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読書な毎日(185)

【コールマン博士・最後の警告 〈再編新刊〉人類奴隷化プログラムの恐怖】 ジョン・コールマン
 ジョン・コールマンの最新著ではありますが、本著は過去に出版されたコールマンの著作を再編したもので、今回書き下ろしたものではありません。私はコールマンの著書は何冊か読んではいますが、私が読んだ内容とはかぶってはいませんでした。
 先日、エスチューリンの「ビルダーバーグ倶楽部」を読みましたがコールマンからの引用が多く、あらためてコールマン博士が何言ってるのか気になったので本著を読んだ次第です。断片的に彼の著作は読んではいましたが、本著に書いてあることは驚きというかにわかには信じられない話もたくさん載っていました。
 まず、300人委員会というのはヨーロッパの王族が中心になっている組織で皆、巨万の富を持っています。それを守るのが彼らの目的です。その手段としていろいろなことを彼らは考えています。彼らは今の地球は人口が多すぎると考えています。20億人ぐらいが適度と考えていて、人口調節の手法をいくつも研究させています。疫病を蔓延させて人口を減らす方法。例えばエイズなど。また、気候調節の技術というのは既に確立していてこれを使って暑くしたり寒くしたり、海流の流れを変えたり、干ばつを引き起こしたり。はたまた、地震を起こすこともできるとか。それらは電磁波を使うのだそうだ。この分野ではロシアが最先端を行っていて、アメリカの気候が異常なのはこの実験をしているからなんだって!? また、ウイルスや細菌などの研究もされていて、エイズとか西ナイルウイルスも開発されたもの。予防接種はしない方が良いと博士は言っています。なぜなら、そのワクチンにはいったい何が入っているかわからないから。ワクチンに見せかけて病因となるウイルスを注入されることもありえるのだそうな。豚インフルエンザワクチンなんかに飛びつくと危ないってことです。
 電磁波の有害性についても訴えています。電磁波は癌の原因になるそうで、これは証明されている。米国ではミサイル誘導システムのために網の目のように電磁波が張り巡らされているため、近年癌が非常に増えている。アメリカの電磁波基準は欧州に比べて高いがそれはこのシステムを維持するため。
 電磁波の有害性については喧伝している博士ですが、原子力の害については不思議なことに無頓着です。原子力や核兵器は300人委員会は無くそうとしているのだそうです。何故かと言えば、これでエネルギーを生産されると300人委員会の支配下にいない勢力が力を持ってしまうから。だから博士は原子力は有用なエネルギーなのに廃止しようとしているとはけしからん!と怒っています。
 コールマン博士の書くネタはいつも信じられないことばかりなのですが、調べてみると裏づけのある話なのです。本著はダイジェスト版みたいなところがあるので、今度はタヴィストック研究所と鳥インフルエンザの本を読んでみようと思っています。
 本著をいきなり読むと、劇薬なのでおそらく通常の人は拒絶反応が出ると思われます。まずはライトコールマンの著書、911とか真珠湾あたりからはじめるのが良いかと(^^;
(★★★★)

【東京の島】 斎藤 潤
 伊豆諸島と小笠原、そして硫黄島から沖の鳥島までの紀行文。島の名前ぐらいは知っていてもそこがどういう島かというのはほとんど知りませんでしたがいろいろ特徴があるのです。青ヶ島の芋焼酎。新島のコーガ石。利島の椿油など。コーガ石とはあのモヤイ像に使われている石のことです。モヤイとは新島の方言で”助け合う”という意味があるそうな。新島に行くとこのモヤイ像がそこかしこにあり、家や塀がコーガ石でつくられているところもあるそうだ。コーガ石は軽くて丈夫で加工がしやすいのが特徴。ところがたくさん切り出しすぎてしまったため、最近は質の良いコーガ石はとれなくなってきているそうです。三宅島は今だ復興途中の状態です。現在も立ち入り禁止となっている地域は、三宅島の中でも繁華街だった地域で空港もここにあったため、船でしか行けなくなっていたのです。
 硫黄島は現在は自衛隊の基地の島になっているので一般の人は入れません。1年に数度だけ、慰霊と元島民のためにツアーが組まれるそうでそれに著者は入れてもらい上陸。島は誰も手入れをしないので、原生林のような状態になっているそうだ。ここにはいまだにたくさんの遺骨が眠ったままになっています。沖の鳥島は日本最南端とされている島で、人は住んでいませんというか住めない場所。海で侵食され消えそうになっているのでコンクリートで覆ってなんとか島としての形を保っています。この島があることにより日本の領海とされる場所が増えるため、こんな無理して島を維持しようとしているのです。ここは行くのが相当に大変かつ、上陸するのも大変な場所。沖ノ鳥島に行く船というのは通常ないのですが、著者は唯一といってよい機会を利用します。沖縄から片道36時間もかけて沖ノ鳥島へ、天候によっては上陸できないかもしれないのですがなんとか上陸します。そういえばあの都知事慎太郎も沖ノ鳥島に行って”ここは日本だ!”とか叫んでましたがそんなに行くのが困難な場所だったのですね。ちなみに慎太郎は三宅島でバイクレースしたり変に島に入れ込んでいるように見えますが、あれは単に3男宏孝の選挙区だからなんですね。
 しかし、知られざる島の姿を取材した本著には感服。大島だけでなく他の島にも行ってみたくなりました。
(★★★★)

【島で暮らしたい!―東京都下の南の島で、スローライフを実現するためのノウハウ】 川口 正志
 大島、新島、御蔵島、八丈島、父島、母島で暮らすためのガイド本ですが、暮らすことを考えてなくても島の情報を得るのに良い本です。
 基本的に島というのは閉じた社会で、島外から移住する余地が基本的にない場所のようです。コンビニやいわゆるチェーン店が全く存在しないというのもそれ故。もし、島外から住もうと思った場合にまず住む場所がない。そして仕事がないのです。しかし中でも規模の大きい大島や八丈島は入り込む余地があるようです。また、小笠原諸島は戦後米国に占領されていて返還されたため、その後に移り住んで観光業をはじめた人も多く島外の人も比較的入りやすいそうです。
 大島などには2002年から高速ジェット船が就航していて竹芝桟橋から2時間弱で渡れます。飛行機も元々ありましたが、意外にも近くアクセスも良くなっているのです。
 島に島外から移住した人の体験談がなかなか面白い。もともと島にいる人たちの話も欲しかった気もしますが本著は島外からの移住者向けですからまあ仕方のないとこか。
 著者は、八丈島出身なのだそうです。島に対しての思い入れが読んでいて感じられたのですがどうりでね。こんな本を島民が書いてるぐらいですので、けっこう島外の人もWelcomeなのです。
 実際に大島に行ってみて、非常にゆったりした雰囲気が感じられました。人々は急いでいないし、車も少なく静かです。走っている車はむしろレンタカーの方が多いくらいで無謀な運転している人は皆無。島外から車で乗り入れる人が全くいないからなんでしょうね。
(★★★☆)

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