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新最近みた映画(102)

【ファーストフード・ネイション】 リチャード・リンクレイター
 グレッグ・キニア、ポール・ダノ、カタリーナ・サンディノ・モレノ。同名ルポ原作者のエリック・シュローサーがプロデュース。ドキュメンタリー映画ではなくフィクションですが、原作のエッセンスが生かされています。
 私は原作を読んでいるので、見てびっくりという話はないのですが、これをよく映画にしたなと関心しています。ちょっと説明的すぎるかなというところもあるのですが、”ファストフードとはこういうものだ!”というメッセージを伝えるためにはいいのでしょうね。
 私は原作を読んだときの衝撃を今も覚えています。原作にはかないませんが、本を読むのは面倒というファーストフードなあなたは是非ともこの映画見てください。
 メイキングでシュローサーが出てきます。実はこのテーマは”プレイボーイ誌”から頼まれてはじめたものだそうで、最初はそんな乗り気でもなく、自分もファーストフードを食べていたそうなのです。ところが、調べれば調べるほどにこの業界の問題点につきあたり取材をやめられなくなってしまったそうです。そして以来ファーストフードは食べていないのだとか。おいしいとか不味いとか、健康に良いとか悪いとかより、ファストフードのシステム自体が大きな問題なのです。ちなみに私も、この原作読んで以来ファストフードはほとんど食べていません(^^;
(★★★☆)

【僕のピアノコンチェルト】 フレディ・M・ムーラー
 テオ・ゲオルギュー、ブルーノ・ガンツ。ピアノの天才少年のヴィトス(ゲオルギュー)が主人公。両親は息子の才能を伸ばそうと英才教育をしようとするが、少年は事故を装って才能がなくなったようにふるまう。しかし、彼は隠れて練習していた。彼の才能はピアノだけではなかった。おじいさんに協力してもらい口座をつくって株投資をし、大金を稼ぐ。そのお金を使って、おじいいさんは念願の飛行機を買い、少年はビルのワンフロアを借りきり一人ピアノの練習をする。
 主人公の少年は、実際にピアノの天才として注目されているのだそうだ。どっちかと言えばその少年のためにつくった漫画のような話です。才能を隠すのはいいけど、株で大儲けってのがどうも見ていて気に入りませんでした。なんでもスマートにこなすってことなんでしょうが、バクチ(株)と芸術は相容れないものじゃないすか。というわけで星は辛めにします。しかし、金融危機で株市場が崩壊した今だったらこんなシナリオはつくれなかっただろうね(^^;;
(★☆)

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