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新最近みた映画(35)

【クリスティーナの好きなこと】 ロジャー・カンブル
 キャメロン・ディアス、クリスティーナ・アップルゲイト。やや下ネタ系ラブコメ映画。失恋に悩んでいる友人をはげますため、クラブにくりだすディアス。そこで彼女は運命の彼と出会う。彼を追って?3人娘は彼の兄弟の結婚式へ。
 これだけ、何にも考えないで見れるコメディも珍しい。後には何も残りません(^^; ディアスは売れても大女優になってしまわず偉いですね。
(★★★☆)

【まぼろし】 フランソワ・オゾン
 仏映画。シャーロット・ランプリング、ブリュノ・クレメール。子どものいない中年夫婦。それなりに幸せな普通の生活を送っていた二人だが、バカンス先の海でだんなが行方不明に。おそらく水死してしまったのだろうが死体はあがらなかった。本当に水死したのか、それとも何か不満があって蒸発し、本当は生きているのではないか。残された、奥さんは思い悩む日々を送る。
 話題のオゾン監督。私が今まで見たのは”8人の女たち”だけだったですが、あれとはだいぶテイストの違う作品。オーソドックスなフランス映画の雰囲気です。
 永年一緒に生きてきたパートナーが突如と消え、死体も見ていないなら、死んだとは思えないし思いたくもないでしょうね。残された方がやはりつらいでしょうね。
(★★★)

【チャーリーズ・エンジェル フルスロットル】 マックジー
 キャメロン・ディアス、ドリューバリモア、ルーシー・リュー、デミ・ムーア。チャリエンの続編。前作はくだらないなりに面白かったですが、本作はくだらなくてつまんない(^^; それぞれの女優がより売れてしまって時間がとれなかったのかもしれませんがいただけない。デミ・ムーアも話題になっただけ、という感じで意味ないすね。これでは3はつくれないでしょうね。
(★)

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読書な毎日(78)

【チェ・ゲバラ―フォト・バイオグラフィ】 イルダ バリオ、ギャレス ジェンキンズ
 ゲバラの生い立ちを写真でつづった本。関係者の手記もいくつか載っているのですが、ゲバラの生涯について語ってるわけでもないので、情報が断片的でゲバラが何を思って何をしていたのか詳しいことはわかりません。本著はある程度ゲバラ知ってる人向きかも。
 しかし、こんなにたくさんの写真が残っているのは驚きです。ゲバラ自身も写真を撮るのが好きだったそうですが、被写体としても決まっています。彼の実績故有名なのはもちろんでしょうが、写真うつりの良さも影響大きいですね。ちなみにカストロの方は存命で今もキューバを指揮していますが、カストロの顔がわかる人はほとんどいないんじゃない(^^;? 革命家のイケ面の方がいいのか(^^;
 なんで今になってゲバラが流行ってるのかわかりませんが、最近ゲバラ関係の本や映像を見ることが多いです。巨匠?テレンス・マリックの次々回作はゲバラを主人公とした「チェ」という作品だそうな。チェをベネチオ・デル・トロが演じるそうで楽しみです。しかし、監督がテレンス・マリック完成は何年後になるのかわかりませんが(^^;;
(★★★)

【ファストフードと狂牛病】 エリック・シュローサー
 ファストフードが世界を食いつくすの続編というか、補足といった感じの本。前著の後日談とそれから変わった状況。特に狂牛病が世界に広がっていることについて書いてあります。この本が出版されたのは2002年10月です。著者はこの時点でアメリカでも狂牛病が発生する、と予言していますがその通りになっていますね....。
 しかし、大手メーカーがつくっているミンチ系食品は怖くて食べられない(^^; もともと私はハンバーガーは滅多に食べないですが、前著を読んで以来ますますハンバガーは食べなくなりました。
 日本では狂牛病も鳥インフルエンザも同列のように扱われていますが、その怖さには数段の違いがあります。もちろん恐ろしいのは狂牛病の方で、それを知っていたら吉野家に並ぶ人なんていなかったのでは(^^;
 シュローサーはつい先日、今度は地下金融に関する本を出しました。まだ、読んでいないですが今度も期待しています。
(★★★☆)

