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新最近みた映画(51)

【モーター・サイクル・ダイアリーズ】 ウォルター・サレス
 米映画。ガエル・ガルシア・ベルナル 、ロドリゴ・デ・ラ・セルナ。チェ・ゲバラが24歳のときに友人のアルベルトとともに南米大陸をバイクで縦断したときのゲバラの手記をもとにつくられた映画。当時のゲバラはハンセン病を研究する医大生で、この旅行は南米大陸を見てみたいという冒険心から計画したもの。その旅の過程で様々な人と出会い、彼が革命家となるきっかけとなった旅とされています。と言っても、有名な指導者に感化されたというわけでなく市井で暮らす様々な虐げられた人々に会い、彼は自分の知らなかった世界を知るのです。
 爽やかな雰囲気を持った映画で、見ている人も旅をしている気分になることでしょう。一口に南米と言ってもあの大きさですから様々な地域があります。そしてそこには人々が暮らしています。せわしないというわけではないのですが、2時間という映画の枠ではちょっと各エピソードが短いかなと感じました。
 友人のアルベルトは今も健在で、この映画の撮影に同行したのだそうです。カストロも健在ですし、ゲバラは歴史の1ページとなるほどまだ昔の話ではないのですよね。現在、ゲバラが革命家として活躍する映画”チェ”がつくられているそうで、そちらも期待しています。しかし、ゲバラはこんなに人気があるのに、カストロが今ひとつ人気低いのはどうしてかね(^^;? やっぱゲバラがイケ面で早く亡くなってしまったからかね。
 ゲバラが主人公なのに、本作はアメリカ映画。なんでだろう?と思ったらサンダンス映画祭をつくったR・レッドフォードが製作ということで納得。しかし、サンダンス映画祭はハリウッドが見向きもしない話題作を毎年掘り出しますよね。
(★★★★)

【バッファロー・ソルジャーズ 戦争のはじめかた】 グレゴール・ジョーダン
 ホアキン・フェニックス、アンナ・パキン、エド・ハリス。英・独合作映画。ベルリンの壁崩壊前夜のドイツに駐留する米軍。戦争のない軍隊は何をやっているのか!?911により公開が延期されたというけど911とは直接的には関係ない内容。確かに軍隊のとんでもないコメディのような実態が描かれてはいますが。本作は、フィクションかと思って見ていたのですが、原作があってそれはなんとアメリカ軍の告発本なのだそうだ。多少映画用に脚色はされているのでしょうが、それにしてもひどいですね。アメリカ人は皆この映画見た方がいいですよ。
 そもそも軍隊というのは戦争がなければやることがないので、演習(戦争ごっこ)ぐらいしかすることがないのです。そういう状況が長く続けば組織もだれてきて、不正やる人もいるだろうし、昇進ぐらいしか興味がなくなるってことになるんです。だから、たまには戦争があった方がいいというのが軍隊の常態になってしまうわけで、軍隊があるから戦争が起こるのです。
 本作の邦題は”戦争のはじめた”となっていますが、内容表してないんじゃない?むしろ”軍隊のたのしみかた”とか”軍隊をおいしくしゃぶる方法”とかいう方が良くない(^^;?
(★★★★)

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