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RE:今年のアカデミー賞

 結果へのコメントだいぶ遅くなってしまいましたがちょっと書いてみます(予想はこちら)。
 ここ数年の傾向ではありますが、ハリウッド映画に元気がありません。結局、作品賞含め主要部門をとったのはスラムドッグでした。世界中の映画賞をとっていますので、いい映画であることは間違いないのでしょう。しかし、インドの話でイギリス人監督ダニー・ボイルでハリウッドの俳優は出ていなく、大手スタジオでもないインディペンデントなこの映画がハリウッドの祭典でいわゆる大賞をとってしまうというのは実に不思議でした。

 もう1つ今回のアカデミーで特徴だったのは、ショーン・ペンがゲイ役で主演男優賞をとったこと。監督賞はとらなかったものの、この映画の監督のガス・ヴァン・サントはカミングアウトしているゲイ監督です。かつて、ヒラリー・スワンクが「ボーイズ・ドント・クライ」のトランス役で主演女優賞とりましたが、そろそろ本物のカミングアウト後のゲイかレズビアンがトランスが受賞しても良いでしょう(カミングアウト前ならジョディ・フォスターや、ケビン・スペイシーが受賞している)。しかし、その場合は主演何優賞になるのでしょう(^^;;?

 あと、外国語映画賞をとった”おくりびと”ですが、完全なダークホースでした。例年の外国語映画賞は既にたくさんの権威ある賞をとっている外国語の映画がとるのが常でしたが、おくりびとは世界ではほぼ無名の存在。監督も無名の存在。それでとったのだから、ものすごい快挙です。

 今年からアカデミー賞の選出の方法が変わったそうです。今までは試写会見に来れないアカデミー会員のためにノミネート作のDVDを送っていたそうなのですが、不正コピーの原因にもなるのでこれをやめ、試写会に来た人だけ投票するようにしたそうだ。つまり今までは映画を見ていなかったとしても、投票ができたということになる。中には評判だけで入れたり、ノミネート作でも見なかったりなんてことがあったのでしょう。おくりびとはもちろんこと、スラムドッグがとったのもこの新システムが効いているのかもね。良いことです。

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