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新最近みた映画(32)

【ピンポン】 曽利 文彦
 窪塚洋介、ARATA。漫画の映画化だそうな。原作は見たことありません。主役は二人で一方が窪塚ですが、やや天然ボケ系のキャラ。彼の演技はけっこう評価高いようですが、私にはあまりいいと思えない(というか下手な部類と思う(^^;) この映画でも浮いてるような気がするのですが。
 この映画自体けっこう評判高く見に行こうかとも思っていたぐらいですが、やや期待はずれですね。卓球シーンもCGに頼りすぎな感じです。主役を窪塚じゃない方一人にした方がすっきりまとまった映画になったんじゃないかな。
(★★)

【陰陽師】 滝田 洋二郎
 野村萬斎、伊藤英明。平安の時代、怨霊に取り憑かれた上官を救うため、源博雅(伊藤英明)は陰陽師の阿倍晴明(野村萬斎)の元を訪れる。
 評判になりヒットした映画でしたが、期待はずれ。役者が生かされず、CGに頼りすぎでおどろどろしいだけ。テンポはまったりで眠くなってきます。せっかく野村萬斎使ってるのにもっとまともな映画はとれないのか?2の公開前にテレビでこの映画放映していましたが逆効果だったのでは(^^;(私はそれをみた)
(★★)

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読書な毎日(70)

【東電OL症候群】 佐野 眞一
 東電OL殺人事件の後日談。東電OLに興味を持った女性たち、容疑者となったネパール人、ゴビンダの逆転有罪、ゴビンダの審理に関わっていた判事の少女売春についての3本柱でのルポ。できれば、東電OL殺人事件を先に読んでおいた方がいいでしょう。
 この事件は一般的には殺された東電OLにばかり注目が集まっていますが、その裏では外国人差別や警察の強引な捜査。司法の横暴などが噴出しています。ゴビンダさんは一審無罪だったのが不当に拘留され続け異例のスピード判決で逆転有罪、無期懲役となります。この事件の犯人がいなくては困るので立場の弱いネパール人を犯人にしてしまったのです。佐野さんは”司法は死んだ”と言っていますが正にそんな感じです。ゴビンダの有罪判決を出した、高木裁判長はその判決をみやげ?のようにして引退。ゴビンダの不当拘留に関わった村木判事は少女売春でその後逮捕され、弾劾裁判にかけられます。東電OL事件がきっかけというわけでもないのでしょうが、司法の世界もメルトダウンしはじめていますね...。
 そして、つい先日の話ですが。最高裁で上告は棄却されゴビンダさんの無期懲役は確定しました。日本では逆転有罪などということが起こるのですが、一審で無罪なら検察側は控訴できないで確定するというのが世界の常識のようです。世界で死刑は廃止の方向に進んでいますが、昨年日本で死刑が30件も結審したそうです。恐ろしい国に私たちは住んでいるんですね(^^;
(★★★☆)

【カタロニア賛歌】 ジョージ・オーウェル
 この本はいろいろな出版社が出ているようですが、私が読んだのは岩波文庫から出たもの。スペイン旅行に行くからという理由で読み始めました。しかし、旅行までに終わらず旅行中も読んでいて帰ってからも読んでいました。
 本作は1936年に著者が参加したスペイン内戦について自分の目から見た様子を描いています。これも戦争の一つのかたちですが、戦争とは勇ましくもかっこいいものでもありません。ひもじくて汚くてけっこう退屈で、人権などどこにもなくなってたくさん人が死ぬものなのです。
 ジョージ・オーウェルと言えば後に1984年などのSFを書いた作家ですが、このような体験がベースにあったのですね。しかし若くしてこれだけの文章を残しているとはさすがに文才があったのでしょう。
 本作はケン・ローチ監督で「大地と自由」という映画になっています。見てみたいけど、ビデオ屋にはなさそう(^^;
(★★★☆)

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新最近みた映画(31)

