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コラムyokoze「志賀原発の地震記録はなぜ消えた」

 3回続けて志賀原発ネタご容赦。オモテのニュースだと重要なことを全く報じないので私も見逃していたのですが。志賀原発2号機はその耐震性に問題があると住民が集団訴訟を行い、2006/3/26に一審を住民側が勝訴していた原発だったのです(現在、北電が控訴して係争中)。耐震性を問う裁判で初の運転差し止め命令が出るという画期的判決でした。つまり電力会社にとってここで地震が起こってはまずかったのです。

 被告である北陸電力はここは大きな地震など起きない地域でマグニチュード6.5を超える地震の震源断層が存在しないと主張していました。ところが、今回の地震では原子炉からたった17キロのところでマグニチュード6.9の地震が起こった。北陸電力の主張はあっさりと破綻してしまいました。

 こんな裁判があったから北陸電力はガルの値をなるべく小さくしたかったのでしょう。226 → 264 と訂正しましたが本当は400ガルぐらい行ってたかもしれません(^^; しかし、あまりでかい値を発表するとここは地震地帯で危険ということになりますから二度と志賀原発を動かすことができなくなってしまいます。また、もし400ガルなんて値が出たりすると日本中の原発の耐震基準をすべて見直し、耐震工事をしなくてはならない状況になります。そうなるとたいへんなお金がかかります。だから、データが消えたことにして本当にデータを消し(^^;テキトーな値を発表したというのがオチだったり(^^;; ああ~恐ろしや.....。


○志賀原発/耐震性の総点検迫る判決
http://www.kobe-np.co.jp/shasetsu/0000011349.shtml

○2006年3月24日の金沢地裁判決
http://www.jcan.net/tanpoposya/doc/200603seimei.htm

○北陸電の想定マグニチュード上回る 能登半島沖地震
http://www.asahi.com/national/update/0325/OSK200703250204.html?ref=rss

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コラムyokoze「すべてがテキトー!?志賀原発」

 昨日のコラムで志賀原発の揺れは226ガルと書いたのですが、実はもっと揺れていたかもしれないと今頃になって北陸電力が発表しています。揺れは最高264ガルと女川原発の記録を更新しています。けれど、その値は本当のところはよくわからないようです(^^; 1号機の方はICメモリーの容量が少なかったため地震発生から30分も上書きしてしまった。つまりわかんないってことです。226ガルという値はどうやって出てきたのでしょう(^^;? そして前記の264ガルは2号機の地震計で記録されていたと今回言ってるのですが、当初北陸電力は2号機の方は止まっていたので、地震計は動いていなかったと発表していました。止まってたと思ったらやっぱり動いてたの(^^;? 2号機のICメモリは十分な容量があったの(^^;? つまり、これらの値はどれも信用できず本当は何も記録が残っていなかったのかもしれません。それではまずいので適当な値を発表していたのでしょう。
 志賀原発の隠蔽を問われていた最中だったのに、更に事実を隠蔽するという救いがたい状況。こんな人たちに原発のような危ないものを任せておけるはずがありません。

○地震発生時30分間の地震計記録できず 志賀原発
http://www.asahi.com/national/update/0328/TKY200703270525.html

○北陸電の想定マグニチュード上回る 能登半島沖地震
http://www.asahi.com/national/update/0325/OSK200703250204.html

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コラムyokoze「運良く!?止まってた志賀原発」

 3/25 石川県で最大震度6強の地震が起こった。今や日本中どこにでも原発はあるのだが、今回の地震の震源の近くに今話題の志賀原発があった。制御棒が誤って抜けて臨界状態になっていたというあの原発である。この事故隠しのおかげで1号機は定期検査のために数日前に原子炉を止めたところだった。なんと運のいいことでしょうか(^^; ちなみに2号機も蒸気タービン破損のため止まっていた。なんと運のいいことでしょうか(^^;
 原発は地震によるある程度の揺れを観測すると緊急停止するようになっている。過去の地震では2003年の宮城沖地震で251ガル(地震の加速度)を記録し停止したことがある。今回の志賀は226ガルを記録したとのことですので、もし稼動していたら原発世界史上二番目の揺れを受け緊急停止していたところだった。ちなみに原発は大きな地震が起こらないとされている地域に建設されているので、今回の地震もやっぱり想定外の揺れだった(^^;
 制御棒というのは車で言うところのブレーキのようなもので、原発の反応を止め炉を停止させるためのものです。もし、志賀の原発の事故が隠蔽されたままで、炉が稼動していて緊急停止装置が入ったらこの原発はどうなっていたでしょうか。制御棒がシュポッと抜けて第二のチェルノブイリが起こっていたかもしれません(^^; ラッキーは何度も続かないということを電力会社は肝に命じておいてほしいものです。

