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読書な毎日(87)

【子どもに伝えるイラク戦争】 石井 竜也、広河 隆一
 米米の石井さんと広河さんの対談。そして広河さんの写真により構成されています。子どもに伝えるとありますが、写真は厳しい戦争の現実を伝えています。一応小学校高学年以上向きだそうですが、これを知らない大人も多いので大人にも伝えた方が良い内容です。
 本著で注目なのはやはり、米米の石井さんが登場しているという点です。メジャーなミュージシャンが反戦系に登場するというのは日本ではあまりないことです。それだけに影響は大きい。石井さんと広河さんは、石井さんの監督の映画「河童」のときに知り合いそれ以来の知り合いとか。
(★★★☆)

【私たちはいま、イラクにいます】 シャーロット・アルデブロン、森住 卓
 広河さんの本とコンセプトは近く、子ども向けのイラク戦争の本。写真は森住さん、文章は13才のシャーロット(カナダ人?)が書いたものを森住さんが訳しています。広河さんの本はややハードで高学年向きな感じでしたが、こちらは13才の子どものスピーチなので低学年でも可。もちろん戦争の悲惨さを伝えているのですが。
 本著は産経児童出版文化賞を受賞したのですが、サンケイ新聞の論調には同調できないとのことで、森住さんは受賞を拒否しました(拒否しても産経側は受賞作としています)。これってなかなかできないことですね。最近のサンケイ新聞を読んでいないですが、このご時世すごい論調になってるんでしょうね(^^;
(★★★)

【それでも私は戦争に反対します】 日本ペンクラブ編
 吉岡忍が発起人となり、ペンクラブの会員45人の作品が寄せられた本。非戦という本が坂本龍一が発起人でつくられましたが、コンセプトはそれと似ています。本著はメッセージだけでなく、創作や詩などそれぞれが得意なかたちで寄せています。浅田次郎、森達也、養老孟司、渡辺えりこなど多彩な顔ぶれですが非戦のライターとはかぶっていないようです。
 養老さんのバカの壁を私はほとんど評価していませんが(^^;本著の「小泉総理への手紙」はすばらしい。小泉総理にわかる言葉で戦争の愚かさを訴えています。小泉総理はバカの壁がすきだそうですから、是非ともこの手紙読んでほしいですね。
 本著の中で唯一と言ってよいくらいそぐわないのは田原総一郎です。本著は明らかに反戦の本なのですが、彼はここでもどっちつかずのスタンスです。あらゆる番組の司会などをするための処世術なのかもしれませんが、こんな人に文書書いてもらうことないのにね....。
(★★★★)

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