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コラムyokoze「オール電化」

 最近やたら目につく東電のオール電化CM。新築マンションや建売の一戸建てにもやたらオール電化が増えている。これは電力会社が低迷する電力需要を一般家庭に求めているからだ。産業界は省エネルギーをすすめているし、経済も停滞しているので今後大きな電力需要は期待できない。ガス会社がすすめている家庭用の燃料電池も電力会社にとっては大きな脅威だ。これらが普及する前にできるだけオール電化を増やしておく作戦だ。
 電気はクリーンなエネルギーというイメージを電力会社はつくっているがさてどうだろうか。ちなみに東電は自然エネルギーによる発電設備はほとんど持っていない。よくある風車は別のエネルギー会社だったり、市民風車だったり、NGO、地方自治体が建てたものがほとんど。東電は現在八丈島にたった一基の風車を持っているにすぎない。東電自体は今でも大型事業となる原発開発をすすめている。テプコのエコという宣伝コピーは欺瞞もいいところだ。

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新最近みた映画(46)

【ヴィレッジ】 M.ナイト・シャマラン
 ブライス・ダラス・ハワード、ホアキン・フェニックス、エイドリアン・ブロディ。19世紀?のアメリカが舞台。その村には森には入ってはいけないというオキテがあった。森の中には何かがいる?
 シャマランお得意のサプライズエンディングなので、これ以上ストーリーは書きませんが、キャストも地味ならストーリーも今までの作品と比べて地味。舞台も田舎の村なので、地味ですが、何がいったいあるんだろうと先を見させる映画です。そのエンディングが”あれ”ということで好き嫌いがはっきりしてしまうのかもしれませんが、シャマラン映画は実はエンディングではなく過程を楽しむ映画なので、エンディングはあれでいいのです。森の中のオバケ?怖かったでしょう?恐怖はつくられるものなのです。
(★★★☆)

【スパイダーマン2】 サム・ライミ
 トビー・マグワイア、キルスティン・ダンスト、アルフレッド・モリーナ。大ヒットしたスパイダーマンの続編。マグワイアは相変わらず学生だが、妙に金に困っている。バイトなどが忙しすぎ、女優?になっているダストンとの仲もあやしくなっていく。自信を失いかけているマグワイアから、スパイダーマンの能力が失われていく。一方、核融合炉を研究するモリーナは自身に装着した金属アームに支配され暴走、マッドサイエンティスト?になってしまう。
 前作は見ていて違和感なかったのですが、本作はストーリー演出とも漫画チック。同じ監督がつくってるとは思えない。例えばタコおやじ(モリーナ)は何のために核融合炉をつくってるのかわかりません(^^; 核融合炉自体もリアリティ的にかなりあやしい。スパイダーマンもスーパーマンじゃないのに異常に体が丈夫で力もち。というわけでスパイダーマンは並作のヒーロー映画になってしまいました(^^; 3も既に作成予定ですが、2のような映画になるんだろうね。
 しかし、ダンストは前作以上にヒロインとして違和感あり(^^; ミニー・ドライバー、サンドラ・オーとともに○○御三家(謎)と言ってもいいかもしれない(^^;
(★★☆)

【ラブ・アクチュアリー】 リチャード・カーティス
 ヒュー・グラント、リーアム・ニーソン、エマ・トンプソン、キーラ・ナイトレイ、ローラ・リニー。英映画。主役不在の群像劇ですが、一応中心人物は英首相役のグラントかな?おそらくブレアをモデルにしているのでしょうが、独身でモテ男という設定。最近のブレアはかなりメッキがはがれてしまいましたがね(^^;
 肩のこらないラブコメとして楽しめます。英の映画なので、アメリカ映画とはやはり一風違った雰囲気です。しかし、グラントはイギリスのモテ男の代表みたいな感じでどこにでも出てきますね(^^; 似たキャラが多いのでどこでどういう役やっていたのかどんどん混じっていきます。
 登場人物が多い割に混線していないで見やすい映画です。日本ではロマンチックラブストーリーのように宣伝していましたが、ラブコメディの性格の方が強い映画だと思います。
(★★★☆)

