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新最近みた映画(71)

【アメリカン・ドリームズ】 ポール・ワイツ
 ヒュー・グラント、デニス・クエイド、マンディ・ムーア、ウィレム・デフォー。支持率が低下しウツっぽくなっている大統領(クエイド)を人気のTV番組「アメリカン・ドリームズ」の審査員として出演させようと、首相補佐官(デフォー)が画策する。ところが出演者の中に中東からのテロリストが!?
 やや押さえ気味の社会派コメディ。大統領のモデルはもちろんブッシュ大統領。頭は弱めだけど、いい奴として描かれています。首相補佐官もけっこういい奴で、こういうネタ扱ってる割に権力批判がやや足りない。結末も不思議!?な感じで、これで終わりなの!と言いたくなってしまいました。この不自然さは脚本に相当手を入れたってことなんでしょうか!?
 期待していただけに期待はずれでしたが、見る価値はあります。こういう企画で映画を撮ったというだけでも評価できますしね。
 この映画は結局日本では未公開となったのですが、こういうネタを扱ったから未公開だったのか、ヒットしなそうだから未公開だったのか?やはり前者なのでしょうが、映画としての出来がいま一つなのでホテル・ルワンダのようにはならなかったということなんでしょう....。
(★★★)

【リトル・ヴォイス】 マーク・ハーマン
 ジェーン・ホロックス、 ユアン・マクレガー、 ブレンダ・ブレシン。舞台はイギリス。母と二人で暮らすヒッキー少女。実は彼女は類まれな美声を持っていた。一応感動ドラマのようなのですが、お母さんはじめ強欲な人や裏切り者がたくさん出てきて、見ていて気分が良くありません。歌はこの女優が歌っているようで、女優にしては素晴らしいのでしょうが、聞いてびっくりということはないです。まあ、それを映画で表現するのは難しいのでしょうが。
 1998年の作品ですが本作は不思議なことに様々な映画賞にノミネートされています。映画が良いわけでもなく、演技が素晴らしいわけでもない。なんでなのかな?
(★★)

【ホテル・ルワンダ】 テリー・ジョージ
 ドン・チードル、ソフィー・オコネドー、ニック・ノルティ。英・伊・南ア合作映画。ルワンダ虐殺が起こったとき外資系高級ホテルの支配人だったポール(チードル)が結果として1200人ものツチ族を救ったという実話をベースにした映画。ポール自身はフツ族で奥さんはツチ族。
 ルワンダ虐殺というと残虐な場面を思い浮かべてしまいますが、本作ではそういう場面は極力避けています。これは監督の意図でdvdの特典映像で”できるだけ多くの人に見てもらいたいからそうした”と語っています。しかし、人々が殺し合いに向かっていく恐怖は十分に描かれています。ポールは決してヒーローではなく、自分の家族を守ろうとしたのが最初でした。ウソをついたりワイロを送ったりしながらノラリクラリとホテルへの襲撃を防ぎ、結果として、多くの人々を助けることになります。
 この事件は1994年に起きています。当時は私もこの事件があったことに気がついていませんでした。そのような国際的無関心が虐殺を放置し長引かせてしまったのでしょう。虐殺をあおったのがマスコミでもあり、止めたのもマスコミでした。それだけの力を持っているということをもっとマスコミは意識してもらいたいです。
(★★★★)

【レディ・イン・ザ・ウォーター】
 M・ナイト・シャマラン
 シャマラン監督の最新作。ポール・ジアマッティ、ブライス・ダラス・ハワード。アパート管理人のクリーブランド(ジアマッティ)がある日謎の女(ハワード)に敷地内のプールで出会う。彼女は自分のことを水の精だと言うのだが....。
 思わせぶりで何かあるぞあるぞと思わせるいつものシャマラン節映画なのですが、ワンコのお化けが出てきたところで、これは何だ?と思いガブンガブンで終わってしまいびっくりしました(^^;; これが今回のサプライズ・エンディングですか(^^; 今までのシャマラン映画を混ぜ合わせて出来損ないにした感じで、ラジー賞のノミネートも納得です(^^;
 本作のストーリーは娘たちへのベッドタイムストーリーから出来たそうですが、その原作を是非とも聞いてみたい(^^; いつものシャマラン的な雰囲気は出てるのでもうちょっとストーリーを練ってエンディングをまとめて欲しかったなというのがシャマランファンの私の意見です(^^;;
 ちなみにシャマランは本作にも登場していますが、今回はちょっと出すぎじゃないかな。
(★★☆)

【マイアミ・バイス】
マイケル・マン
 コリン・ファレル、ジェイミー・フォックス、コン・リー。TVシリーズで大ヒットしたあのマイアミ・バイスを映画化。しかし、あの映画と共通してるのは監督のマイケル・マンぐらいらしい。TVシリーズは私も何回か見たのですが、たいして面白いとは思わなかった。音楽は良かったですが、映画ではあの音楽はなし。本作も飛行機でやってたから見ただけなのですが、本作も面白くない、というよりこれだけの役者使ってなんて映画つくってんだろうと思ってしまいました(^^; まず主演3人ともミスキャストじゃない。麻薬捜査官の二人はただのガラの悪いヤクザだけど無理してる感じ。コン・リーが麻薬マフィアの女ボスというのもらしくないし、あっさり恋に落ちてしまうのも変な感じ(^^;;
 というわけで本作はコン・リーのベッドシーンとコリン・ファレルが見たい人だけが見ればいい映画ですね(^^; しかし、コン・リーのハリウッド初進出映画がこれではかわいそう.....。
(☆)

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