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コラムyokoze「イラク戦争はどうなっている?」

 日本ではほとんど報道されていないが、9/24アメリカなどで大規模なイラク戦争反対デモが行われた。その象徴となっているのがイラク戦争で戦死した兵士の母シンディ・シーハンさんである。彼女は”イラク戦争が嘘の理由で始まった”ことに怒りブッシュ大統領の牧場で座り込みを続けている。イギリスでも撤退を求める世論が盛り上がり、来年5月に撤退という噂も流れている。
 日本の自衛隊はこの12月で駐留期限を迎える。駐留を継続するには今国会で駐留期限延長の法案を通さなければいけないはずだが、全く話題とされない。アメリカが”帰っていいよ”と言うまで帰れないのが改革小泉政権なんだろうが...。

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読書な毎日(120)

【リトルバーズ―戦火のバグダッドから】 綿井 健陽
 アジアプレスの綿井さんが監督したドキュメンタリー映画「リトルバーズ」の撮影日誌といった感じの本。予習のつもりで読んだのですが、都合がつかず映画を私はまだ見ていません。
 綿井さんの地道な取材活動がうかがえる本で、映画を見ていなくても問題ありません。これは取材の基本なのでしょうが、同じ場所を時期を変えて何度も取材することによって、いったい何が起こって更にどう変わっていったのかというのがわかります。
 例えばフセインの銅像を引き倒しですが、一時期あれは顔が似てないのでフセインの銅像では無かったのではないか?という憶測が流れました。銅像は倒された後なくなり、台座のプレートもはがされてしまったのでわからなかかったのですが、なんと綿井さんはその作者のところまで取材に行って”あれはフセイン像だった”というのをつきとめています。これぞ、ジャーナリストです。現地に行きもしないで、ああだこおだ言ってる人たちはジャーナリストではありません。
 イラクの治安はますます悪化しているようですが、最近全く話題にならなくなってきてしまいました。先日もイギリス軍がヘリと戦車でイラクの刑務所を攻撃するという信じられない事件が起こっていますが、全く話題になりません。日本も参戦してしまっている戦争にこんなに無関心でいいのでしょうか.....。
(★★★★)

【実録!平成日本タブー大全】
 別冊 宝島編
 一ノ宮 美成、ベンジャミン・フルフォード、寺澤有、夏原武、野村旗守、山村明義、溝口敦、呉智英他。最近流行?のタブーもの。創価学会、皇室、ヤクザ、金融業界、部落、パチンコ、K-1、アダルトビデオ、マスコミなどでタブー視されて表にあまり出ない話を扱っています。本著ではたくさんのライターが書いていますが、そのライターの力量によって内容も”これはすごい”というのから”こんなのどうでもいいんじゃない”というのまで玉石混合です。中でも良いのは田原総一郎について書いた”星野陽平”、畜産業界について書いた”甲斐隆”、新聞配達員について書いた”山岡俊介”、創価学会について書いた”山村明義”、石井紘基刺殺事件について書いた”ベンジャミン・フルフォード”あたりでしょうか。
 こういうネタを扱うライターは発表の場も少なければ、身の危険にも配慮しなければいけない。先日山岡さんの家は何者かによって放火されましたが、タブーライターの事件は警察もまじめに捜査してくれません。私たちにできるのはこういうタブーライターの本を買って広めていくことでしょう。そうすることによってタブーが明るみに出てくるのです。
(★★★☆)

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コラムyokoze「郵政民営化がこれほどに支持されたわけ」

 法案の内容如何に関わらず、今回の選挙で大枠の”郵政民営化”が都市部においてかなり支持されたことがわかりました。なぜなのだか原因を探ってみます。
 今回の自民党圧勝の立役者となったのは都市部の自民党候補です。地方では意外と苦戦しています。地方は郵政民営化反対勢力がまだ強いのです。なぜ都市部の人たちは郵政民営化を支持するのでしょうか。

1)郵便局がなくなっても困らない
・都市部においては郵便局がもしなくなっても困ることはありません。いたるところにコンビニやATMがあります。お金は郵便局に預ける必要もなければ、生命保険だって簡保以外にいくらでも選択肢があります。郵便事業だってクロネコヤマトなどの宅急便会社がきっとやるでしょう。つまり郵便局がなくなっても都市部の人の生活には何も影響が出ないのです。

