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コラムyokoze「WindowsVista発売の意味」

 Windows Vistaがついに発売されました。Xp以来5年ぶりのメジャーアップデートということだが、表面的にはあまりセールスポイントが見えてこない。というのもパソコンのOS自体が既に完成の域に達してしまっているからだ。OSのみの使い勝手から見れば、XP も Linuxもほとんど差のないところまできている。そのXPをメジャーアップデートしようとしても見た目でこけおどしをするぐらいしかないのだろう。
 しかし、マイクロソフト(以降MS)の戦略的に見ればこのOSのメジャーアップデートは大きな意味を持っている。MSからインターネットへと中心を移していったユーザーを気がつかないうちにMSの世界に引き戻すのだ。例えばvistaに搭載されているIE7にはfirefoxのような検索窓がついているのだが初期設定ではMSNの検索サイトになっている。これにはEUそして韓国が異議を唱えMSはこれらの国の版には変更を加えてリリースするようだ。ちなみに日本は異議を唱えてないのでデフォルトではMSNになっています(^^;
 たかが検索エンジンと思われるかもしれませんが、インターネットを使う上で最も活用されるツールが検索エンジンです。また、検索結果は検索エンジンによってかなり異なります。例えば”独占禁止 vista”というキーワードでMSN Google Yahoo で検索してみてください。全く違った検索結果が得られることでしょう(^^;; そして、検索エンジンには広告も出ています。というわけで、特定の検索エンジンに誘導されるのは問題があるのです。
 上記検索エンジンの話はMS戦略の一端に過ぎず、新OSではMSに求心力を戻す様々な試みが盛り込まれているのです。もちろん新しいセキュリティホールも満載されていますので、1年ぐらいは使い物にならないでしょう(^^;

○土壇場でWindows Vistaに追加された変更点
http://itpro.nikkeibp.co.jp/article/COLUMN/20061023/251493/


 世界を制覇した格好になっているMSは、アメリカの国家戦略とも無縁ではいられません。NSA(米国家安全保障局)とMSが交流を持っていることが明らかになりました。

○NSAなど、「Windows Vista」のセキュリティガイドに意見を提出
http://japan.cnet.com/news/biz/story/0,2000056020,20340481,00.htm


 日本は属国だからいいのかもしれませんが、EUや韓国と比べ危機意識が足りなすぎるのではないでしょうか?

 こうしたMSの戦略に乗らないにはどうしたら良いのか。おそらく今お使いのPCで問題ないはずですので、使い続けることです。セキュリティサポートが切れたところでたいしたことはありません(もちろんwindows2000でも問題なし)。気合のある人なら、デュアルブートでいいのでこれを機会にlinuxに乗り換えてみましょう。
 買い替え時期の人は半年もすればvistaを買うしかないのですが、そういう人も漫然とvistaの出す据え膳を食べるのではなく、常にMSを疑ってください。彼らは米国の営利企業なんですから。

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