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新最近みた映画(74)

【ナミイと唄えば】 本橋 成一
 沖縄のお座敷芸者ナミィおばあのドキュメンタリー。孫の成長、そしてひ孫もっと先も見たいから85才ではまだ足りぬ。百とハタチ(120才)まで生きたいおばあは今日も三線片手にお座敷へ。
 元気な沖縄のおばあの日常と生い立ちを唄にのせてつづる映画。85才とは思えないバイタリティと歌声。おばあの人生は波乱万丈ですが、それをケラケラと笑いながら話します。沖縄人長生きの秘訣がこの映画にあるのかも。
 かつてのライバルおばあと数十年ぶりに再会する場面があるのですが、感動的です。ライバルおばあは何年ぶりかに琴を引っ張り出し、弾こうとします。
 老人の居場所のなくなってしまう社会ってすべての人に生きづらい社会なんでしょうね。
(★★★★)

【ホワイト・プラネット】 ティエリー・ラコベール ティエリー・ピアンタニーダ
 仏ドキュメンタリー。ディープ・ブルーの北極版といった感じの映画。白クマ、カリブー、アザラシ、イッカク、クジラなどが出てきます。よくこんなに寒いところにこんなにも生物がいるもんだなと感心です。ちなみに皇帝ペンギンは南極にいるので本作には登場しません。北欧フィンランド生まれのlinuxはペンギンがイメージキャラなのですが、なんと北半球にはペンギンはいないのだって。今調べててはじめて知った(^^;
 ディープ・ブルーは範囲が広すぎてやや散漫な感じがしたのですが、本作は北極に絞ってますので、まとまりがあり良かったです。しかし、本音を言えばもっと白クマが見たかったなあ。
 映画の中のナレーションにもあるのですが、温暖化により氷河でできている北極はどんどん狭くなっているそうです。つまり白クマの生息域がどんどん減っているということなのです。
(★★★★)

【みんな誰かの愛しい人】
 アニエス・ジャウィ
 仏映画。 マリルー・ベリ、ジャン=ピエール・バクリ。有名な作家の父をもつ娘。彼女に近づいてくる人は彼氏も含め、みんな父に興味があるようだ。あんな親父なのに!
 本作は2004年のカンヌで脚本賞をとっています。しかし、私には並作のように思えました。みんな誰かの愛しい人という題名だけど、みんななんだかイラついてる人に見えました(^^;
(★★★)

【ALWAYS 三丁目の夕日】
山崎貴
 吉岡秀隆、小雪、堤真一。一応漫画が原作の日本映画。昭和30年代、東京区内のとある街の日常を映した群像劇。2006年の日本アカデミー賞を総なめにし評判も高い映画ですが、そんなに騒ぐほどの映画でもないかな、というのが私の印象。昭和30年代の風景や、雰囲気は良く出ているのですが肝心のストーリーの方は平凡です。その時代に生きた人には懐かしく、その後の世代にとってもノスタルジックな感じはするのでしょうが、それだけで終わっている感じ。これを見て、昔は良かったなあと思うのでしょうかね(^^;;
(★★★)

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読書な毎日(150)

【許される嘘許されない嘘】 浅野 史朗
 元宮城県知事の浅野氏の最新著。雑誌に連載されたコラムを単行本化したものです。私も浅野氏が話題の革新知事であるということは知っていたのですが、なんで彼の評価が高いかというのはほとんど知りませんでした。また3期でやめてしまったのも何でなのかな?と思ったぐらいでした。というのも自分とほとんど関係ない宮城の話だったからです。ところがその浅野氏が都知事選に出るとのことで、本著を読んだ次第です。本著以外にもホームページとかマニフェストなども読みましたが、”なんと素晴らしい知事なんだ”と驚いてしまいました。政治姿勢、思想、人格、経験すべてにおいて100点あげてもいいぐらい。こういう人こそ政治家をやってほしいと言える稀有な存在です。それが有力候補となっているのですから。当選させなければなりません!ちなみに3期でやめたのは”3期12年が区切り”と最初から決めていたため、4期目を自ら辞していたのです。これってできそうでできないことなんですよね!
 本著は主に言葉についてエッセイ的に書かれた内容で非常に読みやすい内容です。彼の人柄と言葉を大事にする姿勢、プレスリーに対する思いなどがよく伝わってきます。彼の政策や県政に興味ある方は疾走12年の方も読むと良いのでしょう。
 今後の4年がこの選挙で決まるのですから、少なくとも都民のみなさんは是非ともこの本読んでから都知事選の投票に行ってください!
(★★★☆)

