じないというのはどういう神経なのでしょうか。日本人が見たくない記事は報じないってことなんでしょうが。

○【新聞ウォッチ】亀山市でバス衝突、シャープ下請けのフィリピン人6人死亡
http://response.jp/article/2010/11/29/148579.html

 ところで、エコポイントを狙ったわけではないのですが、数日前から我が家の13インチ初代アクオス(このころはおそらく日本人がつくっていただろう)の調子が悪く、仕方ないから新しいテレビを注文したところでした。原発や軍用機つくってるメーカー(東芝・日立・三菱)、松下政経塾の家電製品は買わないことにしているのでかなりメーカーせばまり、シャープのアクオスを今回も買おうとしたのですが、どこ見ても品切れで一ヶ月待ち。なので、DXアンテナか、オリオン(福井の国内テレビメーカー)で迷いオリオンを注文したところでした。強引にシャープを注文しないで良かった!とは思いますが、今後シャープ製品も買いづらくなってしまいました。日本のメーカーほとんど買えるところがなくなってきたぞ(^^;;

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加瀬亮がトッコタイの幽霊の映画

Restless ガス・ヴァン・サント(ミルク、エレファントなど)の新作「Restless」が来年1月米国で公開予定。若者のラブストーリーのようですが、男の方は第二次大戦のカミカゼトッコタイの幽霊が見えるという設定。その幽霊を加瀬亮が演じている。どういう映画か妙に気になる。

Cars2 ついでにもう1つ映画の話。来年のピクサーはなんだろうかなと思ったらカーズの続編のカーズ2でした(本当はnewtというトカゲの話の予定だったがこれは先送りになった)。舞台はなんと東京になるらしい。ボルト(ワンコのディズニーCG映画)のおまけ短編でメーターが新宿の靖国通り?を爆走していましがこれはそのサワリだったということか。しかし、続編をつくらない!とその昔 宣言していたピクサーもそろそろネタ切れなの!?

 さらにおまけ。映画ソーシャル・ネットワークでザッカバーグのバディ サヴェリンを演じている、私が注目しているアンドリュー・ガーフィールドがトビー・マグワイア演じていたスパイダーマンの後任に抜擢されたようです。ハリウッドゴミ映画には汚染されないでほしんだが....。

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コラムyokoze「尖閣ビデオとWikileaks」

Wikileaks 連日報道されている尖閣ビデオについて私の見解をちょっと書いてみます。

 そもそも、この事件が騒ぎになったのは漁船の船長らを拘束して日本まで連れ帰ってしまったのが発端。この海域は東京新聞に出ていた記事によると、今まで中国と日本の漁船がどちらも操業している場所だったとのこと。つまり、船長らを拘束したのは今までと日本側が違うことやったということになります。ビデオで見てもわかる通り相手は普通の漁船。尖閣上陸を目指す活動家が乗ってるわけではありません。なのになんで捕まえちゃったの?誰の判断で捕まえたのが問題ですが、これについては追及されていません。
 そして結局船長を釈放するわけです。魚とってただけですから捕まえておく理由もないわけです。船を衝突させたと言うのが逮捕容疑と言うのかもしれませんがあれはいわゆる”ころび公妨”という警察側の常套手段。捕まえたい目標に接触してわざところんだり、ぶつけられたふりをして公務執行妨害で逮捕するのです。ビデオでは確かにぶつかってますが、ぶつけられるように海保側が仕向けたというのが実態でしょう。彼らはビデオを捕まえるための証拠として撮っているのです。
 10時間も海保の二隻の船は1隻のしょぼい漁船を追い回していました。海保の船はミニ軍艦みたいなもので、相手を撃沈可能な機関砲装備し速力だって漁船の比ではありません。装甲車で軽トラを追い回しているようなもの。漁船が逃げ切るのは不可能だし、おそらく怖かったに違いありません。なにしろ最悪撃沈されるかもしれませんから。そんな状況で海保の船に漁船がぶつかったからどうだと言うのでしょうか。

 そのビデオは海保側にとっては重要な逮捕の証拠ですから裁判まで隠しておくというのは一応筋でしょう。けれど、結局船長らを釈放してしまいましたから、その時点でこのビデオは裁判に使うものではなくなりました。あれは公妨では無かったという決着なのです。とはいえ、撮ったのは海保ですから彼らが公開したくなければ公開しなくてもかまわないでしょう。ところが自民党をはじめとする野党が”見せろ!”と騒ぎ立てました。
 けれどそのビデオを編集した映像は海保内では共有フォルダに9月中旬。つまり、証拠として重要だった時期に放置されていたのです。放置したのはミスのようではあるようですが実にいい加減な情報管理と言えます。海保内でこれが共有されていたのを知っていてコピったのはsengoku38さんだけではなく海保内では既に拡散していたに違いありません。

