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読書な毎日(75)

【なぜアメリカはこんなに戦争をするのか】 C・ダグラス・ラミス
 著者が様々な媒体に書いた政治関連の発言をまとめたもの。時期的に9.11テロの前後になるので、アメリカのイラク攻撃、アフガン攻撃。そして日本が有事法制やイラク特措法などの戦争法を成立させていったころなので、それ関連の話が多くなっています。独自の視点から論じていてなかなかおもしろい。例えば有事法というのは、武力攻撃事態という雰囲気を首相が感じたとき(^^;に発動する法律ですが、それが発動したときに日本の憲法が無効になり有事法にすべてが切り替わるものだと言っています。言われてみればその通りで、つまり有事法は憲法を超越した法律で、成立したこと自体が憲法違反と言えるでしょう。
 著者はアメリカ人で海兵隊にいたこともある(奨学金をもらったので軍隊に入ったそうです)そうで、アメリカの軍隊の実態をよく知っています。アメリカの戦争はいつもアメリカからはるか彼方でやっていますが、戦争はアメリカに帰ってくる。という言い方をしています。つまり、外国で人を殺した兵隊は帰ってきて普通の生活を送るのです。定期的にアメリカは戦争をしていますから、そういう人も定期的にアメリカに帰ってくるのです。日本もそうなってもいいのですか?とアメリカ人の著者は問いかけています。
(★★★★)

【電磁波被爆】 船瀬 俊介
 携帯電話をはじめとして、電気製品は電磁波を出しています。それらの危険性について書いてある本。著者は似たような本を何冊か出しているようですが、伝聞調の話が多く自分が足でかせいだという情報が少ないためややインパクトにかけ、トンデモ本的匂いもします(^^;それでも、私の知らないこともけっこう載っていましたので、勉強になりました。
 いくつか驚いた話がありました。満員電車の金属の箱の中で待機状態のたくさんの携帯電話があると中で反射し共鳴し実に危ない。リニアモーターカーはすごい電磁波を出す。万引き防止ゲートもごっつい電磁波を出している、など。今大騒ぎしているRFIDタグのゲートなんかもやばそうです(^^; 世の中、特に日本は細かい?ことには目をつぶって産業優先で突っ走りますから怖いですよね....。
 電磁波の強度にもやはり基準があるのですが、日本はダイオキシン同様ヨーロッパに比較すると200倍も差のある超甘基準です。人間がバタバタと死なない限り、こういう基準は放ったらかしなんですよね。
 しかし、ヨーロッパに関して見ても”携帯電話”がからんでくるため、やや及び腰です。本当に電磁波の危険性を直視するなら、今の携帯電話の私用形態。耳にペタッとあてて使うことはできなくなるのですから、形態電話のコンセプト自体を変えなければなりません。形態電話会社は強大な力を持っていますからこれをひっくり返すのは並大抵ではないでしょう。しかし、20年後ぐらいには今の方式の形態電話は無くなってるんではないですかね。
(★★★)

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