【耐震偽装 月に響く笛】 藤田 東吾
 耐震偽装事件のプレーヤーの一人、イーホームズの藤田社長が書いた耐震偽装事件の真相についての手記。メールのやりとりを織り交ぜながら事件の渦中の人物しか書けない話がたくさん出ています。あの事件はいったい何だったのかというのを知るためにすべての人が読むべき本でしょう。ちなみにこの本は文藝春秋社より出版が決まっていたがどこかから横槍が入り出版できなくなり著者が自費出版のかたちで世に出した本です。なぜこの話の真相に迫るとやばいのかと言えば、安倍政権をひっくり返す話が書いてあるからなのです。
 この事件の発端はイーホームズに姉歯建築士が耐震偽装をしているという話が入ったところからはじまります。それを聞きイーホームズが独自に調査したところ耐震偽装が発覚。これはとんでもないことだ、ということでそのデベロッパーであるヒューザーに伝えるが彼らはそれを隠蔽しようとする。国土交通省にも伝えるがなんと彼らもとりあってくれない!裏では政治家も動いている。けれどこの件、ことが重大すぎて隠せない状況になってくる。そこでスケープゴートにされたのは姉歯建築士とイーホームズだった。姉歯が偽装したのはもちろん問題だが、それを検査で見逃したイーホームズも悪い!というストーリーがつくられた。けれど後にわかることなのだが、姉歯偽装を見逃していたのはイーホームズだけでなく、最大手の日本ERIも各自治体も同じだった。その偽装はかなり巧妙で簡単には見破れるものではなかった。日本ERIは同じ話が持ち込まれたのに調べようとしなかったのだ。また、同様の偽装をしていたのは姉歯だけでもない。問題は行過ぎたコスト削減要求と簡単にわからないように耐震偽装ができてしまう大臣認定ソフトにあった。
 官僚、実業家、政治家、ヤクザ、創価学会そしてマスコミの負の連鎖が読めば読むほどに浮かび上がってきます。日本という国の腐敗ぶりはここまできてしまっているのです。一番大事なものはなんでしょう?金でも組織でも体面でもありません。人の命です、そんな基本のことがわからなくなってしまったんでしょうかね...。
 著者の文章は読みやすいけど、文学的でもあり、非常にテンポもある書き手で非凡なものを感じました。ペンは剣よりも強しという言葉もありますが、この本が世に出て多くの人に読まれることにより、隠されようとしていた耐震偽装が暴かれるかもしれません。事実本著の出版後にアパの耐震偽装が世に出ました。このままこの事件を埋もれさせてはいけません。日本中に耐震偽装された建物はまだまだたくさんあり、問題の退陣認定ソフトはそのままなのですから、第二第三の姉歯は今後も生まれるかもしれないのです。
 結局、藤田社長の会社イーホームズはつぶれてしまいます。また、最初は守られていたヒューザーも危険が官僚や政治家に及びそうになったところで投げ出されます。そしてウソをついて役所を守った役人はなんとその後昇進しています(^^; 正直ものがバカを見る、こんな日本に誰がした(^^;;
(★★★★☆)

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コラムyokoze「三宅島の慎太郎レース発案者は事故死していた」

 続けて慎太郎ネタご容赦。スポーツ大好き!?の慎ちゃんだが、この11月にイギリス領のマン島を手本に東京の三宅島でバイクの公道レースをしようとしていることはご存知だろうか。マン島のレースは100年もの歴史があるそうなのだが、公道レースという性格上今まで223人も亡くなっている。
 その一人が日本人ライダー前田淳。彼は昨年、慎ちゃんはじめとする視察団がマン島を訪れる中、練習走行中に事故死していたのだ。彼はこのマン島公道レースにはまっていた一人。彼の発案で三宅島レースが計画されたと言っても良い。おそらく慎ちゃんたち視察団の前で張り切っていたのだろう....。普通の神経の持ち主なら、これだけの大事故があった後でレースを強行するなんてことはないだろう。100年の歴史があってもこうなのだ。ところが特攻大好きな慎ちゃん、見直す気などサラサラないどころか「危険な方が盛り上がるんだ」などと、とんでもない発言をしている。

