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新最近みた映画(113)

【コララインとボタンの魔女】 ヘンリー・セリック
 声の出演 ダコタ・ファニング、テリー・ハッチャー、ジョン・ホッジマン。ナイトメア・ビフォアー・クリスマスのセリック監督のストップモーションアニメ。劇場公開時3Dだったので、てっきりフルCGかと思って見ていたのですが、なんと人形だったというのがメイキング見てやっと気がつきました。CGを見すぎて私の目は退化してしまったようです(^^; メイキングを見るとわかるのですが3Dにするために、この映画は1コマは2ショットの写真撮っています。タダでさえ大変なストップモーションアニメだというのによくやりました。まあ、私は3Dには興味ないですが。コララインがアジア人っぽい雰囲気だなと思ったら、キャラクターの原案はイラストレーターの上杉忠弘という日本人でした。
 パパとママと娘のコラライン(11才)は郊外の築150年の家に引っ越してくる。同じ家には、元女優のおばさまや元曲芸師?のおじさんが住んでいる。パパもママも仕事(園芸記事の執筆編集)が忙しくてコララインの話なんか全然聞いてくれない。
 こういう映画の場合、絵がものすごいけどストーリーは....というがけっこうあるけど原作がしっかりしてるだけあって、非常によくできてる映画です。映像も雰囲気も素晴らしい。子どもはコラライン、大人はパパママに感情移入してこの映画を見るのでしょう。一応子ども映画ですが、大人が見ても飽きません。子どもはちょっと怖いでしょうが。
 うちのキッズ特にりんどろ(6才女)にはかなりウケたようで、何度も何度もこのDVD見てます。けいどろ(3才男)の方は言うこと聞かない場合「パパの目がボタンになっちゃうよ!」と言うと効果テキメン!おりこうな子どもになります(^^;
(★★★★☆)

【サンシャイン・クリーニング】 クリスティン・ジェフズ
 エイミー・アダムス、エミリー・ブラント。シングルマザーで掃除夫の姉ローズ(エイミー)とウェイトレスの妹ノラはパッとしない日々を送っている。ローズの高校時代の友人で現在の不倫相手でもある警官のマックから実入りの良い殺人現場の掃除の仕事をまわしてもらうことにしてもらい、妹と二人でサンシャインクリーニングという会社を立ち上げる。殺人現場に立ち会うことにより、様々な人間模様にも出会う二人。
 イケテない普通の人々が人生と格闘する姿が描かれています。サクセスでも痛快でもない話ですが、誰でも共感できる部分はあるのでしょう。死人と向き合うというところで、「おくりびと」っぽいところも多いです。
 話の本筋とは違いますがこの映画の死人の何人かは銃によるものです。銃という道具があることにより、人間はいろんな意味で死にやすくなってしまうのでしょう。必要のない道具です。
(★★★)

【モール★コップ】 スティーヴ・カー
 ケヴィン・ジェームズ、ジェイマ・メイズ。アダム・サンドラー プロデュースの日本未公開作。ショッピングモールの警備員をしているポール(ケヴィン)は仕事に誇りを持って働いているが警官になることを夢見ている。シングルファザーの彼だったが、あるとき売り場で魅力的な店員エイミー(メイズ)がいることに気がつく。
 デブオヤジが主人公のラブコメ。警官と警備員というのは格がかなり違うようで、モールの皆様は警備員が何を言っても無視します。けれどまじめなポールはいつもがんばっています。そんなモールに強盗団がやってくる。
 普通におもしろいコメディです。ケヴィン・ジェームズはサンドラーファミリーのデブ役定番ですが、憎めない好感度デブですね。最後のオチ(あいつまで強盗団!?)はいらなかったと私は思います。
 本作の重要アイテムとして登場するセグウェイ。日本では公道で乗れないことになってしまいましたが、米国ではOK。と言っても見た目がやっぱり格好悪い。ケヴィン・ジェームズだから格好悪いんでなくて、誰が乗ってもこれはだめだ。コンセプトはいいと思うんだけどもっとスタイリッシュにできないものかね。
(★★★)

