« 2004年5月 | トップページ | 2004年7月 »

コラムyokoze「華氏911全米NO1」

先週末の全米興行収益でマイケルムーアの華氏911がなんと全米NO1 となりました。

 ドキュメンタリー映画で全米NO1は全米ではじめてという快挙です。公開規模からしても
驚異的な記録と言ってよいでしょう。
 一部の団体が映画を公開しないように劇場に圧力をかけたそうですが、返って逆効果に。
日本での公開時も大騒ぎとなるでしょうが、公開規模はどうする?


 ちなみに2位3位は日本ではヒットしないと思われるコメディ映画
 4位はスピルバーグの話題作です。アメリカでは早くもハリポタは息切れのようで

全米興行収入トップ10
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20040628-00000060-reu-ent

 映画の全米興行収入トップ10。期間は6月25日―27日。
 米配給会社の推定値をまとめた。カッコ内は前週の順位。ないものは前週圏外。
順位
1.   華氏911----------------2180万ドル
2.    White Chicks---------------1960万ドル
 
3.(1)Dodgeball ----------------1850万ドル
4.(2)ターミナル----------------1390万ドル
5.   The Notebook --------------1300万ドル
6.(3)ハリー・ポッターとアズカバンの囚人----1140万ドル
7.(4)シュレック2---------------1050万ドル
8.(5)ガーフィールド --------------700万ドル
9.   Two Brothers ---------------620万ドル
10.(7)ステップフォード・ワイフ ---------520万ドル
  [ロサンゼルス 27日 ロイター](ロイター)

| | コメント (0) | トラックバック (0)

読書な毎日(88)

【老人党宣言】 なだいなだ
 精神科医なだいなだが結成した老人党の本。老人をばかにするようなことをする政治家は許さない。誰だって老人になるんだ。
 老人党員になるのは簡単。自分は老人党員であると名乗ればいいのです。若者だってかまいません。老人党は党首もいなければ、特に候補者をたてるわけでもないバーチャル政党です。
 老人党に火がついたのは東京新聞の記事からです。私も東京新聞愛読者ですので、はじめてその存在を知ったとき”おもしろいな”と思ったのを覚えています。今やそれなりの認知度と影響力を持つ勢力となっています。
 老人党がこうやってゆるやかなネットワークを組んでいるのも、やはりなださんの人柄によるところも大きいでしょうね。彼のような人が政治家になってくれると本当はいいのですが。
 本著は昨年の10月に出版されたものです。あれから衆議院選挙があって7月には参議院選挙があります。老人にやさしい政治の方向に向かっているのでしょうか?
(★★★)

【イラク戦争・日本の運命・小泉の運命】 立花 隆
 立花氏が月刊現代などに書いた、小泉政権、イラク戦争、そしてこれからの日本についてをまとめたもの。無駄のない的確な文章で小泉政権そしてイラク戦争を分析。彼らのやっていることのいい加減さ、大儀のなさをあぶり出しています。アメリカのイラク攻撃は明確な国際法違反だし、捕虜拷問も国際法違反です。ならずもの国家はどっちなんでしょう?
 立花氏は長期政権となっている小泉総理がやろうとしているのは、歴史に名前を残すこと、すなわち憲法改定と分析しています。彼の在任中には無理かもしれないが、道筋をつけたということで名を残そうとしているのです。こんな人が総理大臣でいいのでしょうか。
 現在の日本は1940年にできた体制のままである。戦争に突入した天皇を頂点とする官僚体制を敗戦後にそのまま解体しないで天皇だけは象徴にして使っていると立花氏は分析しています。戦後は軍事戦争が経済戦争に変わっただけ。だからお役人は”戦略”という言葉が好きなわけですね(^^;
 この体制を倒すにはどうしたら良いかというのは特に書いていなくて、そのうち日本が倒れると冷静に立花氏は分析しています(^^; 日本にとってこれは第二の敗戦となる。食うや食わずの世界になる。第一の敗戦を経験した人が生きているうちに、第二の敗戦が訪れた方がいいのではないか、なんて立花氏は達観しているのです(^^; あれだけ頑固な官僚体制はやはり自壊するまで待たなければいけないのかね....。
(★★★★)

