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新最近みた映画(55)

【メルトダウン】 ジェレマイア・チェチェック
 ブルース・グリーンウッド、アーノルド・ボズルー。カリフォルニアの原発をイスラム原理主義?のテロリストが占拠。原発から半径8キロの住民に避難命令が出される。
 この映画日本では未公開ですが、かなりの問題作です。原発がテロの標的になった場合、いったいどういうことになるのか。そして原発が破壊されメルトダウンした場合にいったいどういう事態となるのかという、原発関係者なら想像もしたくない(^^;ことを題材としています。また、劣化ウラン弾がどこからできて、どういう被害をもたらすのかというとこにまで触れています。表面的にはパニックアクション映画ですが、原発のタブーを扱った映画と言ってよいでしょう。日本で公開できないわけです(^^;
 原発をメルトダウンさせることはそれほど難しいことではありません。冷却水の配管を破断させれば、原子炉が温度上昇しメルトダウンします。こうなったら炉自体を止めることはできません。バックアップ用の冷却水の配管もありますが、これも一緒に破断させてしまえば、もうおしまいです。
 映画の中でアメリカ政府は半径たった8キロの住民しか避難させません。メルトダウンすれば被害の範囲はとても8キロでおさまるはずはありませんがパニックになることを恐れ”たいしたことはない”と強調します。私は先日のハリケーン、カトリーナを思い出してしまいました。実際に被害が起きたときは”あれは想定外だった”と驚いてみせ、かつ”警告は出していたのだから避難していなかったのが悪い”とやるのです。
 そもそも原発がテロの標的とされたらもう防ぎようがありません。テロリストの襲撃を防ごうと思ったら普通の基地と同じレベルでの警備が必要でしょう。発電するだけの設備にそんなお金はかけられません。つまり、原発はその点から見ても現実的ではない発電設備なのです。
 この映画アメリカでもあまり話題にならなかったみたいですが多くの人に見てもらいたいです。
(★★★★)

【カレンダー・ガールズ】 ナイジェル・コール
 ヘレン・ミレン、ジュリー・ウォルターズ。夫を病で亡くした奥さんをはげまそうと婦人会が考えついたのはなんと婦人会メンバーのヌードカレンダー。そしてこれが30万部も売れる大ヒットとなったという実話に基づいた映画。フィクションだとしても面白い話ですが、これが実話というのですからすごい。DVDにはメイキングなどが入っていて、本物のカレンダー・ガールズも出てくるのですが、どっちが女優かわからないぐらいにカメラ慣れ?しています。このカレンダーはカメラマンのアイディアによって売れた面も大きいと思うのですが、ややカメラマンが目立たなくてかわいそう。
 映画の後半でカレンダーがアメリカでも売れて凱旋ツアーみたいなことをする場面があります。これは実話なのかもしれないけどいらない場面でしたね、映画的に(^^;;
(★★★☆)

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