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新最近みた映画(57)

【チーム★アメリカ ワールドポリス】 トレイ・パーカー
 サウスパークのトレイ・パーカーがつくった人形劇。CGは全く使わずにサンダーバードみたいな人形がカクカク動きながら演技します。世界を守るチームアメリカが世界を又にかけて大活躍します。
 ピース派の映画人をバカにしてるとこがちょっと気に障りますが、その他は風刺も効いてるし人形の演技も素晴らしいし非常によくできた力作です。よく人形だけでここまでの映画をつくったな、と感動しました。この映画はブッシュの大統領選にあわせてつくられ公開され、全米NO1をゲットしています。ブッシュ批判だけの映画というわけではありませんが、大統領選に影響はあったでしょう。日本でも同じ時期に公開すれば良かったのに、これが日本で公開されたのはなんとその1年後(^^; しかも単館でコソッと公開して終わりでした。これだけの映画、宣伝さえきちんとやってブッシュの大統領選にぶつければ、華氏911までとはいかないでしょうがそれなりのヒットしたはずです。日本の配給会社は誰に気をつかっているんでしょうか(^^;?
(★★★★☆)

【ふたりにクギづけ】
 ファレリー兄弟
 マット・デイモン、グレッグ・キニア、シェール。デイモンとキニアが結合性双生児というびっくりな設定の映画。実際にこの二人はくっついた状態で長い時間撮影したそうで、それは大変だったでしょうね。ファレリーものというと障害者が必ず出てきますが今回は正に主役です。この企画はかなり前からファレリー兄弟は持っていたそうですが、彼らが有名になることによってGOが出た感じ。
 キニアの方が俳優志望という設定なので、ハリウッド業界モノ的なとこもあってなかなか面白い。シェールはそのままシェールの役、メリル・ストリープも本人の役で登場します。
 メリーの頃に比べると、確かに毒が少なくなってますがそれでもハートウォーミングで風刺も効いた映画に仕上がっています。ファレリー兄弟の次作は勝てない大リーグチームを描いた”フィーバーピッチ”。アメリカでそれなりにヒットしたようだけど日本では公開しないのかな?
(★★★☆)

【パッチギ】 井筒 和幸
 塩谷瞬、 高岡蒼佑。在日朝鮮人と日本人の交流を描いた映画。時代は1960年代で主人公は高校生たち。さわやかな青春映画です。
 主題歌になっているイムジン河は朝鮮半島分断の象徴になっている河で、南北の統一を歌っています。それが何故か日本では”放送禁止歌”の扱いとなってしまい、放送にはのらなくなり今に至ります。放送禁止歌については森達也氏の著作を読んでください。この本にもある通り、放送禁止歌というのは放送業界の自主規制で誰も禁止しているわけではありません。現にこの映画では何度もイムジン河が歌われます。勝手にタブー視しそれが業界全体に広がっていったのが放送禁止なのです。
 パッチギというのは朝鮮語で頭突きのことのようです。悪ガキたちがケンカのときに使うのがこのパッチギ。ケンカなどのアクションシーンはなかなか迫力があります。
 最近は不良のケンカとか先生のオシオキなどあまりないようですが、それによって逆に子どもたちのストレスが押し込められて変な形で噴出してしまってるのではないですかね。血気盛んな若者はある程度ケンカして発散した方がいいんでしょう。
(★★★☆)

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