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コラムyokoze「たたかれるソフトバンク」

 ソフトバンクのインターネットプロバイダ、yahooBBから契約者の個人情報460万件が流出した。この件に関してマスコミはヒステリックに騒ぎ立て、ソフトバンクをたたいていた。以前サイバーテロついて書いたときもふれたのですが、同じ”個人情報流出”でも様々なレベルがあってすべてを同じ土俵に乗せるのは間違っています。
 今回の個人情報流出は内部の人間が意図的に持ち出し、ヤクザにその情報を売り恐喝に使われたというものです。確かに情報を盗まれるのも問題ですが、この事件の場合一番の悪人は情報を盗んだ人間であり、恐喝した人間です。
 一般紙には載りませんが、恐喝したのは創価学会幹部であると、週刊誌や夕刊紙はかきたてています。この犯人は”個人情報の入ったDVDは公園で拾った”などとスッとぼけた供述をしています。本当に新聞が突っ込むべきなのはこの怪しい人物と、データの入手経路であり、ソフトバンクをバッシングするのは見当違いと言えるでしょう。

 なぜソフトバンクがたたかれるのか、というのは彼ら自身にも問題があるからです。孫社長のキャラクター、目立ちすぎる行動。NTTの牙城を突き崩したADSLの廉価販売。過剰な入会勧誘。などなど、疎まれたり恨まれたりする要素をもともとたくさん持っているのです。孫社長の記者会見はオウム麻原の判決の日に行われるところなど、彼らの狡猾さを物語っているともいえます。

 ほぼ同じ時期に消費者金融の三洋信販から32万件の顧客情報が流出していたことが発覚しました。こちらも内部犯行の可能性が高いとされていますが、三洋信販の場合はこの名簿を使っての詐欺が顧客に対して行われ、お金をだましとられるという被害が266件もおこり被害総額は1億円近くにのぼっています。情報が流出していることを、顧客に早く知らせなかったため被害が広がりました。どう見てもこの事件の方が重大でバッシングすべきなのに、こちらはほとんど話題になりませんでした。どう見ても公平ではない(^^;

 ソフトバンクへのバッシングは一応おさまったようではありますが、結局情報を盗んで恐喝した人たちの話も同時に終息してしまっています。一般的には今回の事件はソフトバンクへの不信感と個人情報流出への不安が広がっただけだったのか.....。

○ヤフーBB顧客データ流出
http://dailynews.yahoo.co.jp/fc/domestic/yahoo_bb_data/

○プライバシー
http://dailynews.yahoo.co.jp/fc/domestic/personal_information/

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読書な毎日(77)

【茶色の朝】 フランク・パブロフ
 フランスで話題になった寓話。日本版は特別に?ビンセント・ギャロが挿絵を描いています。子どもの落書みたいですが(^^;
 あるとき、茶色の犬以外飼ってはいけない法律ができた。次第にその法律は拡大されていった...。
 日本もまさにこの状況に近くなっていますね。鳥インフルエンザで鶏が死んだら報告しないと罰せられるなんて法律があっという間にできました。このごろはカラスを悪者にしていますね。鳥なんかどうでもいいじゃん。と思ってると体制側というのはどんどん増長していくものです。
 しかし、この本は”茶色の朝”という題名が絶妙ですね。ビンセント・ギャロはブランバニーという映画をつくりましたが、関係あるのかな?
(★★★)

【日本は本当に平和憲法を捨てるのですか?】 C・ダグラス・ラミス
 日本の憲法はどんな憲法で、世界でもまれな平和憲法であるということを小学生でもわかるように挿絵つきで訴えている本。
 いつのまにかアメリカ人のダグラス・ラミスさんが護憲派の憲法学者の代表のようになってしまいました。某憲法学者によると、今や日本の憲法学者の主流は改憲派なのだとか。今の日本の憲法のどこをなぜ変える必要があるのでしょうか?
 このまま行けば日本の平和憲法は普通の憲法になり、軍隊を持ちアメリカと一緒に世界で戦争する国となるでしょう。日本人はそんなことを望んでいるのでしょうか?
 家にはもうすぐは6ヶ月になる子どもがいますが、この子がこの本を読める頃には日本の憲法は変わってしまうのかもしれません。もちろん、変えてはいけないのですが。
(★★★)