【脱ダムから緑の国へ】 藤田 恵
 木頭村の元村長、藤田さんの著作。東京新聞に連載されたコラムをまとめたもの。
 藤田さんは村内に建設予定だった細川内ダムを建設中止に追い込んだ村長として有名です。私は東京新聞の藤田さんのコラムを読んでいました。朴訥とした感じの文章で非常に印象に残っていました。
 ダム開発予定を中止に追い込んだのはこの細川内ダムがはじめてのことでした。ここから脱ダムがはじまったと言っても過言ではありません。藤田さんは一見、田舎の人の良い村長さんに見えるのですが、その実体は実にパワフルで実行力があり新しいものを受け入れる度量も持っていてなかなかの人物です。彼が村長だっただから細川内ダムは建設中止となったのです。みどりの会議から参議院候補として出馬していますが、国政レベルでも通用する人物でしょう。
 本著は書かれた時期がちょっと前のコラムなのですが、藤田さんが何を考え、何を大切にし、何をしようとしているかが実によくわかります。こういう人が国会議員だったら日本は今みたいのことにはなっていなかったでしょうにね。
(★★★)

【東京アンダーワールド】 ロバート・ホワイティング
 戦後のヤミ市から身をおこし、ピザ屋のニコラスを足がかりに東京の夜の帝王と呼ばれるまでになった波乱の外人、ニック・ザペッティの生涯。著者とザペッティは知り合いで、本著はザペッティが死ぬ間際に語った話をベースに取材したドキュメンタリーです。在日朝鮮人であることをひた隠し、謎の死をとげた力道山。自民党とヤクザの知られざる関係。戦後の日本とそこにやってきたガイジンたちの話など、知らない多くて実に興味深い内容でした。著者はスポーツライターとして有名なアメリカ人ですが、日本人と違った視点で日本を見ていて気がつかせられることが多かったです。
 これを読んでいると日本はやはりヤクザ国家なんだなと思います。ヤクザが支持する政党はもちろん自民党。戦後そのヤクザと政治家を上手に使ってアメリカは日本の占領統治をしたのです。現代もその延長上にあるということなのです。
 マーティン・スコセッシ監督、ロバート・デニーロ主演で映画化も決定したとか。しかし、すべての場面が日本ということでけっこう撮影はたいへんそうです。いつ撮るんですかね。
 とにかく、そろそろ ヤクザ=自民党の時代を終わらせないといけませんね。
(★★★★)

| | コメント (0) | トラックバック (0)

コラムyokoze「参議院選挙は7/11(日)」

 6/24公示、7/11(日)投票で参議院選挙があります。自民党も民主党もドタバタしていて、今回も白けた選挙になりそうで、最低投票率をまた更新してしまうのでしょう。


 東京選挙区に関しては、候補者乱立でどうなるやらわからない状況です。

 公明と共産は基礎票で当選してしまうので置いといて、残り2議席がどうなるかです。
 現状この2議席は民主党の小川敏夫とみどりの会議の中村敦夫となっていますが、中村敦夫は全国区でみどりの会議として出馬を予定しています。従って東京は空席が一つできます。

 民主党は現職の小川とタレントの蓮舫二人をたて、2議席を獲得しようとしていますが、票が分散して共倒れの可能性もあります。
 自民党は前回候補者を二人立てて共倒れになったので今回は候補者を中川まさはる一人に絞っています。元環境省事務次官の官僚。最終的には環境省で退官していますが、東大法学部を出て大蔵省に入り、ずっと大蔵畑にいた筋金入りの大蔵官僚です。イマドキこんな候補者が東京で当選するとは思えませんがね。コイズミの神通力がまだ残っているのならわかりませんが。ちなみに3年前は小泉ブームで自民党の保坂さんぞうがトップ当選しています(^^;

 その他にも影響がある候補として、拉致家族会の増元照明が出馬表明をしています。石原慎太郎も支持を表明したりで、台風の目となる可能性もあり自民党としてはあまり出て欲しくなかった候補者でしょう。また、今更なんで出てきたのか前都知事の青島幸男。さてどうなりますか。


 全国区の比例の方は、いつもの既成政党が5つと。中村敦夫のみどりの会議などが出ていますが、過去に比べ政党数がかなり少なくなっています。これも今の選挙制度が小政党や新政党には敷居が高いためで、候補を出しても当選させるのがかなり難しいからです。今のまま放っておくと自民党と民主党議員ばかりになってしまいますが、この人達に任せておいて日本は良くなるんですかね?


