原発と私(11) 311後-3

 原発が爆発した3/12以降、日本はチェルノブイリから学ぶ段階に入ってしまったと私は認識した。広河さんの著書「原発被爆」を引っ張り出してチェルノブイリの汚染地図を見たところ東京はばっちり範囲に入っていた。ドイツの気象局のシミュレーションでは放射能雲が東京方面にも流れていた。あまりに恐ろしく信じがたかったがこれが事実だった。
 東京から子どもだけでも京都の親戚に避難することも検討したが、放射能汚染は長期化することが予想された。さすがに数ヶ月もお世話になるわけにはいかない。2/25にうまれたばかりのくたくた赤ちゃんとの避難生活よりは自宅で汚染と戦った方が負担が少ないだろうという結論に達した。
 外出は極力減らし、帽子にマスクをつけ、雨にあたらないように気をつけた。子どもたちも親の言うことを理解してくれた。原発の状況はどんどん悪化し、そろそろごまかしのつかない状況になっていた。しかし計画停電になりスーパーの棚からあらゆるモノが消え、人々の関心は原発より物資や食料の確保へと向いていた。TVではまともな情報が流れないのでTVはほとんど見ていなかった。twitterやUSTREAMが重要な情報源になった。
 東京にも放射性物質が降ってくるのだろうか?こんな私でも半信半疑だったが目に見えない放射能に対処するにはガイガーカウンタが必要だろうと思いネットで探したが既にこの時点で主なものは売りきれていた。オークションなどで出ている場合もあったが定価の数倍10万円以上はざらだった。ガイガーカウンタなんてどこ製がいいか全くわからなかったがいろいろ調べてるうちに目をつけたウクライナ製ecotest社のterra MKSー05の在庫が昨日まで品切れだったネットショッピングサイトで出ているのを見つけた。値段は55000円と当時としてはかなり良心的な価格。これは即決だ!ということで購入処理。思った通りこのサイトの在庫はその直後に売り切れになった。
 このガイガーはその後ひっぱりだこであちこちにかして、私らは一度も福島言ってないが20回ぐらいは福島入りしているだろう。ガイガーを手に入れたことにより私らも体感的にマイクロシーベルトの値がわかるようになった。近所に1マイクロ越えのホットスポットも見つけた。あんな遠くの福島から本当に飛んでくるものなんだ。爆発前とは違う東京になったことを認識した。
 エステーのエアカウンターなら今5000円で売っています。放射能をはかることは温度をはかるようなものです。何も特別なことはないのです。ちなみに今我が家はガイガー4台持ち。

 原発爆発からもう1年以上がすぎています。原発は全部止まりましたが、事実上の脱原発なだけで国はまだ脱原発方針をとっていません。原子力保安院も安全院も経産省も東電もそのままのカタチで存続しています。あれだけの事故が起こってもこの状況ですから、脱原発運動というのはとてつもなく強大な力と戦っていたんだなと感じています。
 利権の砦にいる人はそのままですが人々の意識は変わっています。今や原発を知らない人はいません。そしてあれが爆発すれば放射能が広範囲にふることも知っています。過半数を越えなくとも1/3の人々の意識が変わればひっくり返せるでしょう。原発がいらないと。
 相手の人数は少ないですが強大な利権をまだ握っているのでなかなか降参しません。この戦いはまだまだ続きます。粘り強く続け、第二第三の事故が起こる前に原発の息の根を止めよう。

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そろそろSSDに替え時か!?

 今までPCの記憶媒体の主流はHDDでした。これにとって替わりそうな勢いで最近伸びているのがSSD。SSDとはsolid state driveの略で半導体素子にデータを記録する記憶媒体。HDDのように回転部分がないので音はせず、衝撃や熱にも強い。読み書きも速い。今までは値段が高く容量が少なかったのでPCの部品として使われることは無かったが、この1年ぐらいで一気に価格が下がっています。
 SSDはノート用の2.5インチHDDと同じ大きさのものが主流でインターフェースもHDDと同じS-ATAに接続できます。使い方もほぼ同じ。フォーマットしてOS等をインストールすれば良い。
 私もそれほどSSDに意識無かったのですが、これだけ値段下がったらSSDを採用しない理由なし。しかし、SSDのは今まで知らなかったメーカーがたくさんあってとっつきづらいところがある。確かにHDDとは技術が全く異なるので、違うメーカーであっても不思議ではないが知らんメーカーが多い。というわけで簡単に調べてみました。

