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コラムyokoze「改革の本丸って?」

 政治家の言葉というのは重要だ。しかし、小泉総理の言葉はキャッチフレーズでしかなく実にあいまいだ。例えば今盛んに使っている「改革の本丸」という言葉。これは例えとしてはわかるが、日本語としては意味をなしていない。「三位一体の改革」、「改革を加速する」というのもそうだ。政治家の言葉としては実に安っぽくあっという間に消費され消えていく。こういった言葉をマスコミは無批判に使っていく。おかげで小泉流の安っぽいフレーズがあちこちに氾濫することになる。
 そういえば「改革の本丸」という言葉を小泉総理は道路公団の改革のときも使っていた。本丸が何個もあるというのは例えとしてもおかしいのでは(^^;?

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読書な毎日(99)

【「イラク戦争」の30日】 豊田 直巳
 劣化ウラン弾写真家?の豊田氏のイラク戦争レポート。イラク戦争の開戦当初の話は、山本未香、安田純平、橋田信介、などの本を読んでいたので状況が重なる部分も多く多角的にイラク戦争を見た気分になってきました。あとは宮嶋の本も読んどいた方がいいのかな(^^; 豊田さんも入国ビザの取得には苦労したようで開線ギリギリのタイミングで入国しています。豊田氏はアメリカの戦車の砲撃を受けたパレスチナホテルの13階に宿泊していたそうです。着弾したときは外出していたそうなのですが。
 本著は一応写真がメインの本ではありますが、文章も多くなかなか読み応えがあります。開戦(侵略)から30日間のイラクで何があったのかというのを日記形式でつづっています。
 今や日本も自衛隊をイラクに派兵しています。つまり日本はこの戦争に協力しているわけですから、この戦争がいったい何であるのか知らなければいけません。傍観者ではなく当事者なのです。復興支援とは言ってますが、イラクは相変わらず戦争状態が続いていますので、参戦に他なりません。こんな戦争に日本は協力していていいのでしょうか。
(★★★☆)

【グラウンド・ゼロがくれた希望】 堤 未果
 9.11のときに貿易センタービルの隣の金融センタービルに勤めていた著者の手記。堤さんはアメリカの大学を出たあと、国連、アムネスティに勤務。経費削減人員整理のためにアムネスティをやめ、野村證券に勤めることになる。そこで9.11に遭遇します。
 9.11について書かれたものはたくさんありますが、現場でそれを体験しその後何を思い現在に至っているかを書いているものは本著を読むまでそういえばあまりなかったな、と気がつきました。
 彼女は事故の影響でPTSDになります。テロとの闘いを叫び、アメリカ国旗をかかげる人たちに違和感を感じます。結局は野村證券をやめ日本に帰ってきているところで通訳を頼まれ、ピース系の人たちと交流を持つようになり現在に至ります。
 とても読みやすくかつ、読ませる文書です。あの事件のあと世界では何が起こっているのか。あの事件が無かったとしても世界では何が起こっているのか。是非とも多くの人に読んでもらいたい本です。何が起こっているか知ってしまったあなたはどうするのか。紆余曲折を経ながら、彼女がそしてピース活動をする人たちが現在の位置に到達した訳を考えてほしい。
 ローレン・モレさん、きくちゆみさんなど、ピース系の人たちがたくさん出てきます。彼らの普段見れない部分なども垣間見えて非常に興味深いです。しかし、ここに登場するほとんどのに人を知っているというのはやはりこの世界は狭いってこと(^^;
(★★★★)

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サイパンダレポート(3)

 PICについてまずはプールへ。りんどこも水着に着替える。プールに入ると思ったより寒い。お客は日本人も多いが韓国、中国人も多い。白人はむしろ少数派。プールの込み具合は程よい程度。
 ウォータスライダーがあるのでやってみる。日本にあるものよりクネクネしていてスピードも出て迫力がある。もし、私が子どもだったら1日やってても飽きないかも。
 PICはまわりに何も無いだけあって中に食事するところもある。プールだけでなく、海にも出れる、テニスコートやアーチェリーもある。つまりこの中だけで完結するということなのだ。
 機内食を食べたきりでお腹もすいてきたので、敷地内のカフェレストランみたいなところに入る。ここはサンドイッチからバーガー、すしやうどんまでなんでも出す店らしい。サンドイッチとビール、そしてアイスを頼む。サンドイッチとアイスは一人分だが予想通り十分な量。フレンチフライもてんこもり。アイスの中にはバナナとチェリー、チョコケーキが溺れている。さすがアメリカン!

