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新最近みた映画(89)

【Yes!プリキュア5 鏡の国のミラクル大冒険!】 長峯達也
 プリキュアの映画版通算で4作目。プリキュア5では1作目となります。テーマパークに遊びに行った5人とココとナッツとミルク。鏡の迷路でココとナッツが行方不明になってしまう。
 TV版はふたりはプリキュア以上に学園モノ色が濃いのですが、映画ゆえか本作も戦いの見せ場が満載すぎです。ザコキャラ、中ボス、大ボス、そして大ボスの復活と4回も戦います。まあ、2回ぐらいでいいと思うんですがね。
 この映画の趣向として変わっているのは来場者全員にミラクルライトという小型の懐中電灯を配り、見せ場で振らせたということ。我が家はDVDで見たので観客と振るというのはできませんでしたが、プリキュア好きのみんなと一緒にライトを振ったらきっと楽しかったんでしょうね(^^;; 映画になると大味なのはプリキュアファンにとって映画のプリキュアはお祭りだからなんでしょうね。というわけで、本作はプリキュアファンのお嬢ちゃんと見にゆく映画ですね。
(★★)

【フランドル】 ブリュノ・デュモン
 アデライード・ルルー、サミュエル・ボワダン、アンリ・クレテル。カンヌ映画祭グランプリ作品。フランスのフランドル地方の田舎町が舞台。バルブ(ルルー)のことを幼馴染のデメステル(ボワダン)は好きなのだが、彼女はブロンデル(クレテル)とつきあっている。二人の男は中東のどこかの戦場に志願して行く。砂漠の戦場は想像を絶する世界だった。
 普通の若者が兵士にされ戦場に行き、人を殺したりレイプしたり、戦友が死んだりするという非日常体験をします。そこから帰ってきた若者は元の若者とは別人で、もう元には戻れないのです。映画を見てる人はその若者と一緒の体験をするわけです。
 戦場は意図的にどことは特定できないようにしているようです。任務もなんだかわからず、ただ砂漠を歩いているシーンが多い。どこか寓話的な要素がある映画で、戦争と人間の関係を静かに描いています。
 日本での公開はユーロスペースで、チラシはバルブの横顔だったのですが、DVDになったらなぜか”戦闘モノ”みたいなパッケージになってしまいました。この表紙にひきつけられた戦争オタが間違ってこの映画を見てしまったケースが多発したようですが、やはり内容を表すチラシであり表紙にしないとだめなんですよ。売れればいいってもんじゃないんですから。
(★★★★)

【ブリッジ】 エリック・スティール
 サンフランシスコのゴールデンゲートブリッジで自殺する人たちのドキュメンタリー。ゴールデンゲートブリッジは自殺の名所で年間に30人近く飛び降りるそうだ。ごくまれに助かるケースもあるが普通は水面にたたきつけられて即死し、遺体は水中に潜ったまま回収できないケースもある。宗教上の問題からアメリカは日本とは比べものにならないほどに自殺に不寛容な国です。そこで自殺するってのはよっぽどなことなわけです。
 本作では自殺した人の遺族や友人の話、奇跡的に生還した人の話により構成されています。自殺した人の遺族というのはそれはショックなわけで、よくインタビューに答えてくれたものだと思いました。自殺する理由はいろいろあるのでしょうが、社会から疎外感を持ち、自分に生きている価値がないと思ったときに自殺する場合が多いのでしょう。
 なぜ、ゴールデンゲートで自殺するかと言えば、そこが美しい場所でかつ楽にきれいに死ねると思うからなのでしょう。おそらく日本にそのような場所があれば自殺は30人どころではないでしょう(^^;
 美しい景色、飛び降りる人。ショッキングだけどそのアンバランスさが不思議な雰囲気を醸し出している映画です。
(★★★★)

【ホリデイ】 ナンシー・メイヤーズ
 キャメロン・ディアス、ケイト・ウィンスレット、ジュード・ロウ、ジャック・ブラック。イギリスの新聞社に勤めるアイリス(ウィンスレット)と、ハリウッドで映画予告編を作成しているアマンダ(ディアス)が失恋をきっかけにホームエクスチェンジをする。行った先でそれぞれでアイリスの兄グラハム(ロウ)と、作曲家のマイルズ(ブラック)と出会うというロマンチック・ラブストーリー。イギリスとアメリカの違いが出ていて非常に面白い。アイリスが住むのはイギリスの郊外の小さな古い家。気候も雪が降るような寒さ。役者も芸達者な豪華キャストで完成度の高い映画です。
 それにしてもジャック・ブラックはいいです。本作ではまじめな作曲家なのですが、出てきただけで笑えてしまえます(^^;;
(★★★★)

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