>OCZ
http://www.ocztechnology.com/jp/
・新興の米メーカー。値段が安め。品種が多くわかりづらい。

>crucial
http://www.crucial.com
・新興の米メーカー。評判よいようで値段も適当。

>intel
http://www.intel.com/jp/design/flash/nand/productinformation.htm
・説明不要のintel。SSDのトップブランド。値段は高め。

>Corsair
http://www.corsair.com/ssd.html
・米のメモリメーカー。評判よいようで値段も適当。

>CFD
http://www.cfd.co.jp/ssd/index.html
・メルコ系列の日本のメーカー。日本ではけっこう出回ってる。バッファローのブランドで売ってるのもOEMモデルのよう。

>SAMSUNG
http://japan.samsung.com/consumer/computersperipherals/ssd/ssd/
・説明不要のSAMSUNG。性能も価格も問題なさそうだがSSDではメジャーではない感じ。

>ADATA
http://www.adatausa.com/index_jp.html
・台湾の新興メーカ。安価で評判もよいようだ。

>Silicon Power
http://www.silicon-power.com/product/product_list.php?main=16&sub=28&currlang=sjis
・台湾の新興メモリメーカ。安価。同社のSDメモリも多く出回っている。

>PLEXTOR
http://www.goplextor.com/jp/
・日本のCDROMドライブメーカー。意外にもSSDで検討している模様。


 現状の主なところはこんなとこかな。
 SSDはまだまだ発展途上のようで、新しいモデルほど性能が良くなっている。現状はSSDのファームウェアは頻繁にアップデートされるもののようで、新製品は性能良いが安定性低い場合もあるよう。
 遊びで買っても惜しくない値段になってきたので、そろそろ適当なSSDを買って試してみようかな。

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読書な毎日(206)

【恋する原発】 高橋 源一郎
 フクシマで原発が爆発し、放射能で汚染されてしまった。復興応援のチャリティーAV(アダルトビデオ)をつくろう!
 高橋 源一郎の作品って一冊ぐらいは読んだことあると思うのだが、今ひとつ性に合わなず以来読んでみようと思ったこと無かったのですが、”原発”を前面に出した小説なので読んでみた。やはり性に合わないが、やたら印象に残る表現があり面白くはあった。どちらかと言えばAV業界ものだね。
 本作は今から数年後の日本を描いている。放射能汚染された福島を皆が日常にしてしまっている世界。監督は太平洋戦争経験者でその生き残り。AVつくって生計たてているが純粋にチャリティーもやりたいといつも考えている。AVとチャリティー、一見結びつきそうにない世界だが24時間テレビだって同じようなもんだよね。
 しかし、もっと強力なメッセージが欲しい気がする。この本の一番の強力なメッセージはたぶんタイトルと装丁なんだろうな。
(★★★)

【311を撮る】 森 達也、綿井 健陽、松林 要樹、安岡 卓治
 映画「311」の監督4人による手記。映画の方も見て感想文書き、本著は映画のあとに読みました。
 森達は震災後TVばかり見てうつっぽくなっていたそうだ。他の3人もTVにかじりついて津波の映像を見ていたのだそう。それに比較して私はほとんどTVを見ないでネットの情報とUSTばかり追っていたのを思い出しました。NHKはじめ、TVに御用学者が登場し原発に関して”大丈夫です!”と言ってるのを見た瞬間に”こいつらだめだ”と思いTVはほとんど見なかった。この期に及んでもウソをつきつづけるマスコミと御用学者に心底驚いた。だから津波映像もほとんど見ていません。この大事においても居直る東電への怒りと、かつて人類が経験したことないレベルの原発事故への恐怖が私を支配していて、失礼ながら津波はどこかへ吹っ飛んでいました。だからこの4人が感じた、原発事故や津浪被害に対する後ろめたさというのは感じなかったし、現地に行ってみたいとも思わなかった。なにしろ申し訳ないが汚染地帯ですから。しかし、この4人のように311を感じている日本人が大多数だったんでしょうね。
 映画はドキュメンタリーとしてもかなりの異色作と言えるでしょう。なにしろ、監督が4人も同じ場面でカメラを回している。それを編集して一本の映画にするというのは困難な作業だったろう。ちなみに編集したのは安岡氏。映画公開するまでにも紆余曲折があったそう。映画の宣伝コピーで賛否両論というのあったけど、本作を嫌う人はとことん嫌いなよう。何がダメかと言えば主演!?の森達に感情移入できるかどうかなのでしょうか!?私は賛の側です..ってわざわざ宣言するものでもないと思うが。それにしても311をテーマにした映画が少なすぎると思う。津浪映像を見すぎてもうみんな見たくなくなっちゃったのかな?日本にとっては911とかオウム事件に匹敵する大事件で、日本の転換点にもなる出来事で現在も進行中だというのに。311は終わってない。はじまりなんです。
 本著は4人それぞれのキャラクターがあってなかなか興味深かった。映画を見ていない人も一読おすすめします。映画ももちろん見てほしい。
(★★★☆)