 ちなみにこの三宅島バイクレース構想は既に4000万円の調査費用(もちろん都税、慎ちゃんのマン島旅行代など)を使っている。そして2007年度の予算でレースのための都道改修に3億円も計上!三宅村民も大会運営費などで3億円も出させられるそうだ!(住民一人あたりの負担はなんと10万円)。つまり一部の人にしか関係ないイベントに合計6億4000万円も使われるということだ。更に親バカもここまでくるとあきれるばかりだが、三宅島は慎太郎のかわいい三男の選挙区だったのだ(^^;; グラディエーターじゃあるまいが慎ちゃんの趣味と三男の選挙ため、毒ガスの中を文字通りの死闘をさせられるとは三宅村民もレーサーたちもたまったものではない....。
 浅野氏が都知事となればこのレースは間違いなく中止となるだろう...。


○お粗末な石原知事のスポーツ観
http://news.livedoor.com/article/detail/3084717/

○三宅島にまつわる複雑な思い
http://www.shizenyama.com/archives/nishi/2006/06/post_79.php

○11月11日(日)開催予定の三宅島オートバイレース
http://blog.goo.ne.jp/sayonaraishihara/e/491e363717179e3e7cefa0a629ae7bbd

○前田淳オフィシャルページ
http://www.junmaeda.com/

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コラムyokoze「逃げ腰 慎ちゃん」

 ゲンダイに下記のような記事が出ていた。地域によっては早くも浅野支持が上回っているとか。そして慎太郎はどうやら学会票も期待できない情勢だ。
 選挙にとって第一声というのは非常に重要な意味を持っている。選挙の起点であり、この選挙で何を目指すか宣言する場であるからだ。都知事選であれば、マスコミが集まりやすく都庁のある新宿でするのが普通である。ところが何故か慎太郎だけ立川で第一声。今まで多摩のことなんか興味もなかったくせになんで?横田基地返還は公約から消えてるのに?と思ったら、まだ慎太郎への支持が多摩では高いという調査結果が出ていたのだ。既に支持を失っている都庁舎付近は避けたということなのだ(^^; 最初からそんな逃げ腰で大丈夫?慎太郎殿。

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都知事選大混迷 浅野猛追 石原まっ青

 石原慎太郎(74)、浅野史郎(59)の2人が、18日それぞれ選挙事務所を開いた。これで選挙戦が本格的にスタートするが、石原知事が世論調査の結果に真っ青になっている。

 新橋に事務所を開いた石原知事は「私の不徳で苦戦を強いられたが、これからは反撃に転じる」「最後のご奉公を存分に務めさせてもらいたい」と、珍しく神妙に挨拶。スポーツ紙のインタビューにも「今度は大変だよ」「非は認めないとね」と弱音を吐いている。
 石原知事がここまで弱気になっているのは、予想以上に浅野史郎に追い上げられているからだ。
 自民党が3月上旬に行った調査によると、まだ浅野の名前が浸透する前だというのに「石原支持43ポイント」「浅野支持32ポイント」と10ポイント差まで迫られていた。選挙戦が始まって浅野の知名度が上がれば、あっと言う間に追い抜かれる可能性がある。
「世論調査の数字を知らされた石原知事は、かなり慌てたといいます。ショックだったのは無党派層の多い世田谷、目黒、豊島、練馬で浅野に負け、大きくリードしていたのは古くからの住民や高齢者の多い葛飾、台東、多摩だけだったことです。さすがに危機感を持ったのでしょう。都議会自民党の会合に乗り込んで『命を預けます』と頭を下げて支援を要請したといいます」(都政関係者)
 そのうえ、追い打ちをかけかねない伏兵が現れた。先週末に立候補を表明したタレントの桜金造(50)だ。
「桜金造は知る人ぞ知る創価学会の会員です。本部幹部会で池田大作名誉会長から直々に激励の言葉もかけられている。11日の聖教新聞にも写真が出ています。公明党の支持を受けている石原知事は、東京に100万票ある創価学会票を期待していたはずですが、これで当てにできなくなった。都知事選は450万票を石原VS。浅野が奪い合う構図だとみられている。学会票が期待できないとなれば相当な痛手です」(事情通)
 都知事選はますます混迷してきた。

最終更新:3月22日10時0分
日刊ゲンダイ

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コラムyokoze「都知事選とマニフェスト」

 役者が揃い、盛り上がってきた都知事選。10人程度が出馬する乱戦となるらしいが10万票以上とりそうな主要候補は公開討論会に出たあの4人だろう。その各氏は各自のホームページに今回の選挙のマニフェストや公約・信条?を掲載している。この前ここに書いた私のコラムで、マニフェストをホームページに載せるのはNGと書いたが、現在の”選挙不文律”では、選挙が告示されるまでは載せていてもかまわないということらしい。つまり選挙がはじまったらホームページ上から選挙に関する話題を消えるのだ(黒川氏は早くも表ページからは消してしまったよう)。だからこの対策として勝手連ページと称して第二のオフィシャルページを立ち上げる候補が多い。このおかしな公職選挙法をいつまで続けるつもりなんでしょう(^^;?