2)”公務員は楽をしている”というイメージ
・郵便局員も公務員です。ここ数年、彼らはしめつけられて厳しい労働条件、リストラの危機におびえているのを一般人は知る由もありません。公務員ということで一くくりにして”あいつら楽してんじゃないか”というやっかみがあるのです。彼らがいなくなれば、税金の節約になるというイメージもきっとあるのでしょう。

3)もう4年も小泉総理が叫んでいる
・総理になる前から小泉氏は”郵政民営化”を叫んでいました。噂では小泉氏の初出馬のとき、横須賀の”郵便局長”が支持してくれなかったため選挙に落選したのが彼の”郵政民営化論”のはじまりだとか。確かに筋金入りなわけです(^^;
 4年も彼が叫んでるおかげで、郵便局の問題点はかなり洗い出されています。なのに棚上げになったら、今までのは何だったんだ?ということになります。だからやるべきだ、と思っている人も多いでしょう。ところが、今回の法案を見てください。洗い出された問題点は何一つとして、解決できません。問題点はとりあえず棚上げで、”分社化して民営化する”しかも”12年後”にという実にふざけた法案なのです。抵抗勢力ががんばったおかげでここまで見事に骨抜きにされたのです。だから、本当は今回の法案は通しちゃっても良かったんですよね。小泉氏も12年先の話でも民営化ということが決まればとりあえず、面子を保てたのでしょう。ところが、弱ってきた小泉氏にここぞとばかりに攻め込み、政争の具にしてしまったため、返り討ちにあってしまったのです。

4)古い政治家が利権を守っているというイメージ
 今回、郵政法案に反対した議員がすべて郵政族ではないでしょうが、地域に密着した古いタイプの自民党政治家であることは確かでした。彼らが反対するということは、田舎への利益誘導につながるんではないかと都市部の人は思うのです。”田舎から郵便局が無くなったら不便でしょ”と訴えても都市部の人の心には響かないのです。なにしろ自分には関係ないのですから(^^;
 ということで彼らを落とせば、田舎への利益誘導が減るのではないかと都市部の人は思うのです。

 従って、今回の選挙は都市部の人対田舎の人の選挙だったわけです。しかし、この構図は実は以前からそのままです。今回違ったのは従来までは田舎の味方だったはずの自民党が田舎を無視して都市部の人が喜びそうな郵政民営化を前面に押し出したことです。法案の中身はともかくとして、これが都市部の普段選挙に行かない人や若い人、浮動票の心をぐっと掴みました。今までの自民党と違うぞ、という具合に。民主党は正にお株を奪われた格好になったわけですが、それに気がついていなかった。都市部の人や若い人は民主党についてくると思ったのでしょう。

 選挙が終わって見ると自民党が増えたのはもちろんですが、その自民党の中の勢力図も大きく変わりました。小泉総理の所属する森派と盟友山崎派が大膨張しました。刺客と呼ばれた新人候補も当然森派ですが、あまりに森派が巨大になりすぎるので、小泉総理は彼らの派閥入りを禁止しました。派閥政治を無くすというのなら、自らの派閥も解散させるのが筋ですが、それはしません。このおかしな状況にマスコミは無批判です。
 そうなのです、小泉総理が一番強い利権はマスコミなのです。マスコミ幹部とは酒を酌み交わす仲となっています。人間ですから、親しくなってしまうと批判力が弱まるのは当然です。ですから、マスコミは権力者と仲良しになってはいけないというのは当たり前のことなのですが、この国のマスコミは権力者との仲良しぶりを吹聴するぐらいに無自覚です。

 マスコミが腐っても、インターネットというものがあるので、知りたい情報。真の情報を探そうと思えば見つかります。ところが、そういう努力をするのはやっぱり少数派で、無批判にテレビや新聞が垂れ流す情報を受け止めてしまう人が大半なのです。
 というわけで、マスコミ利権をぶっ壊してまともなマスコミが登場しないとだめかな、と思う今日この頃。

 小泉総理自身はかなりパワーが落ち弱っています。今回の選挙だって一局違えば大敗もありえました。そこを”殺されてもいい!”と叫びながらナチュラルハイな状態で切り抜けてしまいました。スターウォーズで言えば、足をシュポーンと切られる直前のアナキンみたいなものです(^^;(小泉総理の場合は最初からダークサイドですが)小泉総理の怖いのがこの後、黒焦げになっても、ダースベイダーのようにむっくり起き上がってくる可能性があることです(^^;;

