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読書な毎日(136)

【ダークサイド・オブ・小泉純一郎―「異形の宰相」の蹉跌】 岩崎 大輔
 著者はフライデー記者。同誌に発表したものも含め小泉純一郎の取材記といった感じの本。私は小泉研究家でもあるので(^^; この本を読んで新たに知った事実というのはあまりないのですが、横須賀を中心とした彼の地道な取材ぶりが伝わってくる本です。小泉レイプ疑惑が活字になったのはこの本で2冊目ですが、総合的に判断して(^^;これは疑惑ではなく真実ですね。
 小泉総理を動かしていたのはなんだったのでしょう。本著も含め考察してみるとやはり”家族”なんです。彼は家族のために行動をしているのです。その中に離婚した奥さんは含まれていません(^^; 棚ボタ総理となり、パパの遺志をつぎ有事法制を成立させ、自分の選挙を応援してくれなかった郵便局を民営化でいじめ、彼のやりたいことはほぼ終わったのです。あとは引退してきっとそのうち横須賀の地盤を孝太郎に譲ることでしょう。彼こそが世襲政治家なのです。
 小泉改革5年の成果とはいったい何だったのでしょう。思い出してみましょう、小泉が総理になる5年前。911が起こる前です。今と比べてどうでしょう?5年前の方が今よりはるかに良い世の中だったような気が私はします。
(★★★★)

【辺野古 海のたたかい】 浦島 悦子
 著者は九州出身のルポライター。本著は、99年以降現在までの辺野古の闘争の記録です。著者自身もカヌーに乗り、ヤグラにのぼり阻止行動をやったのだそうです。
 辺野古について断片的には知っていたものの、どういう経緯で今に至っているかというのを私も良く知りませんでした。普天間全面返還だったのが、辺野古に代替ヘリポートを建設することになります。住民投票が行われ、反対派が過半数をしめます。この基地は10年かぎりの浮き島?の基地だったはずでしたが、軍民共用の恒久的な巨大基地へと計画が変わります。そして基地建設のためのボーリング調査が行われますが、結局断念。沿岸に滑走路を2本つくる計画に現在は変更になっています。
 そもそも海上基地の実現性はあったのでしょうか?本著によれば、海上基地の具体的な計画というのはほとんどありませんでした。海上につくる建造物。基地と陸地を結ぶ橋などについては何も計画が無かったそうです。つまり、海上にはもともとつくるつもりは無かったんでしょうね。アメリカだって使いづらく危険な海上基地なんか嫌なはずです。なんで海上にしていたかと言えば、これは計画先送りの手法だったということでしょう。
 前大野防衛庁長官はやめぎわに、辺野古沿岸案をアメリカと地元への連絡もなしに合意してしまいました。実に無責任で、これが政府の態度を象徴しています。
 そもそもは戦後60年もたつというのに今だに米軍がたくさんいることがおかしいのです。米国は日本を守っているのでしょうか?アジア中東への前哨基地にすぎないのではないでしょうか。
(★★★☆)

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