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新最近みた映画(58)

【大統領の理髪師】 イム・チャンサン
 ソン・ガンホ、ムン・ソリ。韓国の作品。韓国の暗黒時代と言われる軍事独裁政権、朴大統領の時代にひょんなことから朴大統領の理髪師を担当することになった男の話。一市民から見た権力者の姿と時代のうねりが非常によく描かれています。ガンホは愚直な職人で大統領も一友人として、一お客さんとして接しています。そういうところが大統領も気にいって彼に散髪をまかせたのでしょう。権力者の孤独や、権力保身、恐怖政治もよく描かれています。朴大統領は、大衆に知識は必要ないと思っています。大衆は愚直にまじめに素直に言うこと聞いて余計なことを考えたり、意見したりしないで働けばいいのだ、ということです。これは自己保身にも通じる考えで、大衆の中から自分の地位を脅かすような人が出てくるのを恐れているのです。
 ちなみに最近の日本の教育も同じ方針で、エリート教育(金持ち対象)はするけどそれ以外は最低限の知識でいい、という感じです。これの行き着く先は......。
(★★★★☆)

【皇帝ペンギン】 リュック・ジャケ
 仏映画。皇帝ペンギンの不思議な生態を描いたドキュメンタリー。フランスはもちろんのこと、アメリカ日本でも大ヒットした映画です。
 私もこの映画見るまで知りませんでしたが、皇帝ペンギンは南極の氷の上で真冬に卵を産んで夫婦で助け合いながら子育てをするのです。ネタバレになるのでこれ以上書きませんが、非常に効率の悪そうで辛そうなことやってるのですが、結果的に彼らはこうやって子孫を残しているのですから、南極ではこれがきっとベストのやり方なんでしょうね。
 本作は皇帝ペンギンの生態一本にしぼって他の動物は出てこないのですが、おかげで皇帝ペンギンのたいへんさがよくわかる映画となっています(^^; やや物語調にドラマチックにつくってるところはありますが、いいのではないですかね。こういうところが大ヒットにつながったのかもしれませんが。
 DVDにはメイキングも入っています。こちらの方が普通のドキュメンタリーっぽいつくりで、本編見た後にこれを見ると撮影するのもたいへんだったんだ、というのがよくわかります。これだけたいへんな思いして撮ったのだから世界で大ヒットして良かったですね。
 ちなみにうちの子ども(2才)がこのDVDをたいそう気に入り、一日に一回は見ている毎日です(^^;;
(★★★★)

【ディープ・ブルー】 アラステア・フォザーギル, アンディ・バイヤット
 英・独合作。こちらも海洋生物の生態を撮ったドキュメンタリー。クジラ、イルカ、皇帝ペンギン、深海生物、アザラシなど、海全般が対象となっています。前述した”皇帝ペンギン”に比べると、1つ1つの生物の時間が短いのでやや物足りない感じがします。映像は非常にきれいで、BGVとして流しておくのもいいかもね。
 本作にも皇帝ペンギンの生態が出てきますが、あっさりと短いのでペンギンのたいへんさがあまり伝わってきませんでした(^^;
(★★★☆)

【オペラ座の怪人】 ジョエル・シュマッカー
 ジェラルド・バトラー, エミー・ロッサム。元は舞台で何度か映画化もされている話の映画。ミュージカル仕立てのつくりですが、現代調にアレンジされています。オペラで舞台はパリなのですが、みんな英語で話していてオペラの歌も英語です。アメリカ人はこれで違和感ないのかもしれないけど(^^;; 歌は吹替えなしでやっているそうで、そこはすごいな!とは思いましたが。
 私は本作は正統派のオペラ劇かと思っていたのですが、かなりアレンジされていて、見ていて”シカゴ”を思い出してしまいました。私はあの映画も良いと思えなかったのですが、本作も同様の感想です。本作も日米でヒットしていましたが、ヒットするミュージカルの方程式はこれなんですかね(^^;;
(★★☆)

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