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facebookの映画

Sns 米というか世界最大のSNS FaceBook の誕生物語ドラマを映画にした 「ソーシャル・ネットワーク」が全米で公開されNO1となっています。地味そうな話で有名な俳優も出てないですが、これが公開週でNO1となり、しかも評論家受けも映画の評判も良いようです。映画の出来も良いのでしょうが FaceBook の影響が大きくなってるということでもあるのでしょう。これが、例えばビル・ゲイツとかグーグルのラリー・ペイジやサーゲイ・ブリンの映画つくっても1位になるのは無理でしょう(^^; ジョブズなら1位になる可能性はあるけど(^^;;
 監督は「セブン」や「ファイト・クラブ」、「ベンジャミン・バトン」を撮った、デヴィッド・フィンチャー。彼がFaceBookを題材にするというのも意外な感じ。俳優は若者中心の映画なので、そんな有名な人出ていないですが、私が注目の俳優 「大なる陰謀」、「BOY A」 のアンドリュー・ガーフィールドが出ているではないですか。日本でも1月公開のようですが、今から期待しときます。
  FaceBookについてはあまり知りませんが、先日読んだgoogle秘録にもFaceBookの創始者マーク・ザッカバーグとともに出てきます。googleは クローズドなFaceBookの中が検索できないことに苛立っていて、買収工作を仕掛けてくるのです。結局この話は破談となって現在に至っていますが、この映画でもそのあたりは描かれているのかな?

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私のパソコン履歴書~9代目HP jornada 720~小さく美しいハンドヘルド

Jornada9代目>>>PCデータ
機種名:HP jornada 720
使用期間:1999~2003
イメージキャラ:なし
購入価格:84800円
OS:WinCE 2.1
CPU:SA1110 206MHz
メモリ:32MB
HD:なし
備考:カラー手帳

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 ハンドヘルドと言えば7代目のペルソナですが、それなりに使い込んでヘタリ気味だったしこいつは大きさとしてはけっこうデカイので、やや敬遠ぎみとなっていました。HP jornadaは登場したときから気になる存在だったのですが、値段がけっこう高かったので様子を見ていました。新型が出てやや値段が下がってきたところでついに買ってしまったのがこれjornada 720です。メインに使っていたPCは前述のウインキーであって、jornadaはあくまで外出時のテキスト作成用です。
 ペルソナとは別世界の小ささ。しかしキーボードはそれなりに打ちやすくストレスなし。この時代 記憶媒体はコンパクトフラッシュでしたがjornadaはこれがパカッと開く背面のスロットに刺さる構造になっていて、このギミックが妙に好きでした。
 本モデルもそれなりに使って気に入ってはいたのですが、カバンの中で勝手にスイッチが入り使おうと思うとバッテリー切れなんてことが何度かありました。またトシのせいかテキストを外でうつのがだんだんと億劫になってきて最終的には価値が下がる前にオークションで売ってしまいました。具体的な価格は忘れましたが、それなりのよい値段で売れました。ちなみにペルソナの方はjornadaを手に入れてすぐにソフマップに売りました。
 jornada以降はハンドヘルドを買うことも、外出時にPCを持ち歩くこともなくなっています。モバイルってのは若者がやりたがることなんだね(^^;

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読書な毎日(197)