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新最近みた映画(54)

【ミリオンダラー・ベイビー】 クリント・イーストウッド
 ヒラリー・スワンク、クリント・イーストウッド、モーガン・フリーマン。アカデミー作品賞、主演女優賞などをとった映画。スワンクは底辺の生活から這い上がろうとボクシングジムへ、最初は相手にしなかったトレーナーのイーストウッドだが、彼女のひたむきさと素質にほだされトレーニングを引き受ける。メキメキと力をつけたスワンクは連勝を続ける。
 女版のロッキーと言った趣ではあるのですが、エンディングの後味が悪いので、印象の良くない映画です(^^;登場人物もイーストウッドとフリーマンはいい人なのですが、彼女の家族とかライバルがとっても嫌な感じ。善悪をわかりやすくしてるのかもしれないけど、こういうとこちょっと陳腐。スワンクは主演女優賞をとってもよいほどの力演ですが、アカデミー賞とるほどの映画でもないね。
(★★★)

【The Wedding Date】 クレア・キルナー
 デブラ・メッシング、ダーモット・マロニー。飛行機でみた映画、たぶん日本では公開しないでしょう。イギリス出身のメッシングはNY在住。イギリスの妹が結婚することになったが、彼氏がいない。これで妹の結婚式に出席しても格好がつかない。というわけで、デートクラブの男(マロニー)を恋人ということにしてイギリスに同伴してもらう。という導入ですが、お察しの通り次第にこの二人がひかれあっていくというラブコメディ。
 このデートクラブの男はルックスも雰囲気もいい男なのですが、故郷イギリスの人たちはまぜかえし訳ばかり。元彼もなんか嫌な奴です。というわけで誰が見てもマロニーがいい男で、この二人がくっつかないかな、と映画を見てる人は思うのです。
 この前みたウィル・スミス”最後の恋のはじめかた”もそうでしたが”良き相手”を見つけることは男も女も大変なんでしょうね。デートクラブにこういう男がゴロゴロしてれば大金払ってでもオーダーしてもいいかもね(^^;
(★★★)

【真珠の耳飾りの少女】 ピーター・ウェーバー
 スカーレット・ヨハンソン、コリン・ファース。オランダの画家、フェルメールの映画。彼の描いた一作、真珠の耳飾りの少女はどのようにして生まれたのか。本作も一応オランダの予習で見ました。
 舞台はオランダですが、みんな違和感なく英語のセリフ。まあ、こんなとこは突っ込まないでもいいのか(^^; フェルメールの絵は何枚か知ってましたが、彼がどんな画家かというのは知りませんでした。フェルメールとその家族、家政婦の様子を淡々と描いています。この時代の画家は絵の具を調合したり、画材を仕入れたりとアーティストというより、職人といった趣です。フェルメールも本業はお金持ちの肖像画を書くことで、食べるために絵を描いています。半ば道楽のような感じでこの映画のタイトルのような絵を描き、それが後世でこうやって高い評価を得ています。
 この耳飾りの少女の絵はハーグにあったので見れなかったのですが、やはりこういう映画を見てから絵を見ると楽しいですね。
(★★★☆)

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コラムyokoze「死票率こそ不公平選挙のバロメーター」

○圧勝自民は激減、大敗民主は大幅増=小選挙区の死票率【05衆院選】
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050912-00000218-jij-pol

 今回の衆院選で、候補者落選で小選挙区議席に結び付かなかった「死票」は300選挙区で約3307万票に上り、選挙区候補の得票全体に占める死票率は48.6%(前回48.5%)だった。
 政党別の死票率は、選挙区219議席と圧勝した自民党が前回の33.1%から18.5%に激減。これに対し、民主党は、選挙区当選者が前回の105人から52人に落ち込んだ結果、死票率は51.5%から76.9%へ大幅に上昇した。
 公明党は6.9%(前回11.7%)。選挙区戦績8勝1敗で前回(9勝1敗)より当選率がわずかに下がったものの、死票率は低下した。前回に続き選挙区 1議席の社民党は92.8%(前回95.7%)。選挙区候補を前回の62人から38人に絞り込んだが、死票率はあまり変わらなかった。2議席獲得の国民新党は46.6%、選挙区全敗の共産党と新党日本はともに100%だった。 (了)
(時事通信) - 9月12日16時1分更新