【アッシュベイビー】 金原 ひとみ
 もう終わってしまいましたが東京新聞のコラムに金原さんが書いていました。その文章に興味持ち本著を読んだ次第です。久々にインパクトのある文章であり話だった。一応キャバ嬢の恋の話なんでしょうが普通じゃない!ぶっ飛びかたに遠慮がない感じで読んでいて楽しかった。
 金原さんはボケ慎太郎が選考委員だったときの芥川賞ですが、ボケ慎の数少ない功績ですね。彼にもよい小説がわかるんだ...ビジュアルだけで選んだのがまぐれのホームランだったのかもしれないが(^^;
 金原さんの作品はまた機会あったら読んでみたい。東京新聞にまたコラム書いてほしい。ちなみに金原さんは原発爆発で岡山に引っ越したそうだ。
(★★★★)

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ピアノ発表会


 4/22にうちのキッズがピアノ発表会で演奏したものをyoutubeにアップロードしてみた。今まで使っていたビデオカメラの調子がいまいち(バッテリを交換しても持ちが悪い)なので新しいビデオカメラeverio GZ-HM450を購入。今回はそれを使って撮った動画の初アップロードです。試しにHD画質にしたのだが、たった7分の尺だとういのにyoutube用動画のレンダリング(500MBオーバーのWMVファイル)に3時間もかかった。確かに画像はきれいなんだけど、こんなもんなの?こんなに時間かかるようでは実用的ではないなあ。

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保育園のくじびき入園に関しての再々質問

 保育園に4月から入れたことはここにも書きました。おかげさまで、1日の生活サイクルが超ラクになりました。2月あたりは仕事も忙しく雪降ったり寒かったりたいへんだった。ようやく、落ち着いて前回の回答への質問を書くことができました。クジ引きもなくなったし、いろいろ情報も引き出せましたので新宿区の質問もこれで終いとする予定です。

 前回の回答要旨がこれで、今回送った質問は以下です。

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 ご返事ありがとうございました。

 間があいてしまいましたが、1/23に返答いただいた”520号-2”の回答でまだ理解できない部分がいくつかありますので再質問させてください。
 今回で、本件に関しては最後としたいと思っていますのでよろしくお願いします。

 まず、うちの待機児童は4月から希望の弁天町保育園に入れることになり既に通っていることご連絡します。1歳枠はゼロだったのですが一緒にクジにはずれた子も入れました。1歳は2枠だったようです。
 また、くじびき抽選は取りやめていただけるとのことでした。当方の要望を聞いていただきありがとうございました。


<質問>
1)毎月の入所審査でも同一指数時の優先項目は摘要していないとのことでしたが、同じ点数の待機児童からどうやって選ぶのですか?たいてい1枠しかあきませんが同じ指数の人が何人もいる場合もあるでしょう。

2)平成15年より待機児童の解消を最重要課題として取り組んでいる。とのことですが増えた枠はほとんどが認証保育所。認可保育園は共産党の調べた資料によると平成14年度から平成22年度でたった172人しか増えていません。これで最重要課題として取り組んでいると言えますか?なぜ認証保育所ばかり増やして認可保育園が増やせないのでしょうか。