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コラムyokoze「イラクの人質」

 イラクで斉藤さんが行方不明になって2週間がたつ。今回の人質事件で特徴的なのはマスコミがほとんど斉藤さんをバッシングしなかったことだ。時期を同じくしてカンヌ映画祭でバッシングという小林政広監督の映画が公開された。約1年前イラクで人質になった高遠さんをモデルにしたフィクション。帰国後バッシングされる日本人女性の姿を描いている。同じ人質だというのに何故このような違いが出るのか。一番大きなのは、ボランティアの女とコワモテの職業軍人男という違いだろう。カンヌで、外国人記者から「女性だからバッシングされたのか」「日本ではボランティ
アは良いことと思われていないのでは」という質問が出たという。この質問は現在の日本社会の核心をついている。

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コラムyokoze「カンヌでバッシング」

 カンヌ映画祭が開催されている。1年前のカンヌではマイケールムーアの華氏911がパルムドールで、日本映画、是枝監督の”誰も知らない”が主演男優賞をとった。
 去年は押井守監督のアニメ”イノセンス”、キムタクの出演したウォン・カーウァイ監督の”2046”などがコンペ部門に出品されていたので日本のマスコミは大騒ぎをしていた(結局これらは無冠)。今年は実に静かなものだ。日本作品は出ていないかのようだがそんなことはない。小林政広監督の”バッシング”という映画が出品されている。これは中東での人質事件から開放され帰国しバッシングされる日本人女性を描いたフィクション。もちろん1年前のあのイラク人質事件をモチーフにしている。そういえば高遠さんは華氏911にも登場していたので、2年連続でのカンヌということになる!?
 政府もマスコミもとりあげたくないテーマなのか、このバッシングという映画についての報道はほとんどない。カンヌでの評判はそこそこのようだ。もしこの映画が何か受賞したら、小林監督は帰国後バッシングされてしまうのだろうか(^^;?

http://movie.goo.ne.jp/special/cannes/

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コラムyokoze「続・再処理」

 原発使用済燃料の再処理と一口に言うが、これには2種類の再処理がある。1つは再び原発で使うウランやプルトニウムを抽出する再処理。もう一つは核兵器用のプルトニウムを抽出する再処理だ。今回、イギリスのセラフィールドで事故を起こしたソープ(THORP)は前者。六ヶ所につくっているのも前者だ。北朝鮮が今やろうとしてる再処理は後者。セラフィールドには後者のプラントも存在する。
 ならば日本には核兵器用の純度の高いプルトニウムが無いのかと言えばそんなことはない。核兵器用のプルトニウムは黒鉛炉、高速炉で主につくられる。日本では1998年に閉鎖されたが東海村に黒鉛炉があった。この燃料棒はイギリスに売られ、イギリスで核兵器になっている。高速炉としては、実験炉の常陽で30キログラム(核兵器15発分)のプルトニウムがつくられ茨城県大洗町に保管されている。すぐに事故を起こして止まったままが福井県敦賀市の高速炉もんじゅでもプルトニウムがつくられた。つまり北朝鮮が何だと騒ぐ前に日本では核兵器用のプルトニウムを作成し保有している。北朝鮮がプルトニウムを欲しくなっても文句の言えた立場ではないのだ。

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コラムyokoze「再処理」

 先週、イギリスのセラフィールドの核廃棄物再処理工場でプルトニウムを含む放射性溶液が漏れ出し操業を停止した。再開の見通しが立たないほどの大事故だ。この施設は日本で言えば青森県六ヶ所でテスト運転している再処理工場にあたるもの。原発の使用済燃料を再処理しウランやプルトニウムを抽出するプラントだ。今まで日本にはこのプラントが無かったので、主にこのセラフィールドの工場で再処理してもらっている。だから、この事故は日本の原発業界にとっても大変な問題である。
 核燃料再処理プラントは操業に膨大なコストがかかり、技術的にも難しい。現状、再処理を堅持しているのはイギリス、フランスそして日本。アメリカは再処理はあきらめ核廃棄物を地中に埋めてしまう方針に転換した(これももちろん問題だが(^^;)。
 今回、このセラフィールドの大事故は日本でほとんど報道されていない。なぜなら、六ヶ所のプラントが本稼動を控えているからだ。国策である再処理計画を変更するわけにはいかない、ということなのだ。

