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新最近みた映画(64)

【モンドヴィーノ】 ジョナサン・ノシター
 ワイン業界とグローバリゼーションのドキュメンタリー。ワインにもグローバリゼーションが影響してるとはあまり意識していなかったのですが、ここでもアメリカ主導で進行しています。資本をたくわえ大きくなったワイナリーがヨーロッパだけでなく南米など世界中に進出しています。また、ワイン雑誌やワイン評論家の意見が市場を大きく左右しワインの味まで変えてしまっています。ワインのつくりかたも効率よくおいしいワイン(評論家うけするワイン)をつくるために様々な工夫(^^;?がされています。このまま行くと、ワインも炭酸飲料のように世界中どこに行っても同じ味の同じものが売っているようになってしまいます。大企業が効率化を求めるとこうなっちゃうんですよ。
 本作に出てくるワインはいわゆる高級ワインの部類に入るもので日本では7千円以上ぐらい売っているものばかりです。というわけで飲んだことないワインばかりなのですが(^^; 5千円以上のワインってもうワインの値段ではないような気が私はするのですが、どうなんでしょうか(^^;?
(★★★★)

【Little Birds -イラク 戦火の家族たち-】 綿井 健陽
 イラク戦争とイラクの人々を描いたドキュメンタリー。撮影も監督自身で小型のデジタルビデオカメラを手に持って一人で撮った映画です。ニュースステーションなどのニュース映像でも綿井氏の映像は使われましたが本作は人にスポットを当てた作品です。アメリカの爆弾で3人の子どもを失ったお父さん。目の中にクラスター爆弾の破片が入り取れなくなってしまった少女。そして侵攻してくるアメリカ兵たち。サマワにこもる自衛隊など。アメリカ人は特にこの映画を見て欲しいですね。自分達の軍隊がどんな人たちの上に爆弾を落としているかというのを。
 しかし、驚くのはクラスター爆弾の被害です。いたるところに子弾がごろごろ転がっているし、映画に登場する被害者の8割がたがこの爆弾によるものです。どこがピンポイント攻撃なのでしょう。これこそ無差別大量破壊兵器なのでは?
 本作が公開されたのは約1年前。dvdにはLittle Birdsのその後を追加取材した映像も入っています。
 現在のイラクですが、状況は良くなるどころか悪くなっています。治安は全く回復していないようですが、世界の注目度は下がり、日本の自衛隊も撤退するようです。アメリカはいったい何のためにイラクを攻撃したのでしょう!?
(★★★★)

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