 今回認証保育所に通って、認可保育園との待遇の大きな差を感じました。せまい(すし詰め状態)、園庭なし、設備もなし、なのに金額は高い。普通の消費原理に従えば誰もこのサービスを買おうと思いません。つまり、みんな認可保育園に入れないから仕方なく認証保育所に入っているのです。認証保育所はあくまでテンポラリーの施設としか思えませんが、これだけ増やしてしまうと逆になくすことができなくなります。ここに入るのが普通になってしまうと子どもたちがかわいそうです。
 現状はその認証保育所でさえ足りない状況です。最重要課題として10年も取り組んでいるとは私には思えません。

3)待機児童は厚生労働省の定義に従っていて、認証保育所に入っているこども、転園希望者は含まれていない。けれど認証保育所に入っているうちの子は待機児童に該当とのことでした。うちの子は中野に認証保育所だから待機児童になったのでしょうか?
 また、現状区がホームページに出している情報からは厚生労働省定義の待機児童の人数がわからないという認識で良いでしょうか。もし、そうなら何故一般に言われている待機児童の定義の人数情報を出さないのですか?もし出していないなら待機児童の人数を毎月出してください。

4)今回我が家は4月ゼロ枠だったのに弁天町保育園に入れましたが、これは誰かが引っ越して枠が空いたのか、枠を増やしたのかどちらですか?

5)「認証保育所に入所前に保育料を払う必要はない。もし、そのような認証保育所があるなら指導する」とのことでしたが、相手は営利企業で入れ食い状態なので枠が空いていて応募があれば入れてしまうのが現実。お金を払わない人のために枠を空けて待っていてくれるなんてのは幻想でしょう。待っている期間の保育料を区で払うか区で枠を確保していただかなければこの状況は改善しないでしょう。
 現状は入れなかった人に関して”あとは自分で勝手に探してください”とまさに放ったらかし状態ですが、書類を整えて区に提出し入れているのだし、入れている人と同じ要件を満たしている人に関しては区で認証保育所でもいいから”あっせん枠”を確保するということができないのでしょうか?逆になんでこれができないのでしょうか?できない理由を教えてください。
 また、現状は認可に入れなかった子どもがいた場合に担当者がつくようですが、この担当者は何もやっていないように見えます。何のために存在し、何をしてくれる担当者なのでしょうか?


<要望>
1)入会金は保育料に含まれない準備経費と認識しているとのことでしたが、認可保育園に入れないで仕方なく認証に入っている人には補助すべきではないでしょうか。もし、一ヶ月で認可が空いて入れたとしてもこの入会金が帰ってくるわけではありません。選んで入ってるわけでもないのに払うのは納得がいきません。
 その他の金額についても入れた場合と入れなかった場合の金額の差について認識されていないようですので、我が家の場合をまとめてみます。

a)入会金
・認可 0円
・認証 20000円
差額=20000円

b)保育料月額
・認可2人目 14600円
・認証 68000円ー20000円(補助)=48000円
差額=33400円

c)土曜保育(月1回)
・認可 0円
・認証 6400円
差額=6400円

d)残業代
・認可 0円
・認証 20時間/月=40000円
差額=40000円


 土曜保育は月一回したとして(母親は土曜出勤。私も月に一回程度土曜出勤)。残業は待機児童以前は月20時間程度していましたのでその金額です。計算すると一ヶ月あたり、39800円の差が出ます。残業代を考慮すれば79800円。我が家が待機児童だった7ヶ月分に入会金を足すと298600円となりました(残業代を考慮すれば578600円)。これに加え、通勤時間は2つの保育園に行くため1日あたり30分長くなっています。我が家はクジに外れたことによって約30万円も出費が増えたのです。
 認可保育園に入れたか否かでこれだけ大きな差出るのですから、入会金と月額の差額ぐらいは払ってもいいのではないでしょうか。こうなっている原因は新宿区が十分な保育サービスを提供できていないからです。クジは廃止していただけるとのことでしたが、少なくとも入れている人と同じ点数の人には差額負担するべきでは。差額を負担していただいたとしても、入れた場合に比べ多くの負担がかかるのですから。