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コラムyokoze「マリーンズ強い」

 今年のロッテの強さは尋常?ではありません。
 例年だけど春先は調子のよいロッテ。けれどGWを境に連敗街道をまっしぐら、あっという間に圏外に去るというのがパターンでした。しかし、今年は安定して強いので、このまま優勝までいってしまうのかも。もし優勝したら、前期後期時代の20年ぶりぐらいでしょうか。
 今年の場合は昨年の合併騒ぎや、親会社が変わったり、変わりそうなチームが多いという特別要因も確かにありました。ロッテも西武と合併するなんて話もありましたが比較的他チームに比べ、チーム事情は安定していたのでしょう。合併したり親会社が変わったりするとやはり社員?のやる気に影響するのですよね(^^;;
 けれど私自身、最近野球をほとんど見なくなってしまったので、選手の名前がだんだんわからなくなってしまっています。

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新最近みた映画(45)

【ガール・ネクスト・ドア】 ルーク・グリーンフィールド
 エリシャ・カスバート、エミール・ハーシュ。ハーシュは高校3年で、生徒会長。彼のとなりの家にきれいなおねえさんが越してきた。しかし、何かわけありのようだぞ。
 ハーシュは勉強はできるけど、ややおとなしめの学生でややオタクっぽい友達とつきあっているという設定。女の子にはもてない。その隣の家に、きれいなお姉さんがこしてきて、ドキドキするという話。それだけのどうということはない学園コメディです。こういう映画は品のない下ネタのオンパレードになりがちですが、許容レベルで踏みとどまっています。単純に笑えるコメディをお探しならおすすめです。
 カスバートは最近の注目株らしいですが、ハーシュもなかなかいい味出していて今後とも注目したい。
(★★★☆)

【スパニッシュ・アパートメント】
 セドリック・クラピッシュ
 ロマン・デュリス、オドレイ・トトゥ、ジュディット・ゴドレーシュ。仏・西映画。留学先のスペインで文化も言葉も違う5人の学生とルームシェアすることになる青年(デュリス)が主人公。トトゥはフランスに残してきた恋人。
 登場人物は多いけど、メインは主人公と父の友人の奥さん(スペイン人)とイギリスの女の学生とその弟(^^;? 社会人になる前の学生の葛藤、異文化とのギャップなどが描かれています。いろんな国の人がいるけど、会話は主に英語です。場所がスペインなんだから普通はスペイン語で話すと思うんだけど、まあいいや(^^;?
 こういう設定になるとドイツ人はいつもバカにされてる感じでかわいそう(^^; アメリカの兄ちゃんはストレートにバカっぽいけど(^^;
 舞台はバルセロナだけど、いまひとつバルセロナの風景が出てくる場面が少なくて物足りなかったです。自分がバルセロナに行ったからそう思うんだろうけど。
(★★★☆)

【おいしい生活】 ウディ・アレン
 ウディ・アレン、トレイシー・ウルマン、ヒュー・グラント。舞台はアメリカ。地下トンネルを掘って銀行強盗をしようと、銀行の近くの店を借りるが、偽装で奥さんがはじめたクッキー屋が爆発的人気に。いつの間にか大企業となってお金持ちになる。お金持ちになることによって、怪しげな人たちが近づいてくる。
 アレンはいつものように何か頼りないけど、モテる男という設定。映画のテンポもいつものような感じで、安心して見れるいつものアレン作品ですね。本作の味付けは奥さんに近づいてくるグラント。このグラントのキャラもいつものグラントキャラで安心して見れますね(^^;
(★★★)

【女はみんな生きている】 コリーヌ・セロー
 仏映画。カトリーヌ・フロ、ヴァンサン・ランドン、ラシダ・ブラクニ。あるとき、ヤクザに追いかけられていた女(ブラクニ)に夫婦は助けを求められるが、だんながやっかいを嫌い、見捨てる。その女は娼婦だったがヤクザに殴られて昏睡状態に。奥さんはその娼婦のことが気になり看病する。
 娼婦はアルジェリア人で夫婦はお金持ちのフランス人です。普通は接点のない女同士なのでしょうが、事故をきっかけに知り合いに。だんなも息子もバカな男ばかり。フランス人男は洗練されているようによく描かれますが、その良くないところが強調されているように感じました。
(★★★)