 それはそれとして各氏のマニフェストを見比べてみてください(リンクは本文書の最後)。一番具体的で日限までついているのは浅野氏で、その対極は散文的な石原氏の政治信条?です。
 石原氏も8年前、そして4年前も具体的な目玉公約をあげていました。横田基地返還(頓挫)、カジノ構想(頓挫)、慎太郎銀行(赤字で破綻寸前)、銀行への外形標準課税(都敗訴で返金)、ディーゼル車規制(インチキ装置でミソがつく。新車登録から7年は対象外という条件がつき実際の効果は甚だ疑問)。このように目玉とされた公約はすべてと言ってよいぐらい失敗しているのです。だから石原氏は今回の公約では具体的な目玉を書くのはやめたのでしょう。キャッチフレーズは東京再起動(リブート)。石原氏の8年間、東京はシンタローウイルスに侵されフリーズしていたということなんでしょうね。しかし慎太郎があと4年も続くと東京はシャットダウンしたまま上がってこなくなってしまうことでしょう(^^;

 その石原氏は”浅野氏のマニフェストは抽象的にわからない”と機会あるごとに報道機関に言い、マスコミはそれを垂れ流しています。”石原氏の公約の方が抽象的で具体的ではない。過去の公約はいったいどうなったのですか?”とマスコミは何で言わないのでしょうか。石原氏のウソと言っても良いぐらいの発言が連日報道されることにより、報道を聞き流している人は読みもしないで”浅野氏のマニフェストは抽象的なんだ”と思ってしまいます。

 しかし、石原氏は74にまでなってなんであと4年も都知事がやりたいのでしょう。私なりに彼の都知事を続ける動機を考えてみました。
1)自分の権力で使える金が膨大で楽しい
2)自身が豪遊できるし、息子や友人を都政にからめて優遇できるので楽しい
3)週三日都庁に行くだけで給料ガッポリなのでやめられない
4)4年後は三男もしくは四男に都知事を引き継ぎたい
5)もう国会にも戻れないし、新党もつくれないので都知事を続けて皆から忘れられないようにしたい
6)自分の政治生命もさすがにこの4年ぐらいで終わりなのであと4年で後世に残るものを何かしたい(つくりたい)。実はオリンピックは無理だろうなと思っている(^^;

 とにかく、都民のことを思って出馬していないということだけは確かでしょう(^^;;

○浅野史朗マニフェスト
http://www.asanoshiro.org/manifesto.htm
 >浅野史郎 - みんなの力(勝手連ページ)
http://www.minnanochikara.jp/asano/index.php

○石原慎太郎選挙公約
http://www.sensenfukoku.net/policy/policy2007.html
勝手連ページはない?

○黒川紀章マニフェスト
http://www.kisho.co.jp/page.php/348
勝手連ページはない?

○吉田万三の都政改革プラン
http://www.manzo-y.jp/pledge/070214_plan.htm
 >革新都政をつくる会(勝手連ページ)
http://www.ny.airnet.ne.jp/kakushin/

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コラムyokoze「中村彝アトリエ保存」

Nakamura 中村彝という人を画家を知ってますか?私は知らなかったのですが、代表作のエロシェンコ氏の像が重要文化財になっている大正時代の洋画家です。その方のアトリエが下落合に現存するのですが、老朽化のため解体されようとしているそうだ。建築されたのが1916年とのことですので、戦火を超えて90年も建ってるということになります。そのアトリエをこのまま解体させてはいけない、とがんばってる人たちがいて私もその存在を知ったわけです。根本区議のホームページに企画書が載ってますので見てみてください。かなり具体的で気合の入った企画書です。

 実はこのアトリエは現存するのに、茨城水戸の茨城県近代美術館に再現されているのだそうだ。現存するのに新築復元し、本物は壊してしまうというのはどういうことでしょうね(^^;;

○中村彝アトリエ保存会
http://blog.so-net.ne.jp/tsune-atelier/

○中村屋サロン
http://www.nakamuraya.co.jp/salon/p02.html

○中村彝(ツネ) アトリエ
http://kurobane.web.infoseek.co.jp/nakamura-tune.htm

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脱Windows計画(8)