【カナダはなぜイラク戦争に参戦しなかったのか】 吉田 健正
 この夏カナダ旅行に行ったのですがその予習で読んだ本第一弾。カナダがイラク戦争に参加してなかったのか実は気がついてませんでしたがそうだったのです。あのときは国連決議が無かったためヨーロッパはイギリスを除き不参加が大勢でした。カナダが参加しなかった理由は国連決議が無かったからで、道理が通っているのです。一方日本はと言えば小泉総理がいち早く支持を表明。自衛隊も派兵しました。支持の理由はアメリカが大量破壊兵器があると言ってるからあるんだ!という正に言いなりというやつです。
 地理的にも経済的にもカナダは米国と密接に関わっています。しかし、同意できないものは同意しないという原則に従っているのです。この決断によりカナダと米国は仲が悪くなったかと言えばそんなことはありません。米国にとってもカナダはなくてはならない存在なのです。
 カナダという国はネイティブと移民でなりたっています。言語は英語とフランス語が公用語となっており、どんな表示でも両方書いてあります。私たちが行ったのは西側のカナディアンロッキーでしたが、やはり会話で使われているのは英語でした。表示はフランス語もありましたが、英語が主です。またヨーロッパ圏でなくアジアからの移民も多く受け入れてるそうです。それもありカナダというのは多様性を受容できる国なのだそうです。
 軍隊はカナダも持っていますが、自国防衛より国連に派遣するのが主任務となっています。装備は比較的古めで、軍事費は低いレベルにおさえられています。どちらかと言えば自国防衛は米軍へのタダ乗りに近い状況になっているよう。タカ派の人たちはこの状況に納得していないようです。日本も米軍基地を日本に置いとくなら自衛隊もあんなにいらなにんじゃない。
 カナダが参戦しなかった理由は上記のように単純明快で、本著でもこれについては最初の1/3ぐらいで語りつくしてしまい、あとはどっちかと言えば繰り返しの内容。このテーマで書くならブックレットで良かったね。
 カナダという国はこのように存在感を消してる国です。こういう外交もいいんじゃない。日本人は意外に目立ちたがりなんでしょうね。
(★★★)

【バンクーバーに恋をする】 桐島 洋子
 世界中を旅した著者が一番気に入った土地バンクーバーについて書いた本。気に入りの店や場所をカラー写真で紹介しています。
 バンクーバーとはカナダの西側では最大の都市。先日オリンピックが開催されたばかりなので、耳慣れた都市ではあります。この町の何がそんなにいいのか。いくつか理由があげられています。景色がきれいで環境がよいこと。よそ者でも受け入れる雰囲気を持っていること。食事・食材がおししいこと。暮らしやすい気候であること。
 カナダそしてバンクーバをほめちぎってると言える本です。これ読んでからカナダに行ったので、かなり期待度が上がってしまっていた私でしたが、この本に書いてある通りと思うことと、そうでないことがありました。バンクーバーは通過しただけで、滞在したのはバンフなのでバンクーバはわからないのではありますが。
 まずは景色がすばらしいのは折り紙つきでした。もちろんバンフですが、絵葉書のような景色が360度どっち向いてもあるのです。確かにこんなとこは来たことない!よそ者を受け入れる雰囲気も確かに感じました。まあ、行ったのは観光地ではありますが。一番期待はずれだったのは食事。言ってみればアメリカのような感じです。特にびっくりしたのが朝食。パンとシリアルとゆで卵とフルーツしかありません。アメリカでさえある、スクランブルエッグやカリカリベーコン、ハム・チーズ、ソーセージはありません。ガイドさんによると、そういうのはホットブレックファーストと言って、カナダではややスペシャルな朝食ということになるらしい。カナダ料理というのは特になくて、アメリカ同様ハンバーガーとかステーキ、ピザというのが一般のカナダ人の食事ということのようです。桐島さんの本では中華料理の店ばかり紹介されていたのですが、どうりで(^^; 旅行中に韓国料理を食べたのですがこれはおいしかった。日本料理はまあ、普通。サーモンがおいしいですが。というわけで、カナダに行ったら中華とか韓国料理とかがおすすめなんじゃない(^^;
 スーパーに売ってる惣菜もあまりおいしくなかった。売ってるものもフルーツは豊富で安いけど、他は見るとこないです。ここは観光地だけど(^^;
 日本が灼熱地獄だったときに行ったので涼しくて気持ち良かったけど、乾燥していて唇がパリパリになってしまいました。冬はもっと乾燥するそうで、私の場合肌がひび割れてしまうんではなかろうか。蚊はたくさんいたけれど、デカイわりに刺されてもかゆくない。というかデカイのですぐに目につき刺されることがほとんどないのです。蚊は圧倒的に日本の方が手強いぞ。
 バンクーバに行ってれば本著ももっと違った印象になったのかも。今度機会あればバンクーバにいってみたいです。
(★★★)