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コラムyokoze「ヘリ墜落」

 脱線事故もひどい事故だったが、静岡県警のヘリが住宅街に墜落した事故もひどい事故だ。運よく道路に落ちたから良かったものの、わずか数メートルの違いで住宅の真中に落ちていたことになる。なぜあんなところを飛んでいたのか、故障だったのか操縦ミスだったのか。交信記録も全く公開されていない。この事件も大騒ぎすべき事件のはずだが、あっという間に収束してしまった。しかもこの事故の原因は不明だという(^^;; なぜこんなことが起こるかと言えば、あれが警察のヘリだからである。警察の事故を警察が調べているのだから彼らにとって都合の悪い事故原因が解明されるはずがない。原因がわからないというのにヘリは今もブンブンと市街地上空を飛び回っている。

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読書な毎日(114)

【日本軍の毒ガス兵器】 松野 誠也
 かつて日本軍が毒ガス兵器を開発し実戦で使っていたという衝撃の事実を調査した本です。その開発の経緯から実験、製造から実戦での使用。更に敗戦時のこれらの兵器の遺棄からその後の遺棄毒ガス兵器の被害までと、日本軍の毒ガス関連のトピックについて広範に調査されています。
 毒ガス兵器(化学兵器)や生物兵器と言うと731部隊が実験をしていたという話が言われていますが、日本が使っていた毒ガス兵器はこれだけでは無かったのです。習志野に毒ガス兵の養成学校をつくり、毒ガス兵器工場は全国に数箇所つくられ、量産されていました。実戦でも日中戦争で中国に対し広範に使われていたのです。実験的どころではなく一回の戦闘で数千発の毒ガス砲弾、数百の毒ガス発生塔、毒ガス爆弾が使われていました。しかもクシャミ嘔吐性のガスだけでなく、窒息性、糜爛性のガスも使っていました。毒ガス兵器による死者は戦闘員、非戦闘員も含めて数万人規模と推測されています。だから、あれだけ大量の遺棄兵器が掘り出され被害が出ているのです。
 毒ガス兵器はこの当時も既に国際的に禁止兵器となっていました。日本軍もそれがわかっていたので証拠を残さないようにこれを使っていたのです。けれどアメリカに対しては使っていません。なぜなら、アメリカも毒ガス兵器を持っていたので報復を恐れていたのと、やはり中国人に対する人種差別なのでしょう。
 なぜ日本軍が国際批判の危険を冒してまでこの毒ガス兵器を使ったかと言えば、その効果の高さと値段の安さからです。日中戦争当時で既に日本軍は物資不足の厳しい戦いをしていました。毒ガス兵器を使わないと戦線を維持できなかったのです。
 日本軍の毒ガス使用がなぜ今まで表に出なかったかと言えば、アメリカがその使用を知っていながら追求しなかったからです。何故なら自分たちも毒ガス兵器を使う可能性を残したかったからです。おかげで毒ガス関連の戦犯はその責任を問われることはありませんでした。これが今になって表に出てきたのもアメリカが日本軍の毒ガス兵器についての情報を公開したからなのです。
 日本軍が中国で何をしていたかということはほとんど日本の戦争史では出てきませんが、こんなひどいことをしていたのです。戦争にきれいも汚いもないとも言いますが、国際的に禁止されている毒ガス兵器をこんなに大規模に使っていたことに驚きました。
 反日デモがなぜ起きるのかと言えば、この毒ガス戦に象徴されるように日本軍が中国でひどいことをしていたからです。日本は加害者なのですから、彼らが許してくれるまで謝り続けるしかありません。
(★★★★☆)

【新宿二丁目ウリセン物語】 飛川 直也
 新宿二丁目は世界でも有名なゲイタウンとして知られていますが、そこでウリセン。いわゆる男のデートクラブをやっている店のオーナーが書いた手記。ウリセンと言ってもその形態はいろいろあって、著者の店はゲイではないノーマル(業界用語でノンケと言うらしい)の男の子を取り揃えていて、相手が男でも女でもかまわない。連れ出しも泊まりも可というシステムだそうです。
 この業界に入ってくる人も様々で、家出少年やお金に困っている少年、単にお金を稼ぎたいという少年もいるそうです。つまり女と同じってことですね。この業界も容姿と年齢は重要だそうで、35歳ぐらいが限界だそうな。また、ゲイもひとくくりにはできずいろんなタイプがいて、女性の体に近づけようとするのもあれば、女装するだけの人、同姓を好くが外見は男のタイプなどあるそうです。知らない話がけっこう多くてなかなか勉強になりました。
(★★★)

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