 選挙のホームページ利用はまだ解禁になりません。イマドキ選挙でホームページが使えないのって世界中で日本と北朝鮮ぐらいでは(^^;?

 表向きは選挙目的ではないことになっているホームページはどの候補者もたてていますがね....


○民主党 小川敏夫
http://www.ogawatoshio.com/

○自民党 中川まさはる
http://www.nakagawa-masaharu.jp/

○民主党 蓮舫
http://www.renho.jp/

○公明党 沢ゆうじ
http://www.yuji-sawa.net/

○共産党 今村順一郎
http://www10.ocn.ne.jp/~ima-jun/

| | コメント (0) | トラックバック (0)

読書な毎日(87)

【子どもに伝えるイラク戦争】 石井 竜也、広河 隆一
 米米の石井さんと広河さんの対談。そして広河さんの写真により構成されています。子どもに伝えるとありますが、写真は厳しい戦争の現実を伝えています。一応小学校高学年以上向きだそうですが、これを知らない大人も多いので大人にも伝えた方が良い内容です。
 本著で注目なのはやはり、米米の石井さんが登場しているという点です。メジャーなミュージシャンが反戦系に登場するというのは日本ではあまりないことです。それだけに影響は大きい。石井さんと広河さんは、石井さんの監督の映画「河童」のときに知り合いそれ以来の知り合いとか。
(★★★☆)

【私たちはいま、イラクにいます】 シャーロット・アルデブロン、森住 卓
 広河さんの本とコンセプトは近く、子ども向けのイラク戦争の本。写真は森住さん、文章は13才のシャーロット(カナダ人?)が書いたものを森住さんが訳しています。広河さんの本はややハードで高学年向きな感じでしたが、こちらは13才の子どものスピーチなので低学年でも可。もちろん戦争の悲惨さを伝えているのですが。
 本著は産経児童出版文化賞を受賞したのですが、サンケイ新聞の論調には同調できないとのことで、森住さんは受賞を拒否しました(拒否しても産経側は受賞作としています)。これってなかなかできないことですね。最近のサンケイ新聞を読んでいないですが、このご時世すごい論調になってるんでしょうね(^^;
(★★★)

【それでも私は戦争に反対します】 日本ペンクラブ編
 吉岡忍が発起人となり、ペンクラブの会員45人の作品が寄せられた本。非戦という本が坂本龍一が発起人でつくられましたが、コンセプトはそれと似ています。本著はメッセージだけでなく、創作や詩などそれぞれが得意なかたちで寄せています。浅田次郎、森達也、養老孟司、渡辺えりこなど多彩な顔ぶれですが非戦のライターとはかぶっていないようです。
 養老さんのバカの壁を私はほとんど評価していませんが(^^;本著の「小泉総理への手紙」はすばらしい。小泉総理にわかる言葉で戦争の愚かさを訴えています。小泉総理はバカの壁がすきだそうですから、是非ともこの手紙読んでほしいですね。
 本著の中で唯一と言ってよいくらいそぐわないのは田原総一郎です。本著は明らかに反戦の本なのですが、彼はここでもどっちつかずのスタンスです。あらゆる番組の司会などをするための処世術なのかもしれませんが、こんな人に文書書いてもらうことないのにね....。
(★★★★)

| | コメント (0) | トラックバック (0)

コラムyokoze「今年も100万人のキャンドルナイト」

 今年も100万人のキャンドルナイトが夏至の日の夜(6/19,20,21 18:00-20:00)に行われます。今年は連日三日。みなさんのご都合のよい日に、ということらしい。
 昨年は事故隠しの影響で原発が止まっていて大騒ぎだったんですよね。結局原発がいらないということが証明されただけだったですが(^^;
 原発のひび割れは直ったわけではなく、検査したというだけでほとんどの原発はそのまま動かしています。かえって状況は悪くなっているということで、困ったものですね.....。

