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コラムyokoze「iPadと電子書籍に関して」

Archos_7_home_tablet_34 ニュースを見ていると、iPadが発売されたことにより電子書籍の波が日本にもやってくるみたいな図式で報道しています。iPadは確かに電子書籍も読めますが、電子書籍の端末ではありません。iPadが今までの端末と何が違うのかと言えば、1番はアップルが出した10インチのタッチスクリーンであること。同様な端末は今までもいろいろ出ていましたが、市場を形成するほどでは無かった。タッチスクリーンに関してはwindowsもvista時代から騒いでいましたが結局一般的にはなっていませんでした。今回iPhoneをつくったアップルが出したということの意味が一番大きいのです。

 iPhoneが出る前のタッチは結局マウスとキーボードの置き換えでしかありませんでした。タッチではスクリーンが汚れるしタッチでキー入力はやりづらいので一般的にならず。そこに革命を起こしたのがiPhoneでタッチ操作でつかいやすいインターフェースをつくり、それが受け入れられたということです。

 さて、とりあえずiPadは成功をおさめつつあるようですが、今後すべてのタッチスクリーンがiPadになるということはなく、様々なタッチスクリーン端末が世に出て使われるようになるでしょう。マウスがアップルだけのものでなかったようにタッチスクリーンもアップルの専売特許というわけでありませんから。かく言う私も、今までタッチスクリーン自体にほとんど興味ありませんでした。しかし、メディア系を中心にタッチスクリーンで操作しやすいインターフェースを備えたアプリケーションが最近けっこう出てきました。これらを使ってみると、マウスで操作するよりタッチの方がはるかに快適です。パソコンの置き換えにはならないでしょうが、各種メディアのビューワ用の端末としてタッチは用途があるのでは、と最近感じてます。もし、買うならiPadではなく、Android系の端末にすることでしょう。仏製のArchosあたりが気になってます。日本では売ってませんが。

7001zheng ところで、iPadの発売日に某NHKの朝のニュースで早くも中国ではiPadのコピー商品をaPadという名前で半額で売ってます!なんてニュースをやっていました。調べてみるとこの端末はandroidのタッチパッドで正式名称はMoonse E-7001。見た目はiPadっぽいが7インチだし中身はAndroidの1.5なので似て非なるものです。aPadというのは愛称で、aはandroidのaということらしい。確かにiPad Cloneという宣伝文句使ってるみたいですが、これがiPadのコピー商品ならソニーのexperiaはiPhoneのコピー商品ということになっちゃうぞ。これはニュースというより中国の悪いイメージをつくるためのプロパガンダです。天下のNHKがこんな報道していていいのでしょうか。

 電子書籍についてもちょっと書いておきましょう。この市場をつくったのはアップルではなくAmazonで、Kindleという端末が成功の大きな要因です。米国では既にほぼすべての本が電子書籍としても発売されています。これを読むのはもちろんKindleでもいいし、iPadでもPCでもかまいません。好きなデバイスで読めばいいし、紙がやっぱりいい人は紙の本買えばいいのです。

 日本でもとっくの昔からkindleは売ってましたが日本の出版社が日本語コンテンツをせき止めていたため、英語コンテンツだけ。日本では流行りようがなかったというだけでした。それがiPadの発売をきっかけとして急に日本の出版社も心変わりしたようで、新しい会社つくったりして大騒ぎしています。彼らも実はきっかけを待っていたということなのでしょうか(^^;? これから日本語の電子書籍コンテンツもボチボチと出るのでしょう。これはある程度必然で、日本の出版業界は既に周回遅れになってるというだけの話なのです。

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