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コラムyokoze「注目?の映画2本」

 公開前でまだ見ていないのでなんとも言えないのではありますが、私が注目している映画2本を紹介。

 1本目は3/27に公開予定の「エレファント」。昨年のカンヌ映画祭で下馬評を覆し、パルムドールと監督賞を受賞した作品。監督は「グッド・ウィル・ハンティング」 などのガス・ヴァン・サント。一応フィクションですが、ボーリング・フォー・コロンバインでとりあげられた、コロンバイン高校の乱射事件をテーマにつくられた映画。日本での公開規模は小さい(東京圏はシネセゾン渋谷)のですが注目の作品。

http://www.elephant-movie.com/


 もう一本は一転して、この夏6/5に公開予定(全米では5/28)の娯楽?超大作。「インディペンデンス・デイ」のローランド・エメリッヒ監督の「デイ・アフター・トゥモロー」。これが宇宙人の侵略映画だったら注目でもなんでもないのですが(^^; この映画の脅威の対象はなんと”地球温暖化”。温暖化によって起こる、熱波、洪水、嵐、疫病などが世界各地の街をおそうという話です。宇宙人が地球温暖化に変わっただけのスペクタクル映画かもしれませんが、メジャースタジオが世界に向けて”地球温暖化”をテーマとして取り上げるのですから注目だし、影響も大きいでしょう。日本でもきっと公開前は大量CMスポットが投下され、それなりにヒットするでしょう。
 英語のオフィシャルサイトの方にも日本語のページがあります。こちらのページの方が出来がよいです。

http://www.foxjapan.com/movies/dayaftertomorrow/
http://www.thedayaftertomorrow.com/

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読書な毎日(76)

【働く家。】 OMソーラー協会
 OMソーラー工法でつくられた家を紹介し、OMソーラー工法についても解説している本。OMソーラーとは詳しくはホームページを見ていただけばわかりますが、太陽熱で空気を暖め床下を循環させて暖房するというもの。夏については空気の流れを逆に回し、熱い空気を排出します。
 実は義父の家がこの工法で昨年新築され、私もその存在を知った次第です。本当にこれで家が暖まるのか?ある程度お天気次第(天気が悪いときは補助暖房をつける)ではあるのですが、真冬でも晴れていれば暖かい。驚きなのが、その暖かさは夜中まで継続します。
 この工法はどこかの会社が独占しているわけではなく、全国各地に請け負ってくれる工務店があります。詳しくはホームページを見てください。
 本当は我が家もこの工法でつくれれば良かったのですが、やはり割高だし、我が家は基本は建売だしね(^^; それにこの工法は建て混んだ都会よりわりと敷地に余裕のある家向きかもしれません。家の新築をもしお考えでしたら是非検討を。環境にもやさしいし、光熱費もだいぶ違うと思います。
 本自体の感想としては、私は既に知ってる内容なのでまあ読むまでも無かったかな。とにかく、もっと世の中にこの工法が知れ渡って普及すると良いですね。
http://www.omsolar.co.jp/
(★★★)

【だれが「本」を殺すのか】 佐野 眞一
 著者からはじまり、編集者、出版社、取次、本屋、オンライン書店、古本屋、そして図書館、書評についてまで。まさに本をめぐるすべての業界に対し豊富に取材しています。著者本人も本好き人間であり、作家ですがその執念というか取材力には驚くばかり。本を読む人も読まないひとも必読の本でしょう。
 私自身最近本を買うときは8割程度オンライン書店で買っています。私が欲しいと思う本は普通の本屋に売ってないことが多いし探す手間を考えたら、オンラインで買ってしまいます。私も当初はいろんなオンライン書店をためしたのですが、今やアマゾンオンリーになっています。たいていの本は注文後二日以内に届き、送料も1500円以上なら無料なのですから、これを使わない手はないです。
 この著作は2001年に出版されたもので著者はややオンライン書店に懐疑的な部分もありますが、私もオンライン書店がこんなに使いやすくなって、自分がこんなに頻繁に利用するとは思っていませんでした。
 この本には続編も出ていますので、今度図書館でかりてこよう(佐野さん的には買ってほしいのでしょうが(^^;)
(★★★★☆)

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コラムyokoze「3/20でイラク戦争から1年」

 アメリカが起こしたイラク戦争から1年がたちました。ブッシュ大統領は「イラクは自由になり、アメリカはより安全になった」と自画自賛しています(^^;

 一応戦争の理由だった大量破壊兵器はイラクから見つからず、イラクの治安は悪化し内戦状態になっています。テロはおさまるどころか世界中でより起きやすい状況に。イラク戦争支持国のスペインでもテロが起きました。「イラクは混乱し、アメリカはより世界から嫌われるようになった」というのが正解でしょう(^^;
 日本もイラク戦争支持国であり、イラクに軍隊(自衛隊)も派遣しています。テロ標的国のかなり上位ランクに入っていることでしょう(^^;


