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新最近みた映画(68)

【イン・グッド・カンパニー】 ポール・ワイツ
 デニス・クエイド、トファー・グレイス、スカーレット・ヨハンソン。伝統のスポーツ誌があるとき、電話会社に買収される。親会社からこの業界にはド素人の若造(グレイス)が取締役として送り込まれる。
 日本でもよくある風景となってしまった、M&Aをコメディタッチに描いています。主役はスポーツ誌、営業部長のクエイド。何もわからない若造が親会社の指示に従い、編集方針に首を突っ込んだり、リストラをはじめます。ちなみに私の勤める会社も親会社とついに合併となり、同じような状況を体験してきました(^^; こうやって、業界とは関係ない若者を送り込むというのは、親会社にとって1つの戦法なのでしょう。若造は体力もあり、親会社に従順。かつ、その会社とも業界とも何の関係もないので、非情な決断ができます。そして親会社としての目的を達成するのです。
 日本では本作未公開だったのですが、おそらく共感する人けっこういたのでは(^^;?
(★★★★)

【世界】 ジャ・ジャンクー
 チャオ・タオ、チェン・タイシェン。中国映画。北京に実在する世界公園の人々を描いた映画。世界公園とは世界の名所のミニチュアがあるテーマパークで日本で言えばディズニーランド?みたいなものです。地方のおのぼりさん、家族連れ、そしてカップルのデートスポットとして有名な場所のようです。そこでの仕事はきらびやかで一種あこがれの対象なのですが、実際そこで働いてる人たちにもいろいろと悩みがある。
 テーマパークというのは言ってみれば非日常の場所ですが、毎日そこにいってそれが日常になってしまうとどうでしょう。私もこの映画をみてしばらくして、ディズニーランドに子どもと行ったのですが、そこで働く人たちの見え方が変わってしまいました(^^;
 ジャ・ジャンクー監督の映画ははじめて見ました。落ち着いた静かな映画ですが、時折アニメーションを入れたりとアクセントがつけられています。見たときはあまり感じなかったけど、映画の印象が不思議と残っています。ヴェネチア映画祭で金獅子賞とった「三峡好人」がこの後日本でも公開すると思いますが、楽しみです。
(★★★☆)

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