 sengoku38さんはとりあえず法律的には何も罰せられる必要はありません。あれは既に裁判の証拠でも機密情報でもなく、ただの景色ですから。もし仮に海保や船長がengoku38さんを訴えでもしたら別ですが。
 しかし、今回のばら撒いた行為自体は海保の内規に抵触するでしょう。どこの会社でも役所でも、社内情報の守秘義務と、会社の社会的信用を失墜させた場合の罰則があるはずです。sengoku38さんは、自分が管理しているわけでもない情報を上司の了解もなく複製して持ち出し、バラ撒いてしまいました。海保のボスは馬渕国道交通大臣ですが、おかげで海保の情報管理のお粗末さが露呈。信用は失墜し、大臣の首がとびかねない事態です。sengoku38さんは海保内では罰せられて当然のことしてしまったわけです。

 今回のビデオを、もしマスコミにsengoku38さんが持ち込んでいたなら違った展開になっていたでしょう。どこかのマスコミのスクープとなり、情報提供者としてのsengoku38さんはそのマスコミによって守られたはずです。ところがyoutubeにポーンと投稿してしまったため、逆にマスコミは"youtubeに抜かれた!"と頭に血が昇り、犯人探しに奔走。googleという会社(youtubeの親会社)は権力迎合の弱腰会社ですから、あっさりとsengoku38さんの情報を捜査機関に提供。sengoku38さんは身元を簡単にあばかれてしまいました。せめてノラwifiでも使ってれば良かったですが、自宅近所のまんが喫茶ではだめだ(^^;

 マスコミにsengoku38さんが持ち込まなかったのは面倒くさかっただけかもしれませんが、マスコミを信用していなかったのかもしれません。マスコミはsengoku38さんが自分たちにリークしてくれなかった理由をよく考えてみる必要があるでしょう。実際マスコミは都合悪いと判断した情報はにぎりつぶすこともあるし、捜査機関に売られたり、情報が漏れてしまうこともあるかもしれません。これはもちろん日本だけのことではありません。というわけで、Wikileaks(ウィキリークス)というサイトがあります。ここは投稿者の身元を隠すことを保障し、隠されている機密文書を公開するサイトです。それもなんでも公開されるわけではなく、ジャーナリスト達が内容を審査して本物と思われるものだけ公開しています。今のところイラク戦争関連が多く、日本語情報はないですが、そのうちwikipediaのようになるかもよ。そんときはどうするのマスコミさんたち!?

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新最近みた映画(114)

【ホートン ふしぎな世界のダレダーレ】 ジミー・ヘイワード、スティーヴ・マーティノ
 声の出演ジム・キャリー、スティーヴ・カレル。FOXのフルCGアニメ。ドクター・スースの絵本が原作。ある日ホートンはほこりから声が聞こえたような気がした。しかしまわりの動物は誰も信じてくれなかった。
 評価がけっこう高かったはずで、全米NO1にもなってますが、子どものCGアニメとしては並作。FOXだからこんなもんか。原作には一応忠実につくられているようです。声の出演はホートンがジム・キャリー、ダレダーレ国の市長がスティーヴ・カレルと豪華です。まあ、どうでもいいですが。アニメのトーンは一応ホートンですが、かなりCGっぽく、そして米国アニメっぽい雰囲気です。原作好きにはどうかなとも思うのですが、米国でヒットしたのだからこれでもいいんでしょうね。
(★★☆)

【アイアンマン2】 ジョン・ファヴロー
 ロバート・ダウニー・Jr、グウィネス・パルトロー、ドン・チードル、スカーレット・ヨハンソン。アイアンマンの続編。前作は見ておらず飛行機で本作は見ました。スターク(ダウニー・Jr)の開発したパワードスーツの技術を世界各国が盗もうとしている。米政府もスタークのパワードスーツを米軍に導入しようとするが、スタークは首を縦にふらない。そんな折、アイアンマンとは異なるパワードスーツを装着した男ヴァンコが突如カーレース場に現れ、暴れ回る。あの技術はスタークだけのものではなかったのか!?
 今回敵役として登場するヴァンコはロシア出身の博士という設定なのだが、ゴリラのようなムキムキの男でとてもエンジニアに見えません。武器商人のハマーはヴァンコの力をかりてドローンと呼ばれるロボット兵器をつくり軍に売り込みます。
 これら兵器のキーテクノロジーとされているのが、プラズマ反応(核融合)炉でこれが発生させる莫大なエネルギーがパワードスーツの力の源となっています。スタークはこれを自身の胸にはめこんでいますが、これの出す毒によって体調が悪くなっています。私はプラズマ炉を小型化するというのは原子炉以上に困難というか不可能な話だと思います。もし仮にできたとしても爆発したら水爆みたいなものですから、敵も味方も吹っ飛んでしまいます(^^; ちなみに鉄腕アトムは原子炉で動いてることになっています。原子炉の小型化は現実味がないことが明らかだから目新しそうなプラズマ炉にしてるんでしょう。エネルギー源は置いといて、パワードスーツとかロボット兵器というのは今後おそらく出てくるものでしょう。そういうテクノロジーを兵器に使うべきではありません。こういうものが登場することにより戦争がより醜悪になることでしょう。
 本作は役者が良いので見させてしまいますが(役者の無駄遣いでもあるが)、内容は漫画的な娯楽作。前作は評判良かったのですが、もっとましなテーマのある作品なんでしょうか?
(★★★)

