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新最近みた映画(95)

【サンキュー・スモーキング】 ジェイソン・ライトマン
 アーロン・エッカート、マリア・ベロ、デヴィッド・ケックナー、ウィリアム・H・メイシー。タバコ業界のロビイストとして、活躍するネイラー(エッカート)が主人公。タバコ業界の環境が次第に厳しくなっている10年ぐらい前のアメリカが舞台。リベラル系のフィニスター上院議員(メイシー)はタバコにドクロマークをつける法案を通そうとしている。ネイラーは映画業界に働きかけ、タバコのイメージアップにつながる映画をつくろうとするが。
 日本ではあまり馴染みのないロビイストですが、アメリカはじめヨーロッパでも彼らが政策を大きく作用させる力を持っています。ロビイストにもいろいろいるのでしょうが、ネイラーは金さえもらえば何のロビイストにでもなるタイプの人間です。パリッとスーツを着こなし有能そうで親しみやすいが、口は実に達者です。企業は彼らロビイストを使い政治に圧力をかけますが、用なし役立たずと思えばあっさりクビを切り、問題おこれば責任押し付けてしらんぷりです。というわけでこういうタチの悪い企業を相手にするようなロビイストは金でももらわなければやってられないのでしょう。
 で、結局タバコ業界はご存知の通り衰退の一途をたどってしまうわけです。ある日を境に潮がひくようにロビイストの出番もなくなっていきます。さて、タバコ業界がだめになり、ネイラーが次に相手にした業界はどこでしょうか。正解はネタバレですが、携帯電話業界です。彼らロビイストががんばってるから、今のところ携帯電話の電磁波は人体に影響はないみたいですね(^^;;
 話題になった映画ですが、なかなかよくできた映画です。同監督の次作JUNOは米国でヒットしましたが、これも楽しみですね。
(★★★★)

【幸せのちから】 ガブリエレ・ムッチーノ
 ウィル・スミス、ジェイデン・クリストファー・サイア・スミス、タンディ・ニュートン。自分で仕入れた高額医療機器のセールスをするクリス(スミス)が主人公。彼には共働きの妻(ニュートン)と息子(実の息子)がいるが、妻は稼ぎの少ない夫にいつもいらついている。もっと稼ぎのいい職に転職しないと、クリスは証券会社の狭き採用枠に応募する。
 評判が高い映画だったのですが、スミスとその息子が出てるサクセスストーリーというだけで、なんの捻りもオチも、主張もない凡百な映画でした(^^; 低所得者のたいへんさを描いてるわけではなく、スミスとその息子のがんばる姿が映されているだけ。そして証券会社に入って絵に描いたような一発逆転劇(^^;; まだ、何か発明するとか、社会的に良いことをして結果的に成功したってのならいいけど、金の亡者の証券業界の中でのし上がっても美談でもなんでもない(^^; まあ、これもアメリカンドリームなんですか(^^;? 本作は実話ベースだそうですが、今頃この映画のモデルはサブプライムですって無一文になってるかもしれません(^^;
 しかし、この演技で主演男優ノミネートするようだったら世の中の7割の映画がノミネートだ(^^; というわけでウィル・スミスファン向けの映画ですが、彼はなんでそんなに人気があるんだろうね?
(★★)

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