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 これこそ正に不公平選挙制度のバロメーターと言えるでしょう。限りなく与党候補に有利な選挙制度が現行制度なのです。これを見てもわかる通り、選挙結果は民意を反映しているとは言えません。

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コラムyokoze「東京は改革推進地域になった(^^;」

 自民党圧勝で終わった選挙。票数を見たところ、今回の投票率をアップさせた浮動票がそっくり自民党と小選挙区の自民党候補に流れた。結果、接戦を制し自民党候補が軒並み当選。東京の選挙区に至っては、25選挙区中なんと24選挙区まで与党候補(うち1つは公明党)。小選挙区で当選したのは菅直人だけという惨憺たる結果である。
 2年前の衆議院選挙の時とはたして何が変わったのか?小泉自民党であることは変わってないし、この間小泉改革が進んだわけでもない。内閣支持率もあのときと変わらない。投票率が上がっただけである。なのに結果がこんなにも違うのは、つまり冒頭で書いた通り、今まで投票に行っていなかった人がマスコミが騒いでいるから選挙が気になって、賛成か反対かという○×で○=自民に入れた。今回の選挙は投票率が上がれば上がるほど自民党が強かったのだ(^^;
 この結果なんと衆議院の2/3を与党が超えてしまった。過半数どころではない。造反組をのぞいてこの数だから恐ろしい。つまり与党が通そうと思った法案は参議院の判断にかかわらずになんでも通ってしまうということだ。二大政党ではなく一党独裁だ。今回自民党を勝たせた浮動票は自分達のしたことを果たして自覚しているのだろうか....。

 ところで、以下アドレスのコラムに書いてあることは今の日本を言い当てている(^^; 東京は自民党に制され、改革推進地域になった(^^;

新語法(ニュースピーク)時代の日本
http://hiddennews.cocolog-nifty.com/gloomynews/2005/09/post_7c56.html

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コラムyokoze「上映されないかもしれない”バッシング”」

 カンヌ映画祭に出品され無冠におわったものの、それなりの評価を得て海外八カ国でも配給が決まっている小林政弘監督の「バッシング」ですが、なんとまだ日本での公開が決まっていません。
 この映画については私も以前書いたのでそちらを参照願います。
http://yokoze.cocolog-nifty.com/blog/2005/05/yokoze_0970.html

 小林政広監督は某配給会社との交渉の結果「最終的にお断りの連絡がきました。題材がリスキーだし、当たる要素がないと判断されたんでしょう」というコメントを出しています。
 彼のblogでは”お金がないから公開できない”と書いていますが”カンヌ映画祭出品”の肩書きがあるし、”自己責任”とは何かについて再び社会的な反響をもたらすことでしょう。つまり客は入るということです。それが何故公開できないかと言えば、あれは”日本政府が忘れたいこと”だからに他なりません。日本政府が配給会社に圧力をかけているわけではないでしょうが、彼らはこれを公開したことによって”目をつけられたくない”というのがあるのです。資金面においてではなく政治面において、公開は配給会社にとってリスキーなのです。また彼らは”自己責任”を叫ぶマッチョな人たちも怖いのです。これぞ正に見えない言論統制と言って良いでしょう。自己責任を問うた映画は、自己責任を負いたくない配給会社によってお倉入りになってしまうのかもしれないのです(^^;; 日本でつくられた日本人を描いた映画が日本で公開されないとはブラックジョークそのもの(^^;;
 小林監督自身はblogを読んでいてもわかる通り、自然体の人でこのバッシングという映画も”社会に波紋を投げかけよう”という思いでつくったわけでもなく、気になったテーマだから取り上げたという感じです。マイケル・ムーアのようにケンカ売ってでも公開してやる、という気合はありません。監督は既に次作のラブストーリーを撮っています(^^; というわけでますます公開されるか怪しくなってきてしまいました。
 あのとき”自己責任”を声高に叫んでいた人も見たくないですか?この映画。しかし、この程度の映画が公開できないとは日本は相当にやばいっす.....。

○小林監督のblog
http://diary.jp.aol.com/applet/jqmmwd9hztq/20050829/archive

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新最近みた映画(53)