【マイ・ビューティフル・ジョー】 スティーヴン・メトカルフ
 シャロン・ストーン, ビリー・コノリー。余命2ヶ月を宣告されたコノリーは旅に出る。競馬場で大穴を当てたコノリーを見て、ストーン(水商売のシングルマザー、子ども二人)が声をかける。
 一応感動作のつもりでつくってるのでしょうが、私は全く感動しませんでした。まず、ストーンがこの役ミスキャスト。彼女はお金持ちの婦人がヤクザの女しか合わないというのがよくわかります(^^; コノリーの雰囲気はデニーロ風なのですが、このキャラは悟りの境地にいってしまってるので面白みがない。というわけで総合すると退屈な映画に仕上がっています(^^;
(★☆)

【クロコダイル・ハンター ザ・ムービー】 ジョン・ステイントン
 スティーブ・アーウィン。ディスカバリーチャンネルで人気のアーウィンの番組の映画化。私は元の番組のことを知らないですが、人気のキャラなのだそうだ。彼を主人公にして、無理してストーリーをつくっている感じで違和感あり。ファンにとってはアーウィンが出ているだけで楽しいのでしょうが。
 この映画主演はもちろんのこと、ワニとの格闘のスタントまで彼がやっています。正に彼の独壇場なのです(^^; メイキングでそのあたり載ってますので、ファンならやはり必見なのでしょう。
(★★☆)

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新最近みた映画(30)

【キャッツ&ドックス】 ローレンス・グーターマン
 ジェフ・ゴールドブラム。猫と犬が実は人間の見えないところで勢力争いをしていた。ペットNO1の地位はおれたちだ!実写とCGを組み合わせた擬人化された犬猫がOO7やマトリックスのパロディをからめ飛びまわります。
 アイディア的には面白いのですが、それで終わっている感じです。今更フルCGの犬猫だけでは驚きません。もう少しなんとかならなかったのかね。90分弱の映画ですが、長く感じました(^^;
(★★)

【トゥームレイダー】 サイモン・ウエスト
 アンジェリーナ・ジョリー。ゲームパッケージの映画化。元ゲームは知らないけど、これもゾンビシューティングゲーム?バイオハザードはなかなかよくできた映画だったけど、こっちは駄目ですね(^^; アクションだめ、ストーリーだめ、キャラもだめ(^^; ジョリーファンなら見てもいいと思うけど続編つくる映画かね(^^;
 セットだけは金かけてる感じがするけど、敵がいったいなんだかもよくわからないし、けっこう冗長な映画。この映画がきっかけでジョリーはカンボジアに興味をもち、社会派として目覚め養子をもらったり国連大使になったりしてるから、そういう点では意味のある映画だったわけですが(^^;
(★☆)

【プリティ・プリンセス】 ゲーリー・マーシャル
 アン・ハサウェイ。普通の女子高生が実は某王国のプリンセスだったという、一昔前の少女漫画ちっくなストーリー。最初は眼鏡でボサボサヘアーだったハサウェイが見違えるようなプリンセスに!
 ハサウェイの宣伝映画みたいなもんで、とりたててどうということもなし。G・マーシャルは何本も映画撮ってますが、今更こんな映画とってて楽しいのかな?まあ、それなりに見てしまう映画ではあるけど。
(★★☆)

【突入せよ!「あさま山荘」事件】 原田 眞人
 役所広司。プロジェクトXで放映したあさま山荘事件が高視聴率だったことからこの映画は企画されました。私はこの事件について詳しいことは知らなかったのですが、こんな間抜け?な事件だったのですね。たてこもった5,6人の過激派相手に警察が大挙押し寄せて何もできずに膠着状態。連携とれず、内部でドタバタ。そのうち警察側にも犠牲が....。
 この映画、勇ましい警察の姿が描かれているかと思っていたのですがそうではありませんでした。けっこう地味な内容でヒットしたのが不思議です。役所広司が目立ちすぎですが、事実に忠実にはつくられているのではないでしょうか。赤軍派の人物像が全く描かれていないのがバランス悪いですが、このあたりは政治的な意味もあるのでしょう。
 小泉総理はこの映画みて興奮していたそうですが、どこが楽しかったのでしょう(^^;?
(★★☆)

