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読書な毎日(138)

【世界と僕たちの、未来のために―森達也対談集】 森 達也
 森達也本の最近刊。様々な媒体でここ数年に対談したものを一冊の本にしています。森達也に考えが近い人との対談が多いですが、田丸美寿々とか田原総一郎なんてのも入っています。面白いのはやはり映画監督たちとの対談で、森達也的情報が本著からたくさん入手できます(^^;
 本著で何度も出てくる、森達也氏が昨年撮ろうとしていた天皇のドキュメンタリーは是非とも撮ってほしいですね。A3も編集して上映してほしいです。本人はそうは思ってないかもしれないけど、A2当時と現在の森達也の知名度はかなりの差があります。公開すれば今度こそお客入ると思うんですけどね....。
(★★★★)

【チャベス―ラテンアメリカは世界を変える!】 ウーゴ・チャベス アレイダ・ゲバラ
 ベネズエラの大統領、ウーゴ・チャベスにチェ・ゲバラの娘のアレイダ・ゲバラがインタビューした本。日本のお茶の間で流れるニュースを漫然と見ているとチャベスは独裁者かのように見えてしまいますが、彼はキューバのカストロ同様アメリカに楯突く指導者なので、日本のメディアもああいう報道しているわけです。
 ベネズエラは世界4位の産油国でアメリカにも石油を輸出していますが、チャベスの前はアメリカ傀儡の独裁者が支配する国でした。民営化と称しアメリカ企業が石油の採掘を行い安い値段でアメリカに輸入(搾取)していました。その不満が爆発し、誕生したのが民主的な選挙で選ばれた大統領チャベスだったわけです。しかし、彼の現在までの道のりは平坦ではなく、常にアメリカからの牽制が入り、クデーターを起こされたり暗殺されそうになったりしています。日本に住んでいるとあまり南米のことはよくわかりませんが、ここ数年でかなり激しく政情が変化しています。今更アメリカのすることに驚きませんが、その強権ぶりと無法者的ふるまいにはあきれますね...。まさにアメリカこそならず者国家でしょう(^^;
 本著に関して言えば、ある程度のベネズエラ史がわかっていないと、話の流れがわかりづらい部分が多いです。アレイダにチャベスが語りかけるかたちで、インタビューは進行していますので、もうわかっているものとして話が進んでいきます。というわけでやや読みにくい本です。しかし、私もこれをとっかかりにベネズエラという国に興味が出てきましたので、関連書を読んで見ようかと思っています。
(★★★☆)

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