 今回も長くなりましたが、よろしくお願いします。

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読書な毎日(205)

【原発官僚】 七尾 和晃
 著者は原発ではなく経産省の前身の通産省時代から同省を取材しているジャーナリスト。従って経産官僚が何を考えて原発を増やしていったかというプロセスを知っている人物なのです。他の原発本にはない話が多くあり実に興味深かった。
 一言で言えば原発とは経産省の利権だった。大規模な公共事業であり継続性ある限り、あれが発電プラントだろうが原子力だろうがなんでも良かったのです。
 資源エネルギー庁は1973年のオイルショックを契機にできたエネルギー監督庁で経産省配下にあります。石油に頼りすぎていた日本のエネルギーを天然ガス、石炭、そして原子力に分散させた。通産省は内陸部にはテクノポリス、海岸線には原発とさながら国とりゲームのごとく全国に建設。通産官僚が大名のごとく地方都市に君臨した。これを足がかりに各県に経産省出身の知事や大臣が誕生していく。もともと経産省は政治に強い省ではなかったが原発で力をつけていったのだ。川口順子、太田房江、高橋はるみ、鈴木英敬など。現職知事を数えてみたら経産省系はなんと9人もいた。
 けれど、スリーマイル、チェルノブイリの事故などあり日本国内での原発建設は次第に難しくなっていく。通産省の存在意義自体が問われたこともあったが橋本行革で”経済産業”という存在意義のありそうな名前をゲットし引き続き資源エネルギー庁を配下にした。国内ではエネルギー需要が頭打ちとなりそもそも発電所が必要なくなってきた。原発の建設は海外へと目が向けられる。民主党への政権交代後むしろ輸出商品として原発は祭り上げられる。正に官民一体で海外に売り込む。原発バブルが頂点に達しようとしていたときに爆発したのが福島原発だった。日本のそして経産省の最有力輸出商品だった原発が吹き飛んだ瞬間だった。
 経産官僚もあの爆発を信じたくなかったが、彼らの変わり身は実に早い。自分らも共犯者だったはずなのに、”東電のせいで台無し”になったことにして既に他人事。彼らも、日本の原発が世界で売り物にならないことぐらいわかっている。逃げ足の早い官僚は次の利権に路線を変更していることだろう。
 とにかく日本は今の官僚制度を変えないことには変わらないだろう。電力会社を変えれば済む話でないし、政権交代しても変わらないことが今回のことでわかった。さて、どうするか言えば市民と政治家がタッグを組んで官僚制度を変えることだ。官僚は市民と政治家を対峙させて消耗させようとするが、その戦法にはまってはいけない。敵はヌエのような官僚だ。
 官僚も日本が成長しているときには本当にやらなければいけないことがたくさんあったのだろうが、日本は既に成熟社会になっている。けれど、官僚の発想は相変わらず。自省のことが最優先で利権を拡大し、既得権益はできるだけ手放さない。結果として不要な予算がドンドンつぎ込まれていく。彼らにとって必要不要は二の次で予算が減ることが悪なのだ。
 今回の原発事故でも新たな利権と見るとさまざまな省がとびついてくる。除染やがれき、復興支援、まさに化け物の類である。そんな官僚の中からも古賀茂明氏のような仮面ライダーも登場している。そこを突破口にショッカー軍団をやっつけないと日本は官僚帝国になってしまうことだろう。増税しても全部官僚が持っていくだけ。官僚を養うのが日本の目的になってしまうのだ。
 とにかく、本著も読んでおくべき本だ。
(★★★★)