【いま、会いにゆきます】 土井 裕泰
 竹内 結子、中村 獅童。市川 拓司 原作のベストセラー映画化。パパ(中村)と息子(5歳)の二人ぐらし。ママ(竹内)は1年前に他界している。ある雨の日、死んだはずのママが記憶を失った状態で戻ってくる。
 ファンタジックなラブストーリー。映画もヒットしてドラマにまでなりました。仕掛けもあって、確かによくできてるとは思いますが、世界が夫婦と息子という3人以上には広がりません。このカップルは高校時代の同級生ですから実に狭い世界で、正に4畳半ラブストーリー(^^;
 もっと社会との関わり合いや、社会情勢などを織り込むと作品として奥行きが出てくると思うのですが、そうなると読者(観客)がついてこないのかな(^^;
 監督はTV出身の人で本作が初監督らしい。映画はよくできてるので今後に一応期待。主演の二人は本作がきっかけで結婚したんですよね。中村はさえないパパ役で、この映画みても”いい”とは思えないですね。この俳優はじめて見たけど他作はどうなのかな?
 しかし、本作も電車男同様、2時間でちょうどよい話なので、これを連ドラにして間延びしないのか(^^;?
(★★★)

【コンスタンティン】 フランシス・ローレンス
 キアヌ・リーヴス、レイチェル・ワイズ。悪霊?退治のコンスタンティン(キアヌ)のお話。元はこれもアメコミらしい。黒いスーツ着たキアヌがバケモノたちと戦うという話。超現実的なところがマトリックスを彷彿とさせますが、CGの敵キャラがオドロオドロしいだけであまり趣味がいいとは思えません。こういうのが好きな人もいるのだろうけど、私はあんまし....。こんなオタッキーな映画が世界的にヒットしたというのがちょっと信じられない。
 キアヌもこんな映画にばっか出てると変なイメージがついちゃうよ(^^;
(★★)

【舞台よりすてきな生活】 マイケル・カレスニコ
 ケネス・ブラナー、ロビン・ライト・ペン、原題は”HOW TO KILL YOUR NEIGHBOR'S DOG”。劇作家のブラナー、奥さんは子どもを欲しがってるのだが彼は子ども嫌い。ブラナーは新しい脚本が書けずスランプに陥っている。夜中に隣家の犬は吠えるしノイローゼ気味。
 おもしろくなりそうでならないで、終わってしまう映画(^^; 何がいけないって、やはり映画のテンポが悪いのかね。本作は2000年に全米で公開され、日本ではなぜか2004年に公開されています。なんで今になってこの映画公開されたのかね?
(★★☆)

【Mr.インクレディブル】 ブラッド・バード
 声の出演 クレイグ・T・ネルソン、ホリー・ハンター。ピクサーの最新作。かつてヒーローだったインクレディブル氏。しかし、15年前に成立した法律でヒーロー達はスーパーパワーを使うことを禁じられ普通の生活を送っている。そんなある日、地球に脅威が訪れた。
 前作のニモに比較して、大人向きのストーリー。子どもにはこの悲哀わかるかな?とにかくも、今回もよい出来です。キャラクター、ストーリー、演出いずれもよく出来ています。
 以下ネタバレです。地球に脅威が訪れるわけですが、これが自作自演。正に今の世相を反映してますね(^^;; 脅威を理由にヒーローが誕生し、軍事予算が増えていきます。その脅威とはほとんどが、自作自演だったり、ありもしない脅威なわけですね(^^;
 ピクサーの次作は車が主人公らしいですが、どういう映画になるのか楽しみです。
(★★★★☆)

【デンジャラス・ビューティー2】 ジョン・パスキン
 サンドラ・ブロック、レジーナ・キング。前作のデンジャラス・ビューティーから4年(ストーリー上は10ヵ月後)。前作はそれなりに面白かったけど、今更なんで続編つくるのかね。本作ではブロックは有名人になっています。FBIの広告塔のような存在。しかし、前作でいい感じになった恋人とはうまくいってない。ブロックとコンビを組むのは黒人女捜査官のレジーナ。彼女はブロックがちやほやされているのが気に入らない。
 いかにも2番煎じ映画で、面白さは前作の半分ぐらいと考えると良いでしょう。それなりに笑えるけどたいして面白くない(^^; 相手役のキングもふてくされた演技が多くてなんか楽しくない(^^;
(★★)

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コラムyokoze「ガリレオ小泉への刺客」

 小泉ガリレオ解散により衆議院選挙となりました。改革とか何とか言ってますが、反小泉派を自民党から追い出すための選挙。つまり自民党の内紛劇。今回の郵政民営化法案は既に骨抜きになっていますので、通ろうが通るまいが大きな影響はない。だからあれは争点でも何でもありません。
 今回の争点(焦点)はこの内紛に乗じて民主党が政権を奪取するかになります。ところが、反小泉と刺客の対決ばかりがクローズアップされ、マスコミは妙に自民党に好意的!?民主党がこの混乱に乗じて政権をとるのを望んでいない!?

