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新最近みた映画(47)

【フォッグ・オブ・ウォー マクナマラ元米国防長官の告白】 エロール・モリス
 元米国防長官マクナマラの独白ドキュメンタリー。太平洋戦争、朝鮮戦争、フォードの社長を経て、国防長官
としてキューバ危機、ベトナム戦争をケネディ、ジョンソン大統領のもとでつとめ、その後世界銀行の総裁までなったというすごいキャリアの人物です。頭の切れる人なんでしょうが、エリート意識が強く弱者の視点はほとんどありません。立ち回りも上手で、手柄は自分のもの、失敗は誰かの責任にしています。彼のような人間は何が楽しくてこういうポストについてるんでしょうかね。やはり権力欲なんでしょう。世界を動かしているのはオレだ、というのが楽しいのか。
 既に引退しているし時間もたった話だから言えるのでしょうが、かなりの爆弾発言をしています。例えば、東京などへの空襲は民間人を大量に殺すのが目的だったとか、ベトナム戦争開戦の理由となっているトンキン湾の事件は実は何も無かったとか、枯葉剤は禁止薬物じゃないから問題ないとか。イラク戦争でも大量破壊兵器は見つからず、劣化ウラン弾はジャンジャン使っています。アメリカはいつも同じことやってるんですね(^^;
 本作はアカデミー賞のドキュメンタリー部門を受賞しました。それだけの作品ではあると思いますが、シレッと賞だけあげて内容について大騒ぎにならないというのはどういうことなんでしょうね。これでミソギは済んでしまったということ。まあ、ほとんどのアカデミー会員もお客もドキュメンタリー映画なんて見てないということなんでしょうが(^^;;
 マクナラマの奥さんは既に他界しています。こんな男の奥さんですから心労も大きかったのでしょう....。
(★★★★☆)

【恋愛適齢期】 ナンシー・メイヤーズ
 ジャック・ニコルソン、ダイアン・キートン、キアヌ・リーヴス。脚本家のキートン。娘の恋人と紹介されたのは、自分と同じぐらいのおやじだった。え、こんなおやじが。
 最初は変なおやじと思っていたニコルソンに次第にひかれていくキートン。熟年?の恋愛映画。それなりに楽しいラブコメですが、心臓発作で倒れたり、血圧はかったりと年寄りおとしネタがややきつくないか(^^;
 デボラ・ウィンガーを探してというドキュメンタリー映画にもあったけど、女優は年齢が上がると活躍の場が少なくなってしまうそうです。本作のような大人の出てくるラブストーリーがもっと増えればそんなことないのでしょうね。映画会社もティーンの方ばっか向いてないでもっと大人の出てくる映画つくてほしいですね。きっと需要はあるはずです。
(★★★)

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