○100万人のキャンドルナイト
http://www.candle-night.org/

 6/20(日)には東京タワーなどの設備が消灯されます。

○環境省 環のくらし
http://www.wanokurashi.ne.jp/act/campaign/index.html

| | コメント (0) | トラックバック (0)

読書な毎日(86)

【下山事件】 森 達也
 森達也の最新刊。1949年に起こった下山事件を"森達也"が追ったドキュメンタリー。森さんは他の著作やコメントなどに”下山事件を調査している”と何度も書いていたのですが、これがその一応集大成。森さんが下山事件を調査しはじめ、これを映像化しようとし、週刊誌に掲載し、ドキュメンタリー映画化にしようとした。足掛け10年の月日をかけています。
 下山事件という事件について私はほとんど知りませんでした。当時の下山国鉄総裁が電車で轢死したという事件。不審な点が多く、他殺自殺説入り乱れ結局は自殺で決着しています。続けて起こった三鷹事件、松山事件も不信な点が多くこれらも真相は解明されていません。
 戦後の混乱期でアメリカの諜報機関、日本のヤクザ、警察、政府、共産党などもからんでいて一筋縄ではいかない事件です。下山事件に関する著作は今までにもたくさん出版されています。その研究者の一人斉藤茂男さんは”下山事件は感染する”と言っています。これはつまり、下山事件を調べ始めると謎が謎を呼び下山事件にのめりこんで下山病になってしまうということです。森さんもきっと下山病にかかってしまったのでしょう。
 下山事件の謎解きも本著の見せ場ですが、下山事件スクープをめぐる人達の葛藤も見せ場でしょう。最初に森さんのところに話を持ってきた”彼”。下山病の老年ジャーナリスト斉藤茂男。TBS報道特集のスタッフ。オウムのドキュメンタリー「A」を一緒に撮影した安永氏。一緒に取材し、結果として森さんを出し抜いて下山事件の著作を出版した諸永祐司氏。下山事件をめぐる様々な人に焦点をあてて映画を撮ったとしても、映画になりそうです。
 森さん的には本著の出版で一区切りはついたのでしょうが、これで終わりにせずまだまだ続けて取材してほしいですね。そしてなんとか映像化してほしいです。私は待ってます!
(★★★★☆)

【日本政府よ嘘をつくな!】 グローバルウォッチ編
 3人の拘束事件のとき、的確な情報をメーリングリストで伝えたグローバルウォッチのコリン・コバヤシさんなどが書いている本。2部構成になっていて、1部
は日本人拘束事件で、市民レベルでの運動が解放に大きな影響を及ぼしたということが書いてあります。
 二部は自衛隊のイラク派遣に結果的に利用されてしまったイラク民主的国民潮流(CONDI)のリカービ氏をめぐる情報操作に関して。
 リカービ氏は、イラク南部部族長の息子で、小泉総理に自衛隊派遣をお願いしにイラクからやってきた、という報道が小泉総理と握手するリカービ氏の映像と
ともに流されていましたが、これが事実とは全く異なっている。リカービ氏は確かに、イラク南部部族長の息子ではあるが、サマワとは関係なくナシリアの出身。
現在はパリに政治亡命していて、イラクには住んでいないし、イラク南部を代表しているわけでもない。アメリカの占領には一貫して反対していて、自衛隊がイ
ラクに来るなら、アメリカ軍と一緒に行動するべきでない。アメリカのしている復興は復興ではなく略奪で、イラクのためになる復興を日本にお願いしたい。彼
は南部の湿地帯の復興を提案をしています。また、アメリカ主導ではない、イラク人によるイラク人のための憲法を制定するため、「憲法制定国民会議」を設置
するために奔走していることを伝え、この2つ(湿地復興と憲法制定国民会議設置)を日本が支援することで小泉総理とこの会談で合意したとリカービ氏は言っ
ています。
 自衛隊をサマワに派遣して復興してくださいとのお願いではないし、リカービ氏の日本訪問は自衛隊派遣関係なく、1年前から決まっていたことだったのです。
リカービ氏のインタビューも載っています。
 イラク戦争をはじめた理由もインチキなら、自衛隊派遣の口実もインチキと世界にそして日本にはインチキが満ちています。小泉総理の不誠実さ、すっとぼけぶりもここに頂点を極めている感じです。質問されて「人生いろいろだ」などと答弁する人が総理大臣なんかやっているのは子どもの教育にも非常によくない。あれが日本で一番偉い人?なんですかね(^^;
(★★★☆)

| | コメント (0) | トラックバック (0)