【完全犯罪クラブ】 バーベット・シュローダー
 サンドラ・ブロック、ベン・チャップリン。女性の変死体が見つかり、容疑者が特定されるが自殺してしまう。この事件には不審な点が多く、捜査線上に二人の高校生が浮かび上がる。
 完全犯罪クラブというのは邦題で勝手につけたもので、完全犯罪と言うほどの緻密さはありません。ブロックとチャップリンは刑事のコンビです。この映画でブロックはプロデューサーまでやってることあるのかやや頑張りすぎ。一方のチャップリンは目だたなすぎ。高校生は二人はサイコなのか、普通なのか人物像がはっきりせず。なにはともあれバランスの良くない映画です。そもそもの犯罪の動機が変。いくらサイコでもおかしいんじゃない?とにかく期待はずれの映画でした。
(★☆)

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新最近みた映画(29)

【アメリカン・パイ】 ポール・ウェイツ
 ジェイソン・ビッグス、 クリス・クレイン。もてない童貞の高校生たちが、卒業までに目標?達成のちかいをする。さて、卒業までに彼らは...という青春?コメディ映画。出ているのは無名俳優ばかりですが、全米NO1となり、その後シリーズ化しています。日本ではこの手のアメリカ映画はまったくヒットしませんが(^^;
 もっとお下劣、おふざけの映画かと思っていたのですが、けっこう真面目でけなげな?高校生の姿が微笑ましい映画。それぞれの俳優も高校生にはあまり見えないけど(^^;それぞれ味があってよい。続編も見てみたいね。
(★★★☆)

【最’新’絶叫計画 】 キーナン・アイボリー・ウェイアンズ
 scary movie(邦題は最終絶叫計画)の続編。アメリカでは本作も全米NO1でしたが、日本では単館上映でした(^^;
 前作はお下劣といえど、それなりに面白かったのですが本作ははずしてますね(^^; ギャグの練りが足りない。公開すればNO1になる映画なんだからもうちょっと気合入れてつくってくれないと...。既に全米では3が公開され、これまたNO1(^^; 日本では公開されるのですかね?3もビデオが出たら見ようとは思うけど(^^;
(★★)

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コラムyokoze「時代はblog!?」

 blog(ブログ)という言葉の意味を知らない方もまだ多いかと思うのでまずは簡単に説明から。
 要は簡単に自分の書いた文章をインターネットに載せられる仕組みのことです。
 それなら今までホームページもあったし、インターネットの掲示板もあったではないか、と言う方もあるでしょう。まずホームページと違うのは、HTMLなどの書式を知らなくともページをつくれるということです。まあ、ホームページビルダーのようなツールを使えばHTMLなんか知らなくともいいのでしょうが、それだってツールの操作を覚えなければなりませんし、ツールが手元に無かった場合に何にもできない、という事態になってしまうかもしれません。HTMLがわからない人間にとって、ホームページは敷居が高い。わかってる人間でも、タグの入力は煩雑だったりするわけです。
 その点インターネット掲示板は手軽ですが、見た目がやはり掲示板。自由度も少ないし表示も美しくない。複数の人間が雑多に投稿し、情報交換するのが目的でつくられたものです。