 今回紹介するのはlinuxが気になるけど、OSインストールまではしたくないという人向けのlinuxについて。2つ紹介します。
 1つは Live CD linuxとか1CDlinuxと呼ばれるもの。これにも様々なディストリビューションがあるのですが、knoppixが最も有名です。CDライタさえあればCDイーメージをダウンロードしてCDを1枚焼き、CDブートするだけでlinuxを使うことができます。パソコンにインストールしてあるwindowsには全く影響を与えません。パソコンの中身のファイルをいじったり、パーテーションを分けたりということもできてしまうのですが、意図的にそういうことしなければ大丈夫(この機能を使ってOSが立ち上がらなくなったwindowsのファイルリカバリなどにも使える)。設定ファイルをUSBメモリなどに保存しておけば設定が消えてしまうということもありません。しかし、CDからプログラムを起動しているので動きがやや遅い。新しいバージョンが出るたびにCDを焼き直さなければならない。自分の好きなアプリケーションをダウンロードして使うのに適していない。などという問題があります。まあとにかく、linuxとはこういうものか、と知るのにはお手軽でしょう。
 さらにもっとお手軽な方法がバーチャルマシン(VM)をインストールしてその上でlinuxを動かす方法です。VMとはあるOSの上で別のOSを動かす技術です。これもいくつか製品があるのですが、windows上でlinuxを動かすもので一番有名なのはVMwareです。マイクロソフトもvirtualpcという同様の製品をリリースしています。これらの製品は有料だったのですが、無料版も出たため、ダウンロードしてインストールするだけでlinuxを使うことができます。VMware用のフォルダができるだけで、もちろんwindowsに影響を与えることはありません。ハードディスクにlinuxをインストールするより遅いですが、LiveCDlinuxよりはずっと速く、設定もフォルダの中に保存されますのでWindowsの1アプリケーションのごとくlinuxを使えます。
 VMWare上で動くlinuxのディストリビューションもいくつかあるようですがubuntuは日本語版のVMware用製品(Browser Applicationと呼ばれている)を必ず出しますのでこれを使うのが良いのではないでしょうか。この中でメールやインターネットのブラウジングすれば、ウイルスともきっと無縁になるでしょう(^^;;
 マイクロソフトのVirtualpc(買収してこの技術はゲットしたのではあるが)も無料で使えます。Virtualpc上で様々なバージョンのWindowsが動きます。しかし、WindowsXpの上でWin98が動いたところで何が楽しいのでしょう(^^; Virtualpcの上でもlinuxも動かせるようではあるけど、もちろんMicrosoft公認ではありません(^^;

○knoppix
http://unit.aist.go.jp/itri/knoppix/

○ライブCDの部屋
http://2.csx.jp/livecdroom/

○Free VMware Player
http://www.vmware.com/ja/products/player/

○VMware用 ubuntu
http://www.ubuntulinux.jp/News/News20070124

○virtualpc
http://www.microsoft.com/japan/windows/virtualpc/default.mspx

○VM
http://mcn.oops.jp/wiki/index.php?VM

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コラムyokoze「蒼い顔の総理 オムツつきるまで」

 3/3、角川映画がつくった「蒼き狼 地果て海尽きるまで」が公開された。30億円の制作費、9億円の宣伝費を投じられた超大作。日本の実写映画としては過去最大規模(スクリーン数)での公開で一応1位はゲットしたようだが、同じ角川映画でヒットとなった「男たちの大和」に比較すると57%の出足とのことで本映画の大コケは決定したと言ってよいだろう。
 せっかくのモンゴルロケだというのにジンギスカンが反町でなんと日本語をしゃべっている(^^; モンゴルでとってる意味ないじゃん(^^; もともとジンギスカンって日本人があまり興味を示す対象と思えません。同じお金かけるんだったら日本の戦国時代の方が良かったんじゃない?
 なんでジンギスカンの映画なんかとるんだろうと思ったらeiga.comに角川春樹のインタビューが載っていました。彼は自分がジンギスカンの生まれ変わりだと思っていて、非常に思い入れがあるんだとか。自分の趣味でつくったってことかい!というわけでコケルべくしてコケタ作品と言って良いでしょう。

 それはそれとして、驚いたのが3/3の首相動静。この日国会では予算の審議が未明まで続き、総理が公邸に帰ったのは午前4:17分!そしてその日の10時から有楽町で「蒼き狼 地果て海尽きるまで」をアッキーと鑑賞。出演者らの舞台挨拶をみて、懇談してラーメン食べて床屋に行って午後4:14に公邸へ帰っています。私でさえオムツは横漏れしなかったのかな?と心配してしまいました(^^; 総理としては角川春樹への義理をはたしたつもりでいるのでしょうが、こんなところでがんばらなくてもいいし、総理を呼ぶ角川も角川です。壮大な無駄クソ映画を体力をすり減らして見に行く総理。正にこれがの今の安倍政権を象徴しているのでしょう(^^;