 こんな中、3/20に全世界規模で反戦デモが予定されています。東京では日比谷公園で

http://www.worldpeacenow.jp/


 イラク戦争前、日本でも日比谷に4万人が集まりましたが、今回はどうでしょうかね。私はもちろん日比谷に行きますよ。

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コラムyokoze「すーぱーさいず・ミー!」

おもしろいニュースがあったので転載。しかし、提訴する権利を奪ってしまうのはおかしくないか?アメリカはどんどんおかしくなっている。

 このニュースに関連しますが、今年サンダンス映画祭で「スーパーサイズ・ミー」という映画が最優秀監督賞を受賞しました。一ヶ月間、毎日マックを食べ続けるとどうなるか、という実験?映画だとか。マックはこの映画の影響かスーパーサイズを廃止するのだそうな。そのうち日本でも公開されると思いますが、マックは黙ってみているのか(^^;?

スーパーサイズ・ミー オフィシャルサイト
http://www.supersizeme.com/


<チーズバーガー法>肥満理由の食品会社提訴を禁止 米下院
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20040312-00000121-mai-int

【ワシントン和田浩明】米下院は10日、肥満を理由に食品・外食産業を訴えることを禁じる通称「チーズバーガー法案」を賛成多数で可決した。成人の3分の2が肥満状態にある米国では、「不健康な食品で太った」などとして大手ファストフードチェーンに損害賠償を求める訴訟が起きており、ブッシュ米大統領も1月の一般教書演説で乱訴防止政策を打ち出していた。同法案成立には上院通過が必要。

 共和党議員が提出した同法案の正式名称は「食品消費個人責任法」で、賛成276、反対139で可決された。これを受け、約88万店が加盟する全米レストラン協会は「常識が勝利した日」と歓迎する声明を発表した。一方、反対派の市民団体などは「国民の健康を犠牲に企業利益を守る法案」と反発している。

 米国では昨年1月、ニューヨーク州の連邦地裁が「子供の肥満はファストフードが原因」としてマクドナルド社を相手取った集団訴訟の請求棄却を言い渡している。同社は今月、国内約1万3000店から、フレンチフライなどの「特大」メニューの段階的廃止を発表した。

 肥満は米国では深刻な健康問題。米疾病対策センター(CDC)の研究者らは、米国人の死を招く直接の原因として、数年以内に肥満が喫煙を抜き1位になると予測している。(毎日新聞)

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コラムyokoze「マイケル・ムーア最新刊」

 M・ムーアの最新刊が出ます。
 と、言っても今まで翻訳されていなかった”Down Size This”の翻訳本ですが。

 邦題は「アホの壁 in USA」 柏書房
http://www.kashiwashobo.co.jp/cgi-bin2/bookisbn.cgi?isbn=4-7601-2491-8&back=../pages2/shinkan_menu.html


 関連情報ですが、マッド・アマノさんが中心になって M・ムーアを日本に呼んで マイケル・ムーア監督に広島、長崎のドキュメンタリー映画を作ってもらおう運動というのをやっています。確かにマイケル・ムーアが原爆のドキュメンタリーつくったら影響は大きいでしょうね。

http://www.albatros-film.com/special/mad/index.html

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コラムyokoze「3/13東京原発公開 他」

 先日こちらで紹介した映画「東京原発」ようやく今週末の3/13から公開となりました。公開劇場も増えて、順次全国でも公開予定です。
 初日には役所広司はじめ、舞台挨拶があります。
 詳しくはオフィシャルサイトを参照してください。

http://www.genpatsu.bsr.jp/

 私はノベライズ本を先に読みましたが、コメディタッチの芝居のような感じでありながら原発の問題点を提起していてなかなか面白かったです。映画の方にも期待しています。


 ついでに、もう一本映画の紹介。既に見た方も多いかと思いますが「ヒバクシャ」が渋谷ユーロスペースのモーニングショー(10:30-)で3/20から上映されます。 まだ見ていない方は是非この機会に。

http://www.g-gendai.co.jp/hibakusha/
http://www.eurospace.co.jp/

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読書な毎日(75)