【バンクーバーはなぜ世界一住みやすい都市なのか】 香川 貴志
 著者は都市研究家で日本在住ではあるがバンクーバーに何度も行き長期&家族滞在の経験もある人で本著はバンクーバについて書いた論文をベースにしているそうです。ちなみにバンクーバは世界一住みやすい都市ランキングでは常に上位で1位を何度もとっています。2009年も1位。2位はウィーン、3位はメルボルン。日本で最上位は大阪で13位。
 バンクーバーの前にまずカナダという国は社会保障制度が高レベルの国です。医療費は無料。年金もなんと自分で積み立てる必要がありません!消費税は国税が5%で地方消費税が各州毎にあります。バンクーバのあるブリティッシュコロンビアは5%つまり合計10%。私らが旅行に行ったアルバータ州はなんと地方消費税0%です。そしてこの消費税は食材などの生活必需品にはかかりません。更に還付金もけっこう戻ってくるそうです。つまり、税金が安いのに社会保障は手厚いという素晴らしい国なんです。そいう面でかなり住みやすいと言えます。また、移民を多く受け入れているため、よそから来た人も受け入れる土壌があります。米国のように治安が悪くありませんが、情報やモノは米国並みに豊富です。
 国土が広いので交通の中心はやはり車ではあるのですが、都市部では公共交通が発達しています。バンクーバーでは自動車は裏道に入りづらい構造にわざとしているそうだ。実際バンフでも自動車は多かったのですが、都市部では皆ゆっくり車を走らせていて、明らかに歩行者が優先されています。ちなみに高速道路はすべて無料です。
 著者もカナダ&バンクーバ大好き人間のようで、ほめちぎっている内容と言えます。やはりバンクーバには行ってないので、わからない部分も多いのですが、カナダに行って納得できることも多かったです。
(★★★)

【カナダ移住は大正解?―海外生活10年目】 滝沢 修
 カナダ本4冊目。この著者はカナダが気に入り現地に移住して会社をつくりケロウナ市(ブリティッシュ・コロンビア州)で定住権を獲得したという人です。旅行コンサル、貿易業などをやっている。10年住んでるだけあり、この著者の本が一番具体的な内容でした。また、カナダ移住というより海外移住一般についても多く書いてあります。
 海外移住したい人している人がが著者のもとにはたくさん来るそうなのですが、多いタイプは。日本が嫌だからという理由で海外で暮らし意地でも日本に帰ろうとしない。移住先で日本人と交流したがらない。そんなに頑張る必要はない、と著者は言ってます。食事に関しても、日本食は食べないぞ!と意地をはることはなく、食べたいものを食べればいい。トシをとるほど日本食を欲するようになるのだそうです。著者は現在40代だそうですが、私もそれを感じます。若いころはそれほど感じませんでしたが、やはり日本食がおいしい。これはつまり、子ども時代に食べたものの影響ということのようです。
 著者は毎年日本に帰っているそうです。海外に移住しようが、ふるさとが日本であることに変わりないので定期的に帰り親や親戚にも会っている。もっと年齢があがったら1年のうち1/3ぐらいは日本で暮らしたいと思っているそうです。これぐらい肩の力抜いていればきっと移住も長続きできるのでしょうね。
 ところでなぜ著者はカナダに移住しようと思ったのか。若いころの著者にとっての海外とはアメリカのことだったそうです。それでアメリカで働こうと思っていたところ、手違いにより働けないことになってしまった。その帰国の途でたまたまバンクーバに寄ってみたところ、すごくいい場所だと感じ以来カナダが気に入ったのだそうです。
 カナダの何がいいというのは今まで読んだ本にもあった通り、景色がきれいで、人もよくて、税金安く、社会保障も手厚いということです。しかし、このカナダもずっとこんなにいい国だったというわけでなく、皆保険ができたのは戦後だし、財政が良くなったも最近の話なんだそうです。かつて80年代カナダの財政状況は先進国の中で見ても悪かったが歳出を大幅に見直すことにより、黒字化したのです。しかし、歳出を見直すと言っても社会保障や教育の予算は減らすことはしていないのです。大きく減らしたのは産業への補助金と内閣自体の支出だったのです。日本もカナダを参考にした方がいいんじゃない。
 ところで著者のホームページは現在なくなっていて下記のページにとぶようになっています。もしかして、海外ビジネスに疲れて充電中になっちゃったのだろうか(^^;?
http://www.pta-consulting.net/
(★★★)

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