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サイパンダレポート(2)

 成田からサイパンへ10時のフライトだが3時間前に空港へ。さすが夏休みなので成田は混んでいる。さらにテロ警戒のためにチェックポイントが多く非常に時間がかかる。海外に行くのは2002年暮れのハワイ以来だがあのときよりも厳しくなっている。
 なにはともあれ飛行機にのる。りんどこは離陸後しばらく起きていたがすぐに寝る。おりこうな赤ちゃんだ。映画が何かやるかと思って期待していたが、サイパン程度の距離だと映画はやらない。そういえばグァムのときもそうだったな。3時間程度で、サイパンに到着。
 思ったより小さな空港だ。入国審査後、バッゲージクレーンに人が群がっていて荷物が全然見えない。と思ったら別便の客がクレーンの位置を間違っていたようだ。
 荷物をとってホテルへ。この旅行プランは送迎バスつきなので、宿泊先のパシフィック・アイランド・クラブ(PIC)まで連れていってくれる。PICはいわゆるリゾート型のホテルで、空港のすぐ近くのちょっと辺鄙な場所にある。赤ちゃん連れならこういうホテルがいいんじゃないか、との旅行会社の人のおすすめだったのでここにした。しかし、部屋はもちろんベッド。赤ちゃんをベッドの上に寝かしておくのは不安なので、床にマットをしいた。外国のみなさんはどうしてるんでしょうね?やっぱベビーベッド!?

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コラムyokoze「ストライキの意味わかってるの?」

 プロ野球のストライキがとりあえず回避された。しかし、延期されただけで問題点は解決していない。マスコミでは”回避されてよかった”という能天気なファンの声ばかり紹介している。自分の応援する球団が無くなるかもしれないという状況なのに、そんなに目先の1試合が大事なのだろうか。
 オーナー達は”みんなに迷惑がかかるから、できればストはやって欲しくない”と言っている。”損害賠償を請求する”とか”合併問題はストにあたらない”とわけのわからないことを言ってる人もいる。彼らはストの意味がわかっているのだろうか。オーナーが喜ぶストなどありえない。ストの行使をちらつかせなければオーナーが交渉のテーブルにつかないからストをやるのだ。様々な方面に迷惑がかかるのは百も承知だ。選手だって被害を被るのだ。

 今週末が正念場。日本のプロ野球、今後の盛衰はここにかかっているのかもしれない。注目が集まっている今だからかこそ、曖昧な決着は許されない。選手たちにはがんばってほしい。どうしてもオーナーがおれないようならストを決行して欲しい。そうしないと彼らの目は覚めないのだろうから。

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サイパンダレポート(1)

 2004/8/17~8/20 の3泊4日で彩とりんどこ(うちの子)と行ってきました。りんどこは産まれて10ヶ月ということで初の海外旅行になります。何回の連載になるかわかりませんが、続けて書きますのでよろしく。後に写真入りでweb化もするつもり。

 ご存知ない方も多いでしょうが、いつかから赤ちゃんもパスポートが必要になりました。正に産まれた瞬間から必要なのです。赤ちゃんもテロリスト疑惑がかかっているということでしょうか(^^; あたりまえですがパスポート作成代金は大人も子どもも同じです。旅行代金については0円ではないですが、大人二人よりか数万円上乗せされていました。パックで頼んだので、ホテル代と飛行機代がそれぞれいくらなのかはわかりませんが。
 赤ちゃん旅行には特典もあります、3歳以下の子ども連れは一番最初に飛行機に乗れます。飛行機で赤ちゃん用に席を余分にとってくれます。ちなみに赤ちゃん連れのボーディングパスには哺乳瓶マークがついています。
 サイパンに行くのは私も彩もはじめてのことでした。グァムやハワイなら行ったことありますが。

 ところでタイトルのサイパンダですが、サイとパンダの合いの子のサイパンプロモーションキャラのことで、サイパンのDFSなどに大量に生息しています。お察しの通り、パンダはワールドワイドで通用する単語ですがサイは日本語です。つまり日本人向けのキャラということですね(^^; サイパンには動物園があるわけでもないので、サイもパンダもいません(^^; こんなオヤジギャグをイメージキャラにしてしまうのがサイパンなのです。

