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新最近みた映画(50)

【ビフォアサンセット】  リチャード・リンクレイター
 ビフォアサンライズから9年ぶりに続編がつくられました。私は前作をビデオで97年に見ていました。二人が語っているだけの映画だけど、引き込まれて見たのを覚えています。年齢的にも主演の二人と私は同じぐらいの年齢で時間軸も合っているので、妙に共感してしまいました。
 ストーリーについてここでは詳しく書きませんが、9年たって二人は再会します。それぞれ9年でいろんな経験をしています。ホークの方は帰りのフライトの時間が決まっています。というわけでシチュエーション的には前作と似ていてシメキリ時間が決まっているのです。今回も登場人物はほとんど主演の二人のみ。
 本作だけでも楽しめるのでしょうが、やはり前作は見ておくべきです9年前に(^^; ということもないですが両方手元にあったら絶対にビフォアサンライズから見てください。
 前作同様、男女のものの見方の違いや、アメリカとヨーロッパのの違いまた、普遍的なことなどが語るうちに浮き出てきます。前作は若い二人ですから恋愛観みたいなものが中心でしたが、年を重ねた二人は社会との関わり合いの話が中心となっています。
 しかし、9年たって同じキャストで監督でこういう映画が、しかも期待を裏切らず撮れるというのは奇跡みたいなものかもしれません。また9年後にこの二人で監督で本作の続編を是非ともつくってほしい。きっと再び奇跡が起きることでしょう。
(★★★★☆)

【誰も知らない】 是枝 裕和
 カンヌ映画祭で主演の柳楽優弥くんが主演男優賞をとった映画。母子家庭4人の子どもの一家の長男が柳楽くん。お母さんは水商売らしく、子どもを学校に通わせず、家に閉じ込めている。買物と家事は専ら柳楽くんが担当。ある日お母さんがお金を置いて失踪してしまう。
 実際にあった事件をモチーフにしているそうです。あらすじ聞くと暗い話のような感じですが、能天気なお母さんと自然体の子ども達が映画に和やかな雰囲気をつくっています。ナレーションもテロップも一切ない映画で、子どもたちも特に台本なしで演技させているそうだ。
 何もなくても楽しい子どもたち、親はなくても子は育つと言うけどね....。私にはお母さんの心境がちょっとわからないです。自分のかわいい子どもを置き去りにしたらどうなってしまうのか、不安じゃないのですかね。こういうことができる親ってのも一種の精神病なのかもね。
(★★★★)

【チキンラン】 ピーター・ロード 、ニック・パーク
 声の出演メル・ギブソン。ウォレスとグレミットのニック・パーク初の長編クレイアニメ映画。養鶏場を舞台にしたチキンたち自由への闘争!?
 もっと楽しく痛快なものを予想して見たのですが、画面が暗い場面が多く、ストーリーも暗くて単調で長いだけの映画になってしまっています。登場するのもチキンばかりでキャラクター的にもおもしろくない。2時間のクレイということで力はいりすぎたのかもね。
 これに懲りずに、ニック・パークはまた長編クレイアニメ映画をつくいました。今度は原点に戻ってウォレスとグレミットだそうな。しかし、もともとクレイは長編アニメには馴染まないかもね(^^;
(★☆)

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