読書な毎日(85)

【イラクの中心で、バカとさけぶ】 橋田 信介
 イラクで亡くなった橋田氏のイラク戦争レポート。橋田氏は61歳のベテラン戦場フリージャーナリスト。ベトネム戦争ではじめて戦場ジャーナリストとして活躍し、以来カンボジア、ボスニア、湾岸戦争、アフガンなど数々の戦場をくぐりぬけてきた歴戦のシルバーアイアンです。
 この本が出版されたのは2004年2月。橋田氏が亡くなったのが2004年5月でしたので、まさに直前に出版された本。国境を強行突破し戦場へ。イラク戦争が開戦し、日本の大手マスコミが逃げて行くところでイラク入りし銃弾、爆弾、砲弾が飛び交う中を決死の撮影。それを大手マスコミに売り込む。とても還暦とは思えない迫力です。
 橋田氏はそこが戦場だから何が起こっているか見たいから行くのだそうです。危ないのに何故戦場に行くのですか?などという質問は彼にとっては正に愚問。
 ユルユルした独特の文章ですが、日本の大手マスコミ、アメリカ、日本政府、そして小泉くん川口くんへの言葉は的確で辛辣です。正に痛いところをグサグサついています。さすがモノが分かってる還暦ジャーナリストです。本当に惜しい人を亡くしてしまいました。遺稿となってしまったこの本ですがもっと流行ってほしいですね。ちなみに、橋田氏が亡くなった直後、本著はamazonでハリーポッターに次ぐ2位にランキング。本家?の「世界の中心で愛を~」を軽く抜き去っていました。
 戦争がはじまると、なんで日本の大手マスコミは逃げるのか。それは大手マスコミの偉い人が責任をとりたくないからだと、橋田氏はばっさり切り捨てます。そして彼らは安全なところにいて情報が入手できず、大本営発表を垂れ流すだけになってしまうのです。 ”自己責任”と言った政府の発想もこれと同じ。自衛隊派遣の影響で日本人に危険が及んでいることを責任転嫁しているのです。そしてきっと、自衛隊員が亡くなったとしても誰も責任をとらないでしょう。
 あなたのまわりにも人質事件を見て”危ないところに勝手に行ったんだから自己責任だ!”と吠えていた人がきっといますね。そういう人は何かが起こったときに自分では絶対に責任をとらない人ですので注意しましょう、というかこういう人と付き合うのはやめましょう。上司だったら無視しましょう。どうにもならなかったらそんな会社やめちゃいましょう(^^;
(★★★★☆)

【戦場イラクからのメール】 渡辺 修孝
 イラク拘束事件の渡辺氏の著作。拘束解放後に出版されたものです。前半は拘束から開放までの話で、後半部分はそれ以前に彼が取材してメールで送っていたものをまとめた内容になっています。
 飄々とした語り口で読みやすい本。渡辺氏は米兵・自衛隊人権ホットラインというのに所属しています。彼自身も自衛隊にいたそうで、その後活動家?としてレバノンに滞在していたこともありアラビア語も少しわかるそうです。本著の後半部分は、彼の取材の報告なのですがイラク南部を中心に精力的に取材をしています。 イラク人の中に入って生の声を聞いていて、へたなマスコミのイラク取材など足元にも及びません。自衛隊の取材もけっこうしています。自衛隊がいかにイラクで役にたっていないかがよくわかります(^^; これなら渡辺氏もジャーナリストという肩書きでもいいのではないですかね。
 前半の拘束事件のレポートも実に興味深いものです。彼らムジャヒディンはなぜ渡辺氏らを拘束し、何を語ったのか。また彼が帰国したときガッツポーズをしていた意味。日本政府が彼をどう扱ったかというのも書いてあります。
 一緒に拘束された安田氏も先ごろ本を出しましたが、それとはまたきっと視点が違うでしょうね。既に入手してますので、それも後程読む予定です。
(★★★★)

| | コメント (0) | トラックバック (0)

« 2004年5月 | トップページ | 2004年7月 »