 その点blogはライターの記事を投稿しやすく、美しく読みやすくすることを主眼としてつくられたものです。記事配信に特化されたシステムということなのです。つまり、私が今書いてる定型で定期的に配信する”コラム”のようなものには最適なわけです。

 blogと似たものというか原型と言えるものとして、コンテンツ・マネジメント・システム(CMS)というものがあります。こいつに私は永年かかわってきました。
 CMSとblogの違いは何かと言えば。CMSの方は複数の人間が記事配信することが前提でつくられていて、記事の作成から承認公開までのワークフローの機能があります。実際ニュースのサイトなどではこのシステムを使っています。blogは基本的に個人で使うことに特化されているので、このあたりの機能は省略されています。つまりblogはCMSの個人用システムと言ってもいいのかもしれません。

 blogというシステムはやはりアメリカから流行はじめました。といってもここ数年の話です。そして徐々に世界に広まり、ついに日本にも伝播してきたようです。私も入ってるniftyでもblogがはじまりました。私は早速このシステムを使うことに決めました(ニフティ会員は無料)。.....ということは、この”コラムyokoze”もそちらに移行するということです。掲示板(スズカコバン パティオ掲示板)の映画と読書の感想文もblogに移行します。このコラムはホームページの形で配信するのは今回で最後ということにします(今回のコラムの記事はblogの方にもクロスポストします)。便利な道具ができたら使うということです。
 そんなわけで今後はコラムyokozeも”よこぜログ”のほうでよろしく~

○コラムyokoze
http://homepage1.nifty.com/yokoze/poli/y_cl_top.htm

○nifty ココログ
http://www.cocolog-nifty.com/

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読書な毎日(69)

【スローライフ100のキーワード】 辻信一
 スローイズビューティフルの辻さんの最新作。スローライフをキーワードに100のことについて2、3ページづつ書いてあります。あまり詳しいことは書いていないので、スローライフへの導入の書と考えれば良いのではないでしょうか。出典についてはきちんと出ているので、興味のあるネタがあったら調べてみると良いでしょう。
 私もこの本で知った本を何冊か図書館で探して読んでいます。図書館にあまりない本が多いのではありますが(^^;
(★★★☆)

【劇画自民党総裁苦闘・田中角栄 SPコミックス】 さいとう たかを、戸川 猪佐武
 ゴルゴ13のさいとうたかをの漫画。私はさいとうたかをがこんな漫画を書いてるとは知らなかったのですが、田中角栄編だけでなくいろいろ書いているのですね。
 起こった出来事を忠実に書いてる感じで、やや面白みには欠ける感じがしますが歴史の勉強にはいいんじゃない?マスコミがあまり報道しない部分にも言及してあるところもけっこうあります。
 この時代の話は私が産まれる前のことなので、よく知らないことが多いのだけど、この時代から自民党は”改革・改革”と叫んでいたのですね(^^; そして、日本をどういう国したいというビジョンよりか派閥をいかに大きく強くするかというのが自民党であるというのが良くわかります。日本はいつまでこんなことやってるんでしょうね(^^;?
 本著に関しては田中角栄の一部分の時代で終わってしまいます。やや食い足りないけど、続きはあるのかな?
(★★★)

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読書な毎日(68)

 よこぜです。これからは掲示板ではなく、こっちに感想文かくことにしようかと思います。
 では試しに一発目!


【報道されなかったバグダッド】 山本 美香
 先日のイラク戦争中にバグダッドに滞在した女性ジャーナリストのレポート。あの戦争には2種類のジャーナリストがいました。アメリカに従軍して報道するもの。イラクに残って報道するもの。山本さんは後者です。アメリカや大手マスコミは前者です。後者側の視点からのイラク戦争レポートは思ったより少なく、また女性の視点も貴重です。皆、誰に遠慮して報道しないのでしょう.....。
 パレスチナホテルをアメリカ軍が砲撃し二人の記者が死にました。アメリカ軍はホテルの方から銃撃があったから応戦したと言いましたが、この本を読めばそれが嘘であるとわかります。山本さんは砲撃された部屋の隣にいて、そのときの様子が詳しく書いてあります。これはアメリカの言うことをきかない、ジャーナリストに対する威嚇攻撃だったのです。
 イラク軍はアメリカの最新兵器にとてもかなうものではありません。制空権もはじめからないのですし、局地戦をやれば100%負けが決まっています。それを仕掛けるアメリカという国はいったいなんなのでしょう?
(★★★★)

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