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コラムyokoze「いけてる!?紀章のマニフェスト」

 都知事選に立候補を表明した黒川氏が自身のホームページにマニフェストを発表している(今のおかしな公職選挙法によるとホームページは選挙に使ってはいけないので、これは実はNGなのだが世界的な建築家なので選挙管理委員も文句言わないのでしょう(^^; しかしいつになったら日本はホームページ解禁するんですかね(^^;?)。これがなかなか素晴らしいというか、慎太郎に対する皮肉に満ちていてなかなか楽しい(^^;

 慎太郎銀行は売却。慎太郎が第三セクターに借金を押し付けてうやむやにしようとしている臨海開発をネチッこくつつき。オリンピックのために福祉や本来の街づくりが切り捨てられていることを指摘。中国、ロシアとの関係も重視。硫黄島に対する慎太郎の姿勢を批判。首都大学東京は国際東京大学に改名(^^; など。
 その他にも”区を市に昇格させ権限と財源を擁護する”など興味深いものも織り込まれています(現状23区は市に比較して自治権が弱い。これは大日本帝国時代に戦争に対応できるために区の権限を都知事に集めたためである。何故か戦後もそのままなのだ)。

 慎太郎はおそらくマニフェストなんかつくるつもりは無かったのでしょうが、浅野氏もマニフェストをつくってくると思われるので、オリンピックと叫んでるだけではだめでしょう。なかなか面白い都知事選になってきた。

 後だしジャンケンが得意なのに、追われる展開で尻に火がついてしまった慎太郎。小泉くんのように早めにコースアウトして隠居生活に入っていればこのようなボロも見せずにすんだろうに(^^;; 当選したらあと4年も醜態&老害をさらさなければなりませんから、ここでスッキリ負けちゃえ!!

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コラムyokoze「ブロックされるWeb」

 合併により大会社となってしまった私の勤める会社だが、ここのインターネットの出口(ファイアウォール)のところにwebのフィルタリングのソフト(Webwasher)が入っている。これは何かと言えば有害サイト!?をブロックするソフトである。どういうサイトをブロックするかと言えば、アダルト系、ゲームなどのサイト、テロ系!?、mixiなどのSNS系もブロックされている。このブロックの設定は自分たちでもできるが、一度設定しまうと、アンチウイルスのパターンファイルのごとく自動でダウンロードしてメンテナンスされる。ここのホームページには”警視庁から悪質・有害サイトURLデータベース提供を受け、インターネット犯罪被害軽減に積極的に協力”と自慢気に書いてある(^^;
 しかし、ときどき何でブロックしてるの?というサイトもある。例えば石原慎太郎都知事の暴言を集めたサイト「追い出せ! 強のトリ」がHate/Discrimination(嫌悪・差別)のサイトとしてブロックされている。キーワードでサイトをブロックすることもあるそうなので、慎太郎の暴言がひっかかってブロックされてるのかもしれないが(^^;; けれど、暴言を吐き続ける慎太郎のサイトはブロックされない(^^; このように何が基準かよくわからないが勝手にフィルタリング会社によってブロックされている。
 今は大企業だけでなく、学校のファイアウォールにもこの類の製品がたいてい組み込まれている。いたいけな子どもたちを慎太郎の暴言から守るためだ(^^;? また、プロバイダでも同様のサービスを提供しているのが普通だ。だからお家のパソコンでなら、こういうサービスさえ入れなければ慎太郎の暴言を眺めることができる。しかし、安心してはいられない。プロバイダにこういうフィルタを義務付ける法案が成立しないとも限らない。名目は暴力・エロ表現から子どもを守るとか、テロリストが情報交換しないようにとかそんなだろう。彼らにとって国家権力の批判はテロなのだろうからそういったサイトは見ることができなくなるのだ。これで表現の自由は守られていることになるのだろうか?