【なぜアメリカはこんなに戦争をするのか】 C・ダグラス・ラミス
 著者が様々な媒体に書いた政治関連の発言をまとめたもの。時期的に9.11テロの前後になるので、アメリカのイラク攻撃、アフガン攻撃。そして日本が有事法制やイラク特措法などの戦争法を成立させていったころなので、それ関連の話が多くなっています。独自の視点から論じていてなかなかおもしろい。例えば有事法というのは、武力攻撃事態という雰囲気を首相が感じたとき(^^;に発動する法律ですが、それが発動したときに日本の憲法が無効になり有事法にすべてが切り替わるものだと言っています。言われてみればその通りで、つまり有事法は憲法を超越した法律で、成立したこと自体が憲法違反と言えるでしょう。
 著者はアメリカ人で海兵隊にいたこともある(奨学金をもらったので軍隊に入ったそうです)そうで、アメリカの軍隊の実態をよく知っています。アメリカの戦争はいつもアメリカからはるか彼方でやっていますが、戦争はアメリカに帰ってくる。という言い方をしています。つまり、外国で人を殺した兵隊は帰ってきて普通の生活を送るのです。定期的にアメリカは戦争をしていますから、そういう人も定期的にアメリカに帰ってくるのです。日本もそうなってもいいのですか?とアメリカ人の著者は問いかけています。
(★★★★)

【電磁波被爆】 船瀬 俊介
 携帯電話をはじめとして、電気製品は電磁波を出しています。それらの危険性について書いてある本。著者は似たような本を何冊か出しているようですが、伝聞調の話が多く自分が足でかせいだという情報が少ないためややインパクトにかけ、トンデモ本的匂いもします(^^;それでも、私の知らないこともけっこう載っていましたので、勉強になりました。
 いくつか驚いた話がありました。満員電車の金属の箱の中で待機状態のたくさんの携帯電話があると中で反射し共鳴し実に危ない。リニアモーターカーはすごい電磁波を出す。万引き防止ゲートもごっつい電磁波を出している、など。今大騒ぎしているRFIDタグのゲートなんかもやばそうです(^^; 世の中、特に日本は細かい?ことには目をつぶって産業優先で突っ走りますから怖いですよね....。
 電磁波の強度にもやはり基準があるのですが、日本はダイオキシン同様ヨーロッパに比較すると200倍も差のある超甘基準です。人間がバタバタと死なない限り、こういう基準は放ったらかしなんですよね。
 しかし、ヨーロッパに関して見ても”携帯電話”がからんでくるため、やや及び腰です。本当に電磁波の危険性を直視するなら、今の携帯電話の私用形態。耳にペタッとあてて使うことはできなくなるのですから、形態電話のコンセプト自体を変えなければなりません。形態電話会社は強大な力を持っていますからこれをひっくり返すのは並大抵ではないでしょう。しかし、20年後ぐらいには今の方式の形態電話は無くなってるんではないですかね。
(★★★)

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コラムyokoze「ロードオブ11冠」

 作品賞、監督賞など主要部門をロードオブが独占してしまいました。一応3作の合わせ技での評価ということなんでしょうが、私はちょっと納得いかないです。しかし、こういうSFファンタジー作がアカデミー作品賞をとったというのは初めてではないだろうか。
 この作品は興行的にも全世界で大当たりのようではありますが。

 と言ってもこの映画は役者関連の賞は取っていません。主演男優はショーン・ペン、助演男優はティム・ロビンスという反戦コンビ。彼らは今まで賞とって不思議なかったのですが、反体制的な行動がアカデミー会員から煙たがられていたため?アカデミー賞とは縁がありませんでした。ちなみに、ティム・ロビンスは昨年はこれも反戦活動家の奥さんスーザン・サランドンとピースサインを掲げながらアカデミー授賞式に入場し、物議をかもしています。ペンはイラク戦争に抗議してイラク入りし、配役をおろされたなんてこともありました。そんな二人に賞をあげるとはアカデミー賞も心が広くなった!?二人がスピーチでいったい何を語ったのかも興味ありますね。
 日本のマスコミは渡辺謙がアカデミー賞か!と大騒ぎしていたようですが、ハリウッドでは新人と言える彼がそれほどアメリカでは評価の高くないラストサムライでノミネートされただけでめっけものだったのでは?渡辺謙はバットマン5に悪役で出演が決定したようですから、一発屋で終わらずこの後もハリウッド映画に出続けることができれば、そのうち順番がまわってくる可能性もあるかな?英語が上手にならないと難しいだろうけどね....。

 主演女優はシャリーズ・セロンで助演はレニー・ゼルヴィガーがまた受賞。


 ついでにつまんない映画のラズベリー賞ですが、下馬評通り、ベンアフとジェニロペの「ジッリ」が主要部門を独占。日本での公開はどうするのか(^^;?

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