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新最近みた映画(48)

【クラム】 テリー・ツワイゴフ
 アングラコミックのロバート・クラムのドキュメンタリー。クラムを私が知ったきっかけは、アメリカン・スプレンダーの映画を見てから。ゴーストワールドのツワイゴフ監督の映画ということで興味をもった次第です。
 まさにオタクという称号がふさわしいクラムですが、彼には兄と弟がいました。クラムが漫画をかきはじめるきっかけは兄で、兄も弟も漫画をかきます。二人ともかなり絵がうまいと思いますが世の中に認められたのは真ん中のクラムだけ。3人ともオタクですが、オーラが出てるのはロバートだけです。この違いはどこからくるのでしょう。処世術の違いもある感じで、それはちょっとした違いだけど大きな違いなんでしょうね。
 これはアメリカの話だけど日本も同じ世界が存在します。こういうカテゴリーの人たちはいるのです。自分が理解できないからといって、彼らをバカにしたりイジめたりすると彼らだって爆発することがあるのです。体育会系の人も是非ともこのドキュメンタリーを見てほしいです。
(★★★★)

【シモーヌ】 アンドリュー・ニコル
 アル・パチーノ、レイチェル・ロバーツ、ウィノナ・ライダー。わがまま放題の主演女優がついに、出演拒否。代役はいないさてどうしたものかと困っているタランスキー監督(アル・パチーノ)のもとに、CGの女優をつくったというプログラマーが売り込みをかけてくる。CG女優ならわがままもなく思いのまま悩んだ末、タランスキー監督は全てのスタッフにも出演者にも秘密のうちに主演にCG女優のシモーヌを起用する。絶世の美女?シモーヌは一躍注目を浴び大人気女優になる。けれど彼女はタランスキー監督以外の映画には出演しないのだった。
 監督が他のスタッフに内緒でCG主演女優を起用するなんてリアリティ的にはちょっと無理なのですが、フィクションと割り切れば、マスコミやメディア業界を風刺している作品です。映画のシーンはほとんどなく、製作過程で繰り広げられる、プレゼンやマスコミあしらいが中心になっています。皆、シモーヌが大好きでと会って仲良くなりたいのですが、シモーヌはCGだから会うことはできません。
 本作でCG女優となっているロバーツは、人間が演技していますが、コンピュータ処理してCGっぽくしているそうです。私が見ている限り、ウィノナの方が演技がうまくていい女優に思えました(^^;
(★★★★)

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