【ナニカアル】 桐野 夏生
 ボルネオ旅行の予習ということで検索にひっかかったので読んだ本。ボルネオと言っても南の方だったので私らが旅行したところでは無かったですが。林芙美子という実在する女流作家を描いた作品。桐野作品はOUTと二冊しか読んでませんが、能力のあるすごい作家だね。
 林芙美子は名前は知っていて新宿にも記念館あるだが作品も作風も知らず。戦前から活躍していた女流作家で、戦時中は戦意高揚レポートの類を戦地に渡って書いていたのだった。ここから先は本著の物語部分も含みますが本音は戦争万歳ってわけではない。しかし、戦時下ではある意味書かざるを得ないのです。そういう重苦しい戦時下の雰囲気が本作からは伝わってきます。
 林は結婚はしていたが子どもはいなかった。夫は嫌いなわけではないが、林には編集者の愛人がいた。戦地で彼と密会するのが楽しみだった。戦争に翻弄されながら危険な恋に飛び込んでいく。正に映画のようだ。昔が舞台ですが、まったく古さを感じさせず瑞々しいリアルな登場人物が物語を引っ張っていく。
 ラブとサスペンスな物語ですが、一言で言えば反戦の小説です。戦争ってのは大いなる無駄。資源面で見ても、人間活動の面においても。
 映画や連ドラの素材として適した作品ですが、今や日本にはこれを映像化するパワーはないかな。
(★★★★☆)

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原発震災から1年のロイター記事にみおさんらの写真掲載

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 先週末にロイター記者から@saikoms1221が取材を受けてコメントは載らなかったのですが、うちのキッズの写真4枚が記事になりました。原発震災後の日本政府と官僚の対応のまずさを指摘し、一部市民や企業が動きだしている様子を記事にしています。岩上チャンネルや松本哉さんのコメントなども載っています。写真は信用をすっかり失った政府などあてにせずに自分たちでガイガーカウンタ購入し身の回りの放射線をチェックしたり食材を選び、子どもや家族を守っている様です。
 この記事はロイター本サイト用の英語記事で、日本のサイトにも転載されていますが英語のまま。日本人には読んで欲しくないのかな?

Insight: Japan missed tsunami wake-up call for change

ロイター本家
http://www.reuters.com/article/2012/03/07/us-japan-tsunami-change-idUSTRE82603W20120307

日本ロイター
http://jp.reuters.com/article/topNews/idUSTRE82603W20120307?sp=true

yahooニュースへの転載
http://news.yahoo.com/insight-japan-missed-tsunami-wake-call-change-010739413.html

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くじびき保育園再質問の回答

 年末に送った再質問状が1/23には届いていたのですが、私自身がその頃から超忙しい状態になりツイッターの方には書いたのですがブログにまとめるのに時間かかってしまいました。こんなに忙しい要因の1つが我が家に待機児童がいるからでもありますが。
 その前に、4月からうちの待機赤ちゃんが兄と同じ保育園に入れることになりました!(一緒にくじにはずれた兄弟のあるもう一家族も入れた)4月入園の1才募集枠は0だったはずなのですがね!?

 まず、年末に出した質問がこれ

 その回答要旨は以下になります。

・回答が遅れた理由は、担当が改善できる点は改善しようと一定時間をかけて検討していたため。前回のように回答が大幅に遅れる場合はメールなどで個別に連絡するように改善した。
→その割に前回の回答はゼロ回答に近かったのですが、その後検討した結果「抽選による入所決定」を取り止めると今回の回答には明記してありました!みんなが納得いかなかったペットボトルのフタでの抽選がなんとなくなったのです!

・9月入所予約で今までは同一指数時の優先項目はすべて摘要していない。
→つまり4月にはある兄弟優先、待機日数による優先などすべてなく、フルタイムなら同一指数でくじびきだったということ。

・毎月の入所審査でも同一指数時の優先項目は摘要していない
→それではいったいどうやって引越しなどで空いた枠に入れる人を決めているのだろう?毎月くじびきはやっていないぞ。

・きょうだい在園を優先しない理由はすべての保育園で入所予約が実施できないから。もし行った場合は4月の枠を大幅に減らさなければならない。
→前回の回答とほぼ同じ。4月と9月の条件が違うことがおかしいと言ってるのにそれには回答していない。

・同一指数でのくじびきは公平と考えて実施していたが、検討した結果くじ引きは取り止める。
→やった!はじめての成果だ!