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読書な毎日(98)

【決意!合併・1リーグ制NO!宣言】 古田敦也会長&日本プロ野球選手会
 選手会のヤクルト古田会長などの選手、そして各界の著名人などが今回の合併問題について意見している本。マスコミ報道だけではわからない彼らの主張がわかるので、野球に興味のある人もない人も是非とも読んでいただきたいです。
 今回の問題は野球界で起こっていることですが、今日本の企業では同じようなことがあちこちで行われています。行き当たりばったりのカジとりをする会社。社員無視、連絡もなし、要求にはゼロ回答、質問ははぐらかす。これは日本という国の滅びの序曲なのかもしれません。
 合併問題で一番問題なのはまず、合併ありきで他に具体的なことを何も考えていないこと。春先は近鉄は球団名を売るとか騒いでいましたが、その計画が頓挫したから合併問題が出てきたわけで計画性の無さを露呈させています。球界自体も新しいチームの参入を極度に嫌がっています。この問題の責任者と言っても良いナベツネは辞めてしまいました。どうやらこの辞任はこれで手打ちにして合併はすすめてしまおうという戦略のようで、実にずるいやり方です。
 今日の17時がスト回避の期限とかいうことですが、これではスト突入もやむをえないでしょう。選手あってのプロ野球ということをオーナーたちにわからせてやるしかありません。
 以下のサイトでは反対署名受付中です。
○日本プロ野球選手協会
http://jpbpa.net/ 
(★★★★☆)

【リコール!小泉鈍一郎】 マッド・アマノ
 マッド・アマノさんのパロディ最近作集。自民党の選挙コピーをパロディし”あの国を想いこの属国をつくる”としたところ、自民党から警告書が届いたそうでそれに呼応しての出版でした。内容は東京新聞、日刊ゲンダイ、創、サイゾーなどに載ったものでマッドさんのWebサイトにはほとんど掲示されているものです。本にするにあたって追加のコメントも載っていますが。
 この本の出版にあたりマッドさんのサイン会がありました。実は私は行ってきたのですが(^^;なかなかの人気ぶりでした。本著につづきブッシュのパロディ本の出版も予定しているそうで楽しみです。
(★★★☆)

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読書な毎日(97)

【安心のファシズム】 斎藤 貴男
 斎藤 貴男の最新著。書き下ろしの本でつい最近のトピックまで含んでいます。内容的には著者の作品「非国民のすすめ」の延長線上にあるものですが内容的にはほとんど重なっていないので、両方読むことをおすすめします。もちろん、いきなり本著を読んでも問題ないですが。
 しかしこの”安心のファシズム”というのはいいタイトルです。日本人は”安心”という言葉が大好きです。安心のNTT、安心の○○保険とか。”人気”という言葉も大好きですね。世界でファシズムが流行ってるそうだよ、そうかそれなら日本もファシズムにしなきゃ!安心で大人気のファシズム。日本人がとびつかないわけがありません(^^;
 本著にはいろいろ興味深いトピックが載っています。今は何気なく使ってしまっている自動改札。そういえば、私も当初は私もこれに反抗し、0番改札を通っていました。しかし、今はあの狭い通路をシュポッと通っています。そして時代はSUICAにうつりつつあります。私は今のところSUICAにレジストしていますが、気がついたら私もピピッとやってる人になってしまうんでしょうか(^^; 気がつかないうちにお上のつくったしくみに取り込まれていく自分を見てしまったような気がしました。
(★★★★)

【文筆生活の現場】 石井 政之
 佐野眞一、江川詔子、斎藤貴男など有名なノンフィクションライターからまだ著作を発表してないライターまで10人のライターにノンフィクションライターとはいったい何かというのを語ったり書いてもらったものをまとめたもの。ノンフィクションに興味ある人なら一人ぐらいは知っている人がいるかと思いますが、彼らがいったい何を思って仕事してるかというのがわかって面白いです。
 この業界も文筆だけで食っていけるようになるのはなかなか大変です。出版不況と言われて久しいですが、意外と本を定期的に読んでいる人、自分でお金を出して本を買う人は少ないものです。本というのは実に安い娯楽だと私は思うのですがね。
 是非とも本著を買って読んでみて。そおうすればこの本に出てる人の著作がきっと読みたくなるはずです。ちなみに私は大泉実也さんの著作が気になり注文中。絶版だったので古本ですが(^^;
(★★★★)

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