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新最近みた映画(59)

【ドッジボール】 ローソン・マーシャル・サーバー
 ベン・スティラー、ヴィンス・ボーン、クリスティーン・テイラー。アメリカで予想外の大ヒットとなったコメディ。最新ハイテクスポーツジムの隣の昔ながらのスポーツジムの経営者ボーン。客がみんなお隣に奪われ資金難でそろそろ廃業しようかと考えている。ところがこのジムが気に入ってる人たちもいるのだ。ドッジボール大会に出て賞金を稼げば、いいんだ!
 ナンセンスコメディではあるのですが、勝組と負組の対比、過剰なまでのアメリカ人の健康志向を皮肉ってもいます。日本にもこの状況は当てはまるんじゃない!?
 なんと言っても強烈でおもしろいのが、ベン・スティラーのキャラクター。時々はこんな映画をつくって欲しいですね。
(★★★★☆)

【下妻物語】 中島哲也
 深田恭子、土屋アンナ。嶽本野ばら原作。茨城県下妻市に住む二人の高校生が主人公。方やフリフリ系ファッションに身を包み、方やヤンキー。何故か気が合うこの二人。
 東京の惑星都市とも言える下妻。東京まで行けばなんでもあるが、下妻にあるのは田んぼと牛とジャスコだけ(^^; この構図は今の日本の地方都市を象徴しています。大資本がつくったスーパーで皆、安い買物して、同じような服を着て同じようなものを食べている。地方の特色はどんどんなくなっていく。主人公の二人は種類の違うオタクです。一応自分の世界を持っていますがそれを信奉するあまり、自分の世界以外の人と交わる機会が少なくなっています。 こういう設定のもとで、話はコメディタッチで進みます。中心はこの二人の友情ですかね。
 映像などが非常に凝っています。このスタイルは受け付けない人もいるだろうけど、ハマルときっと楽しいでしょうね。本作で深田恭子がいろいろ映画賞もらったようですが、彼女は演技しているというか地で、まわりを固める俳優が面白いのだと思います。特にリーゼントの青年が良かった。
(★★★☆)

【バス男】 ジャレッド・ヘス
 ジョン・ヘダー、アーロン・ルーエル、エフレン・ラミレッツ。アメリカ田舎町に住むマンガオタク?の高校生が主人公。
 邦題の”バス男”はもちろん”電車男”のパクリでしょうが、電車男と共通しているのはオタク青年が主人公というだけで他の共通点はなし。むしろ前記の下妻物語に似ているかもしれない(^^; 原題は”ナポレオン・ダイナマイト”で主人公の名前です。
 ヘダーが仲良しなのは、英語がうまくしゃべれないメキシコ系の青年。お兄さんは出会い系サイトでチャットに夢中。おじさんはあやしげな商品を訪問セールスしている。プロムの時期が近づきオタクな二人もパートナーの目星をつけるが...。
 感情をほとんど表に出さない主人公ですが妙に人間臭い。登場人物それぞれも味があって何かほのぼのとした映画です。
 しかし、ドッジボールにしろ本作にしろ、いわゆる負組が主人公。こういう映画が人気になるアメリカはやはり負組が非常に多いってことじゃない(^^;?
(★★★★)

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