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読書な毎日(133)

【ご臨終メディア】 森 達也、森巣 博
 森・森コンビによるメディア批評。サブタイトルが質問しないマスコミと一人で考えない日本人。森達さんの本は私も何冊も読んでその感想文も書いてますが、同じ論調です。メディアの自主規制などについて主に語っています。森巣さんの方はギャンブラーであり小説家なのだそうですが、オーストラリア在住だそうです。
 森達さんについては何回も感想文書いてますので省略しますが、近刊なので森的最新トピックが本著から入手できます(^^; 本著は森巣さんから、森達さんと対談したいということで実現した本だそうですので、森巣さんも森達さんと同じ路線です。しかし、自称ギャンブラーと言うだけあってなかなか面白いキャラクターで、森巣さんの小説を是非とも読んでみたいと思った次第です。
(★★★☆)

【桃色ゲリラ】 増山 麗奈
 ピース&アートパフォーマンス集団?桃色ゲリラの常に中心メンバーの画家の著者の手記。桃色ゲリラの話が中心ですが、彼女の半生を描いた内容。いろんな男との恋あり、結婚あり、子どもあり、離婚あり、再婚あり。そして第二子誕生。同時に絵描きとして生計をたててています。正に波乱万丈と言ってよい人生。30を前にして、普通の人の3人分ぐらいの人生を生きている感じではないでしょうか(^^;
 著者も911をきっかけにピース系の活動をはじめた一人です。と言っても本著によると彼女のお父さんもパワフルなピース系活動家で、そのタネはやはりあったのですね。
 桃色ゲリラがうまれたのは2003年の3月。イラク戦争のはじまる直前のことだったそうです。あのときは日本でも反戦のムーブメントが盛り上がり、日比谷に4万人も集まりました。今までデモ(ピースウォーク)に参加したことない人もたくさん入り、NOWARがカッコよかったのです。けれどブッシュは戦争をはじめ、小泉総理はそれを即座に支持しました。あのときは反戦運動に無力感が広がったものですが、それにもめげず桃ゲリは続いているのです。
 著者が子どもの頃、毎日近所で遊んだ話が出ています。私も毎日真っ暗になるまで毎日遊んでいたのですが、今の子どもは、不審者がいるから公園に行って遊んじゃだめ!とか言われて、家の中でジメッとしているんではないですかね。そういう子どもが大人になるとどうなってしまうのかな......。
(★★★★)

【いまどきの「常識」】
 香山 リカ
 ちょっと前までは常識だったはずの反戦平和がいつの間にか常識ではなくなった!?現実主義っていったい何(^^;? 言われて見ると正にその通り。世の中の”常識”と言われる基準が小泉政権になってから急速に右&アメリカの方向に動いているのです。
 非常に落ち着いた筆致で読みやすい本です。私たち一般人の生活に密着したトピックが多く、すべての人にとりあえずは読んでみてほしい本です。そして、今一度世の中の常識の移り変わりを見て欲しい。日本がどっちの方向に向かっているかというのがよくわかります。
(★★★★)

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