 しかし、それにしてもわかりづらい選挙制度です。改革の本丸はこの選挙制度を変え、インターネットを選挙に使えるようにすることではないでしょうか。そうすれば自然とまともな候補者が当選するようになるはずです。世界最先端のIT国家を目指している国なのに、今だにホームページを選挙に使ってはいけないとはどういうことでしょうか.....。

 ところで、マスコミは全く報道しませんが小泉総理のお膝元、神奈川11区に、小泉刺客候補が出馬しています。「さらば外務省」そして、「さらば小泉純一郎」などの著書を出している、元レバノン大使の天木直人氏。無所属なので当選はかなり難しいでしょうが、それでも出馬したのは彼の心意気なのでしょう。
 ちなみにあの”羽柴秀吉”もここ11区で出馬しています(^^; おそらく彼も天木氏と同じ思いなのでしょう....。
 小泉総理のホームページは調べてみたところ、なんと!存在しません(^^;; こういう人が総理だから選挙にホームページは使っちゃだめなんですね(^^;;


天木直人氏のページ
http://amaki.voicejapan.net/

羽柴秀吉氏のページ
http://www.geocities.jp/tono_hideyoshi/index7.html

小泉総理プロフィール(首相官邸のページ)
http://www.kantei.go.jp/jp/koizumiprofile/

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コラムyokoze「引き続き選挙」

 ”改革を止めるな”というのが今回の自民党選挙のキャッチフレーズだが、その改革の中身が問題だ。この4年間小泉内閣が行った改革は1つが、有事法制や自衛隊の海外派兵などの国家権力拡大の改革。2つ目は小泉総理の所属する森派の派閥拡大である。その他の各種法案はすべて先送り法ばかりなので実効のない改革だ。今回、改革の本丸とか言ってる郵政民営化はこの分類では3つ目にあたる先送り法だ。成立したところで当面何の意味もない。彼らがこの後一番やりたい改革は第一分類にあたる憲法改正に他ならない。
 小泉自民党にとってほとんどプラス要素がなかったはずの今回の選挙であるが、マスコミは小泉政権に好意的で、世論もその方向になびいているように見える。小泉政権を選択するということは、今の状態があと少なくとも1年続くということである。この4年間を改革と思うのなら小泉自民に票を投じればよい。

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コラムyokoze「ホリエモンは何がしたい!?」

 今まで好意的に見ていたホリエモンであった。というのも既得権益に対して挑んでいっていたからだ。しかし、今回はちょっと雰囲気が違う。無所属で出ているものの、実質権力者自民党の意向を受けての出馬だ。しかし、いくら何でも選挙はそんな簡単なものではない。有名なだけで、縁もゆかりもない土地で当選するのはほぼ不可能で、ホリエモンは落選することになる。本人もそれは想定内でやっていることだろう。では、今回の出馬は何の意味があるのか。一番は自民党に恩を売ったということだろう。ホリエモンを推した自民党は今後彼をそう非難することはできない。もし、ホリエモンが亀井側につき小泉総理の神奈川11区で出馬していたらどうだったろうか。おそらく彼はケチョンケチョンにバッシングされていた。つまり、政界のパワーバランスを見て巧みに立ち回っているのが彼なのだ。
 従って落選した後ホリエモンがいったいどう立ち回るのかが見ものである。どうするかは私にも予想はつかない。けれど今回の一件でよくわかったことがある。ホリエモンはすごく危険な人物であるということだ。彼を突き動かしているのは権力欲。彼が目指すの小泉総理を超えてブッシュなのだ(^^;; そのためには手段を選ばないというのが彼のやり方だ。
 よく小泉総理をヒトラー(独裁者)に例える人がいるが、ヒトラーの卵はあんな小物の世襲政治家ではなく、こっちのホリエモンの方である。というわけでホリエモンがハイパーホリモンにならないように見守っていきたい、と私は思う。

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読書な毎日(119)