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読書な毎日(198)

【facebook 世界最大のSNSでビル・ゲイツに迫る男】 ベン・メズリック
 世界最大のSNS facebookの誕生物語。映画「ソーシャル・ネットワーク」の原案本。マーク・ザッカバーグ、彼は大学2年生当時目立たないコンピュータギークだった。ある日彼は1つの案を思いつく。ハーバードの学生の女の子の顔を並べて比較したら面白いのではないだろうか。彼は複数の学生寮の写真データをサーバからハッキングし、facemashという顔比較サイトをつくりあげる。せっかくできたサイトを友人に見てもらうためメールしたところ、一気にこのサイトの存在がハーバード中に知れ渡る。面白がった人もいたが、問題となり学校からもおしかりを受ける。そんなことで有名になってしまったザッカバ-グのプログラミング能力に目をつけ、先輩学生のウィンクルボス兄弟が近づいてくる。彼らの構想するSNSをつくって欲しいと言うのだ。ザッカバーグは面白そうと思い引き受ける。しかし、自分が本当につくりたいSNSはウィンクルボスの案とも違うことが明確になり、独自のSNS構築をはじめる。ウィンクルボスからの催促には適当に返事をしながら彼は自分の作りたいSNS "the facebook"を優先させるのだった。もし、このサイトをOPENするとなるとそれなりのサーバを用意する必要があった。しかし、ザッカバーグには資金がなく自分が所属するハーバード内のユダヤ人コミュニティの友人、エドゥアルド・サヴェリンにお金を工面してもらう。本作ではサヴェリンがもう一人の主人公といった感じになっている。サヴェリンはコンピュータに詳しいわけではないが、投資の才と社交性を持っていて、ハーバード内にある社交クラブ「フェニックス」のメンバーとなる。「フェニックス」とはエールの「スカル&ボーンズ」のようなもので、上流階級であるか、何か秀でた才能と社交性を持っている人間が入れるコミュニティなのだそう。ここに入ると、以降の人生の成功(お金持ち)は約束されたようなものになる。the facebookはそのサイトの独創性もあったが、このサヴェリンの人脈を活かしてハーバード内に一気に広がった。これを見ていて面白くないのは、ウィンクルボス兄弟。自分たちのサイトではなくザッカバーグのサイトが先に誕生したことに腹をたてる。しかし、ザッカバーグは逃げ回って相手にしてくれない。学校にこの件を訴えたが学校はとりあってくれない。
 一方フェイスブックは他大学にも広がりどんどん大きくなる。ザッカバーグは優秀なプログラマーを募り、夏季休暇中にシリコンバレーへと開発拠点をうつす。しかし、サヴェリンは自身の就職活動と資金集めのためニューヨークへ留まる。彼はfacebookがそれほど急激に大きくなるとは思わなかったのだ。しかし、ザッカバーグはそのままハーバードへ帰ってくることはなかった。
 長々と経緯を書いてしまいましたが、この次第を整理する必要があると思ったので。副題にビル・ゲイツという名前がありますが、ザッカバーグはビル・ゲイツともグーグルのブリンとペイジともまた違うタイプのギークです。この中では一番のコンピュータオタクで社交性に乏しいタイプかもしれません。しかし、構築したサイトは社交性を活性化させるサイトで開発する馬力もかなりのものです。彼が自分のSNSをつくろうと思ったきっかけはやはりウィンクルボス兄弟でしょう。しかし、ウィンクルボス兄弟がつくりたいサイトでは駄目だと思った。けれど、彼はボート選手の筋肉マッチョと話し合いながらサイトのアイディアを構築していくタイプではなく、自分の信念で突き進むタイプ。だから自分がこうと思ったSNSを一人でつくりあげたのです。今となってはSNSの標準機能となった、出会い系とは違う排他性、招待性がこのfacebookのポイントでした。使いやすくすっきりしたインターフェースもその成功の理由一つです。また、ハーバード大発というブランドも大きかったに違いありません。
 ウィンクルボス兄弟はアイディアを盗まれたと怒りますが、彼らの言うとおりのサイトをつくっていたらおそらくfacebookにはなっていなかったでしょう。彼らはザッカバーグに依頼する以前から既サイトの構築を別のプログラマーに頼んでおり、2年もかけてあーでもないこーでもないとやっていたのです。それをザッカバーグは2ヶ月でサイトにまとめあげたのですから、文句を言うのはおかど違い。成功者へのやっかみに近いものです。
 一番仲が親しかったサヴェリンとも結局仲たがいしてしまうことになりますが、これもサヴェリンの方に責があると私は思う。彼はfacebookがこれほど大成功するとは思っていなかったから、自分の卒業と就職を優先し、ニューヨークに残ります。これですっかりボートに乗り遅れたのです。博打うちの彼ですが、判断ミス。後から俺ものせろ~と言っても一番大変なときにその場にいなかったからだめなのです。
 しかし、関係がこうやってこじれるのはザッカバーグにももちろん責任があります。彼は自分からはほとんど話すことはなく、聞かれたときに必要なことを言うだけです。だから相手が聞いてこなければ自分の思いでどんどん進んでしまうのです。聞いてなかったと言っても彼はもともと、誰かに相談するつもりもないのです。
 ザッカバーグにとって一番大事なのはfacebookという自分の子ども。子どもの役に立つこと意外彼は今のところ興味ないのでしょう。そんなザッカバーグがいるからfacebookはこれだけ支持を集め世界一となったのでしょう。
 facebookがハーバードの寮で誕生したのは2004年。それからわずか6年しかたっていませんが、ユーザーは世界で5億人。ザッカバーグは億万長者となっています。しかし、彼はお金にはあまり興味なくfacebookの成長だけが楽しみなようです。
 ところで、本文中にも書きましたがザッカバーグはユダヤ人です。グーグルの二人もユダヤ人。サヴェリンというユダヤ人脈も使ってはいますが、facebookが成功したのはザッカバーグが天才だからでしょう。IT系でもユダヤ人が優秀なのか....。
 結局ザッカバーグはハーバードを中退します。ちなみにビル・ゲイツもハーバード中退だし、グーグルの二人もスタンフォード中退。天才にとって大学とは場であって卒業する必要なんてないんでしょうね。日本にはそういう人ってほとんどいませんが、だから世界で突き抜けるような人もいないってことなんでしょうね。
 本著はノンフィクションですが、物語調に書いてあって読みやすい。ややお話つくってるところもあるでしょうが。映画は見る予定。映画になっても面白そう!サヴェリン役のガーフィールドの演技も楽しみです。
(★★★★)

