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コラムyokoze「投票日と投票率の関係」

 7/22に決定していた、参院選の投票日を一週間ずらして7/29にしようと与党連合は動いている。1週間のばす理由は、重要法案を通すためだそうだ。しかし、審議がこんなに渋滞したのは、年金問題や還元水問題などが出たためである。これらの問題は何も解決していないというのに何が重要法案だ。その残っている重要法案というのは、公務員制度改革関連法案(新人材バンク)、社会保険庁改革関連法案、年金時効撤廃特例法案だそうである。これらの法案の問題点についてはここでは書きませんが、数の力が残ってるうちに1週間延長して強行採決するつもりなのだろう。国会の会期延長というのはそう珍しいことでもないが、今回異例なのは会期延長により国政選挙の投票日をずらしてしまうということだ。私の記憶では今までこんな事は起こったことがない。法案を通したいというのもあるだろうが彼らの狙いは他にもある。1週間伸ばした程度で与党への逆風はやむことはないだろうが、時期的に1週間ずらすことにより投票率の大きな下落が期待できるのだ(^^;;
 ここ5回の夏の参院選の投票日と投票率を見て見よう。

(1991/7/26) 50.72% -2
(1995/7/23) 44.52% -1
(1998/7/12) 58.84% -6
(2001/7/29) 56.44% -3
(2004/7/11) 56.57% -4
(2007/7/2?) ??

 ここに出ている以前の投票率を見ると、7月の1週目にするのが通常だったようだ。それが7月の後半に移動し、1995年には過去最低の投票率を記録している。7月の第三週以降というのは学校が夏休みに入り、行楽シーズンがはじまる時期である。まだ暑すぎず好天にも恵まれるので投票率が下がるのだ。さすがに政府もまずいと思ったのだろう翌1998年の選挙では投票日を1週間繰り上げ、投票時間も延長し不在者投票も緩和した。2001年の選挙は7/29と最も遅い部類であるが、空前の小泉ブームになっていたことを考えると低い投票率と言える。
 そして今回の2007年。7/15の週は3連休でサミットもあったので、やや遅めの7/22が投票日となっていた。それをさらに一週遅らせるというのだ。今回は国民の関心も高くそれなりの投票率が期待できそうな選挙なのだが....。
 しかし、彼らの思惑が何であるにしろ選挙の日をずらさせるなんてことをさせてはいけない。今回の選挙日ずらしが認められてしまえば、彼らは今後も、自分たちの都合の良いように選挙日を移動させるようになるだろう。民主主義の根幹がまた一つ壊されるということだ。

○これまでの参院選の投票率
http://www.pref.ibaraki.jp/senkan/shikumi/sikumi_10.htm

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