【地球は売り物じゃない!】 ジョゼ・ボヴェ、フランソワ・デュフール
 1999年フランスのミヨでマクドナルド襲撃事件を起こした農民活動家のボヴェとデュフールの対談本です。日本でも話題になった事件ですが断片的な情報しか流れてこなかったので何が起こったのかわかりませんでしたが、本著を読めばその全貌とフランス及び世界の農業問題、食料問題がわかるでしょう。
 報道では田舎の農家のおっちゃんがグローバリゼーションの象徴であるマクドナルドを襲撃したという感じでした。しかし、ボヴェは農民ではあるのですが活動家の側面が強く、農業問題を憂いて農民になったプロ活動家と言ってよいでしょう。基地予定地に農地を取得し耕しながら闘っているのです。マクドナルド襲撃事件もその活動の1つで、トラクターで乗りつけたのもパフォーマンスの1つと言って良いのでしょう。この事件を、警察側が騒ぎすぎたのとマスコミが面白がったのとの相乗効果で事件は世界に伝わったのです。
 ボヴェもデュフールも農家のおっさんどころか、教授レベルの知識を有する活動家で世界を広く見ています。フランスの農業事情についてほとんど知りませんでしたが、フランスも農業は工業化、大規模化し、しかも補助金付けになっているのだそうです。農業への新規参入はほぼ不可能で、分業制が確立しています。しかし、既存の農家の生活は楽なわけでなくコストダウントと目先の利益をあげることに必死で長期的視点で農業をしている人がいない、というかできない状態になっています。狂牛病もこの環境下では必然だったのです。こんな状況を変えようと思ってるのがこのボヴェだったのです。しかしヨーロッパの活動家は気合が入ってますね....。
(★★★★)

【ドキュメンタリーは嘘をつく】 森 達也
 最近やたら本を出している森達也氏ですが、彼の本業?とも言えるドキュメンタリーについて書いた本。ドキュメンタリー映画について彼なりの定義を本著で展開しています。私もドキュメンタリー映画に対して漠然としたイメージしか持っていなかったのですが、本著であらためてドキュメンタリー映画とは何かと考えさせられました。ドキュメンタリー映画に関わる人はもちろんのこと、TV映画などの映像を見る人全てが一度本著に目を通しておいた方が良いでしょう。こうやって映像はつくられていくのです。
 森氏の主な主張は、ドキュメンタリー映画には主張が入るのは当然で、手法は様々だが実際の映像を切り取って主張を展開するのがドキュメンタリー映画。カメラの前で人が演技するのは必然であるから、ドキュメンタリー映画もある意味、劇映画と変わらないと言える。
 本著では様々なドキュメンタリー映画や監督も紹介されています。客観的な視点でいつも語っている森氏ですが、なぜかマイケル・ムーアの作品にだけは手厳しい評価をしています。彼の主張に正に合致しているのが、ムーア作品だと私は思うのですがね(^^;; たぶん、やっかみなんでしょうが(^^;
(★★★★☆)

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新最近みた映画(52)

【ロボッツ】 クリス・ウェッジ
 声の出演 ユアン・マクレガー、ハル・ベリー。アイス・エイジのスタッフがつくった20世紀フォックスのフルCG映画。
 確かにロボットのCGはよくできていてオリジナリティもあると思いますが、けっこうクセがあるので好き嫌いが出るでしょう。近未来的な世界をロボットが人間のように家族単位で生活しています。人間は登場しません。というわけで陳腐?な近未来ストーリーを人間の変わりにフルCGロボットが演じていると思っていただければ間違いないかと(^^; 私はアイスエイジも面白いと思わなかったけど、本作も同様です。アイス・エイジが楽しかった人やお子様なら見てもいいんじゃない?
(★☆)

【オーシャンズ12】 スティーブン・ソダーバーグ
 ジョージ・クルーニー、ブラッド・ピット、ジュリア・ロバーツ、ヴァンサン・カッセル。豪華共演のオーシャンズ11の続編。オーシャン(クルーニー)率いる泥棒集団はカッセルに盗みの勝負を挑まれる。
 今回の敵役はカッセルなのですが、1対11では勝負的に不公平じゃない(^^;? まあ、それは置いといて映画的には前作並と考えていただければ間違いないです。見所は舞台がヨーロッパになってることですかね。本作は飛行機で見たのですが、私がちょうど旅行したアムステルダムロケがけっこうされていたので、ちょっとだけオランダの予習になりました(^^;
 この映画は興行的には成功してるみたいなので、続編まだつくるのかな?私は飛行機にでも乗らない限りみないだろうけど(^^;;
(★☆)

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