【東大で上野千鶴子にケンカを学ぶ】 遙 洋子
 大阪の女タレント遙 洋子が東大で日本のフェミニズムの権威である上野千鶴子に学んだことの手記。ケンカというのはいわゆる討論や、会話での勝ち方のことです。解説書のごとく箇条書きの部分もあります。遙は大阪のタレントで主に大阪の番組に出ているよう。私もなんとなくは知ってるような気がするが、もともとTV見ないのでよくは知らないタレントです。上野千鶴子はいわゆるピース&フェミ系ではよく目にする名前で、動画も何度か目にしたことありますが、本は読んだことなかった。
 大阪の芸能界というフェミニズムとは一番遠いような場所にいる著者が学問と格闘しながら学んでいく様子が綴られています。しかし、芸能界ってのはロクでもないとこですね。こんな人たちのつくってるTV番組は早く滅びた方がいいんじゃない?著者はそんな困難な職場で奮闘しながら、勉強をしています。東大だから毎週東京に来なければならなかったことになりそれは大変なことだったのでしょう。それでもやめなかったというのはやはり上野千鶴子の人徳ではないかな。
 言葉というのは学者にとっても非常に大事なツールでしょう。上野の言葉は研ぎ澄まされたナイフのようなきれ味があります。曖昧な表現や説明、熟慮していない発言はバッサリと切り落とされます。しかし、そういった真剣勝負は討論や学問の場の話で、普段は親しみやすい人のようです。著作に関しても一般の人が読みやすい本と、バリバリの学術書と両方を手がけている感じです。それも言葉の達人であり、相当な知性の高さを持っているからなのでしょう。というわけでなぜか今まで読んでいなかった上野本を読んでみたいと思ってます。
 遙さんはもうすぐ滅ぶTV媒体からは足を洗ってもう少し有益な方向にエネルギー使った方がいいでしょう。
(★★★★)

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