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読書な毎日(107)

【華氏911の真実】 マイケル・ムーア
 本著は2004年のアメリカ大統領選の直前に、ブッシュ撃墜の駄目押しとして出された本。映画のシナリオと映画の中で描かれている事実関係と根拠を細かく解説しているのが半分。残りは各誌に掲載された映画評と、映画に描かれたトピックにまつわる記事や漫画などで構成されています。華氏911をより理解するには読んでおいた方がいい本でしょう。
(★★★)

【マイケル・ムーアへ―戦場から届いた107通の手紙】 マイケル・ムーア
 こちらも上記の本と一緒に出された本。イラクに行った兵士、その家族などがマイケル・ムーアに対して送ったメールによって構成されています。実名も匿名もありますが、兵士の生の声がわかる重要な本です。もちろんムーアのサイトにも批判メールは大量に届いていることでしょうが、その大半は映画を見もしないで批判している人たちです。本著でも友人や親などに誘われて渋々映画を見にいって、映画を見て驚いたというメールがけっこうあります。自国のことは意外にも見えないものですが、これを見てはじめて知ったというアメリカ人は多いのでしょうね。そしてまた意外にも多いのが、兵士のことを批判しないでくれてありがとうというメールです。また本著を読んで知ったことですが、マイケルムーアは希望する兵士に無料で自著を送っていました。また、華氏911のDVDの違法コピーを黙認しています。正にムーアこそ愛国者なんではないですかね。
 やあ、マイケルみたいな軽いノリのメールも多いです。兵士のほとんどは20才前後の若者で、奨学金欲しさに軍隊に入ってしまった人があまりにも多いことに驚きます。華氏911でも描かれていましたが貧乏人、の就職先となり見えない徴兵制になっていることもメールを読んでるだけでわかってしまいます。アメリカの問題は根が深くなっている。
 ブッシュ落選はこれほど大きなムーブメントになっていたにも関わらず、またもや僅差で勝ってしまいました。これは事実なんでしょうか(^^;? もう、アメリカの民主主義は死んでしまったのかもしれませんね(^^;;
(★★★★☆)

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