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新最近みた映画(73)

【ジャマイカ楽園の真実 LIFE&DEBT】 ステファニー・ブラック
 米ドキュメンタリー。1962年イギリスから独立したジャマイカだったがIMFと世界銀行から多額の融資を受けこれを返せない状況となっている。このためグローバリゼーションの中で安い労働力を提供する植民地状態は続いている。
 陽気なレゲエのリズムに乗せてジャマイカの悲惨な状況が映し出されていきます。買い叩かれるバナナ。ロボットのように同じ縫い目を毎日縫ってる工員など。聞いたことのある曲もけっこうあったのですが、その歌詞は実はジャマイカの悲惨な状況を歌っているものが多くびっくりしました。日本にとってジャマイカというのは遠い国でレゲエの国?ぐらいのイメージしかなかったのですが、ここもグローバリゼーションの餌食となっていたのです。IMFとか世界銀行というのは良いことをしてるフリして実はやってることはサラ金みたいな感じです。そこにつけこんで更に米国を中心とするグローバル企業がハゲタカのように舞い降りてきます。庶民は最低限の生活するための賃金しかもらえません。
 先日日本で公開された「ダーウィンの悪夢」も同じテーマを扱っていると言ってよいでしょう。グローバリゼーションはこういった人たちによって支えられているのです。
 レゲエのリズムにのせてテンポよく撮られている秀作ドキュメンタリーですので、是非とも多くの人にみてもらいたい。
(★★★★)

【イリュージョニスト】 ニール・バーガー
 エドワード・ノートン、ポール・ジアマッティ、ジェシカ・ビール。本作は飛行機で見ました。日本ではまだ公開未定。20世紀初頭のオーストリアが舞台。ノートンとビールは恋仲であったが、身分違いの二人は引き裂かれる。数年後、人気のマジシャンとなっていたノートンの舞台を皇太子の婚約者となっていたビールが見る。思いの残る二人であったが、身分違いはどうしようも無かった!?ジアマッティはビールの執事。
 話題となっていた映画だったので、単なるラブストーリーではなくなんか仕掛けがるんだろうな、という目で私は見ていたのですが、映画の中段ぐらいでオチが見えてしまいました。まあ、それでも映像は味があるし雰囲気も良い映画で楽しめました。そういうヒネた目で見なければこの映画はもっと楽しめたでしょう(^^; こういう映画はおそらく日本でもヒットするでしょう。
 私はレディ・インザ・ウォーターと続けてみたので、ジアマッティでお腹いっぱいになりました(^^;
(★★★☆)

【スクール・オブ・ロック】 リチャード・リンクレイター
 ジャック・ブラック、ジョーン・キューザック。アメリカのエリート小学校が舞台。同居する友人の身分を詐称し、補助教員となってしまったロック好きのデューイ(ブラック)。何もしないで給料だけをもらおうと思った彼だったが、子どもたちにロックを教えることに情熱を傾けるようになる。
 ジャック・ブラックのキャラクターの上に成り立ってるような映画ですが実に面白い。彼のようにピンで売れる役者はそうはいないですね。
 ロック授業の中でブラックは生徒に語りかけます。ロック何だ、何のためにやるんだ?生徒たちは一瞬黙り込み、一人が答えます。「女にもてるため?」そこでブラックは言います「ロックとは、大物(The Big)に不満をぶつけることだ」。そうですよね、ロックとは元々社会や自分を管理しようとするものに対して怒りをぶつける音楽だったのです。ところが、特に日本でそれは顕著ですが異性にもてるためのテンポの良いだけの音楽になってしまった。首相に気に入られてしまったロッカーは首くくった方がいいぐらいなのです(^^;; というわけで本作は本来のロックスピリットに満ちた映画に仕上がっています。私はあまりロックに詳しくないですが、ロック好きもそうでない人も楽しめる映画です。
(★★★★)

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コラムyokoze「ゲリピーどころか紙オムツ」

 2/21 日経の立花隆の連載記事に衝撃的な話が載っていた。安倍総理はなんと紙オムツをしているというのだ。かねてから総理がゲリピーだという噂を聞いてはいたが、紙オムツをしなければいけない状態だったとは深刻だ。そしてこれは立花隆が書いたことによって噂ではなく”事実”ということになってしまった。表のメディアでは”安倍総理は紙オムツでした”なんてニュースを流すことはないが、この話はあっという間に広まるだろう。安倍総理の寿命は尽きたと言ってよい。私が昨年12月にここに書いた目標「安倍政権支持率5%」も夢ではなくなってきた(^^;
 もともと求心力のないところに紙オムツときては、あとはいつ退陣するのかということになるだろう。後任が決まらないことには退陣もできないのだろうが、はたして参議院選を紙オムツ総理を看板にしたまま自民党は選挙をするつもりだろうか!?

○政権の命取りになるか 安倍首相の健康問題
http://www.nikkeibp.co.jp/style/biz/feature/tachibana/media/070221_kenkou/

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