・入所予約を実施している区が5区でそのうち3区がくじ引きしているので、くじびきは特殊な選考方法とは考えていないが検討した結果くじびきは取り止める
→お役所的なもってまわった回答だが、くじびきの問題点は理解してくれたようだ。

・認証保育所に入所前に保育料を払う必要はない。もし、そのような認証保育所があるなら指導する。
→そうは言っても相手は営利企業で入れ食い状態なので枠が空いていて応募があれば入れてしまうのが現実。現実を理解しようとしないお役所の姿。お役所が待ってる間の保育料払ってくれるなら認証保育所は待ってくれるだろうが。

・入会金は保育料に含まれない準備経費と認識している。ご理解願いたい。
→だから何?実際にお金は出ていくのだ。しかも2万円以上も!公立の保育園には入会金なんてない。まったく理解できない。

・認証保育所の金額が高いとの指摘あるが厳正に審査し指導している
→金額高いのでは?という質問に回答していない

・新宿区では中山区長の就任した平成15年より待機児童の解消を最重要課題として取り組んでいる。様々な手を尽くし平成23年度までに1390人の受入枠拡大をした。就学前人口に対する区内保育サービス定員の割合は23区内でトップクラス。しかし、それでも足りていないことは認識していて更なる待機児童の解消に取り組んでいきたい。
→増えた枠はほとんどが認証保育所。認可保育園は共産党の調べた資料によると平成14年度から平成22年度でたった172人しか増えていない。その認可保育園も民営が増えている。これで最重要課題として取り組んでいると言えるのか?

・待機児童は厚生労働省の定義に従っていて、認証保育所に入っているこども、転園希望者は含まれていない。うちの子は待機児童に該当。
→2001年以前の旧定義では認証保育所に入りながら認可保育園の入園を希望するものも待機児童に入っていたが現在の新定義では含まれない。なので、うちの子も入っていないのでは?と思って聞いたら入ってると言う。つまり、区外の認証保育所なら待機児童になるのか?この件は再質問してみる。ちなみに共産党の資料によると新宿区の2011年4月の待機児童は92人(旧定義だと223人)。これぐらいの数がなんとかできないのだろうか?

・緊急性の高い児童とは児童相談所からの相談があった場合、指数が大変高い場合が該当。基準を遵守したうえで定員以上を受け入れる場合もある。
→児童相談所とは児童虐待のことを指しているそうだ。指数が大変高いというのは、満点のうちら以上ということだろうから母子家庭などのことだろう。例年弁天町保育園1才児は3枠ぐらいはある(規模からすると5枠ぐらいあっていいはずだが)のだが今年はゼロだった。ということはそういう子どもが3家庭もあったということ?信じがたい話だ。ゼロ枠でうちらが入れたのはこんな質問状送ったりと面倒な親なので緊急性の高い児童に昇格していたりして(^^;

・1才児の募集枠がゼロになってしまったのはやむを得ない理由で0才児を多く受け入れた結果で不手際でない。
→区としてはこういう回答になるのだろうが、そんなにやむ得ない子どもがたくさんいたのか!?信じられない。

・ゆったりーのは前回回答した通り必要な施設でなくすつもりない。
→何度聞いてもこう答えるのだろう。牛込地区は最も待機児童の多い区域だからこれを保育園に戻すのが最も即効性が高いのだが。一度はじめた事業はやめられないのがお役所だからね。

・2月、3月うまれの子どもは5月、6月入所の申し込みを受け付けている。今後2月、3月うまれの子どもへの配慮も検討したい。
→生まれる月は選べないのだからなんとかしてほしいけどね。

 だいたいこんなところです。今回の質問の成果としては。くじびきがなくなったこと。入所予約制度の改善について検討すること。質問に対する回答に遅れるときは連絡もらえるようになったこと。一応、労力かけただけのことあった。そして、この質問の結果ではないのだろうがうちの子は4月から入れることになった。しかし、この半年は職場にも迷惑かかったしさすがに大変だったよ。
 こんな苦労は誰にも味わってほしくないので、もう一回ダメオシ質問状を送って、この件に関してはしめたいと思っています。

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新最近みた映画(119)

【はだしのゲンが見たヒロシマ】 石田優子
 はだしのゲンの原作者の中沢啓治が自身の被曝体験を語ったドキュメンタリー。中沢氏は当時小学1年生だったそうです。はだしのゲン自体が彼の体験に基づいて描かれていたことがわかります。原爆により彼の弟と姉、そして父親は家の下敷きとなり焼死。奇跡的に助かった母親のお腹には子どもがいましたが、子どもは生まれて数ヶ月で死んでしまう。母親は被曝の影響で健康がすぐれず若くして死んでしまう。著者自身もたまたまコンクリート塀の影にいて助かっただけで彼と話していた友人のお母さんは爆風で即死。爆弾を投下したB29を著者は見たそうですがそのとき不思議なことに空襲警報は鳴らなかったという証言もしています。
 さすが漫画家が語るだけありその表現力は、すさまじい。ひさびさに頭がクラクラする映画でした。爆発直後もたいへんでしたが、その後のくらしもずっと大変。住む場所もなくなり差別もあったそう。また、お父さんが戦争に反対していたがため特高警察に連行され1年後にボロボロになって帰ってきたというエピソードも。あらためて原爆の非人道性と戦争のむごさを感じました。
 はだしのゲンは私も小学生のとき読みましたが忘れようのない漫画です。もし読んでない人がいたら読んで欲しい。そしてこのドキュメンタリーも是非見てほしい。中沢氏の貴重な証言は歴史に残り語り継がれることでしょう。
(★★★★☆)

【放射性廃棄物 終わらない悪夢】 エリック・ゲレ
 2009年製作の仏ドキュメンタリー。高速増殖炉のあるフランスのラ・アーグ、核兵器の製造施設のあるアメリカのハンフォード、核施設が爆発(ウラル核惨事)したロシアのチェリャビンスクなどを巡ります。驚いたことに核廃棄物を規制する国際法はつい最近まで無かったそうだ。それをいいことに知らんぷりして捨てていた。これはやはり核兵器製造国の理論なのでしょう。
 ウラル核惨事が起こったのは1957年でしたが、ソ連はずっとこれを国内外で隠していた。明らかになったのはなんと20年後!汚染は広がり、健康被害も広がっていた。一帯は今もかなり高い線量のまま。今この施設は原発などの廃棄物処分場になってるそうだ。フクシマの未来を見てるようだ...。ハンフォードも似たようなもので、爆発はしていないものの。核の廃液が川や地下にしみだし、大気に飛散し付近の人に健康被害を及ぼしている。ラ・アーグも同様。フクシマ並にひどいところが世界にはたくさんあるんだと感心してしまった。つまり、核エネルギーは発電にも兵器にも使ってはいけないということだ。
 中国やインドでも今原発をじゃんじゃんつくっています。そのうちこれらも事故を起こすことでしょう。既に起きているのに隠しているかもしれません。日本もこれほど手痛い目にあったというのに、まだ外国に原発を売ろうとしている人たちがいます。正気とは思えない。
 核廃絶とは核兵器だけでなく原発も含めなければいけないでしょう。そうしないことには核の汚染はなくならない。カネと命をてんびんにかけているのが核エネルギーってことだ。いい加減気がつこうよ!
(★★★★)

【未来の食卓】 ジャン=ポール・ジョー
 南フランスのバルジャック村の1年を追ったドキュメンタリー。村長は学校給食と高齢者の宅配給食をオーガニックにするという試みをする。オーガニックとは農薬や化学肥料を使わない栽培方法でつくられた野菜のことです。この給食の試みが子どもから親にも広がっていくという流れになっています。
 映像きれい、子どもかわいい、食べ物おいしそうです。BGVとしてもいい感じですね。ただちょっと心配だったのはこれを引っ張った村長がいなくなった後もこれが続いていて今も継続してるのかということ。人は易きに流れやすいので、信念を持ってやっていないといつの間にか戻ってるなんてことが多いからね。
 本作は原発爆発後に見ました。今や日本ではオーガニックも重要だけど、ベクレルフリーも重要な食生活になってしまいました。本当に余計なことしてくれたよな東電と経産省!
 ちなみに同監督は次作の「セヴァンの地球のなおし方 」のプロモーションのために爆発後の日本に訪れ、原発のドキュメンタリーを撮りたいと言っていたようです。もちろん脱原発です!
(★★★☆)

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東京都の住民投票条例について訂正

東京都の住民投票条例について私も混同していた。住民投票に関しては”東電管内の原発再稼働”の○×でした。
下記条例案7条2項。

http://kokumintohyo.com/wp-content/uploads/tokyo_joureiank.pdf

住民投票条例と国民投票についてはしっかり分けて議論しないといけないね。

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